長崎カステラ論争。おいしいのはどれ？長崎三大カステラに迫る！

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長崎のお菓子と言えば、しっとりあま～いカステラですよね！長崎にはいろんなカステラメーカーがあり、地元民の間でもどの味が美味しいか論争が繰り広げられています。その中でも、今回は「長崎三大カステラ」と言われる3つのカステラ+皇室御用達のカステラをご紹介します。

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知名度の高さでいえば、一番はやはり文明堂でしょう。全国各地に店舗があり、またある程度の世代の方なら「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」というCMソングをご存知かもしれません。
余談ですが、「電話は二番」というフレーズは電話交換手がいたころ（昭和50年代以前）の名残だそうです。まず電話交換手を呼び出してから交換手に「赤坂局の2番」と伝えると、文明堂につないでもらうことができました。

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国産もち米だけで作った水あめと濃厚な南蛮卵を使用し、どなたでも食べやすい軽快な味に仕上がっています。底面には、長崎カステラの特徴であるザラメが入っています。
スタンダードなカステラだけでなく、カステラの生地を三笠山（どら焼き）の皮で巻いた「カステラ巻き」もおすすめです。

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龍馬ファン・幕末ファンの方にぜひ試してもらいたいのが、こちらの「海援隊カステラ」。海援隊の日記に記されたレシピが忠実に再現されており、しっとり感はやや低いものの卵の風味が際立つ素朴な味に仕上がっています。

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特に地元民からの人気が高いのが、こちらの福砂屋です。カステラ御三家のなかではもっとも歴史が古く（寛永元年創業）。歴史を感じさせるたたずまいが印象的です。

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特に人気の高い特製五三焼カステラはしっとり感が強く、やや重めの食感です。底のザラメも多めで、甘いもの好きな方なら特にハマるかもしれません。
なお、五三焼の名前の由来は「五三桐にちなんだ」、「卵黄と卵白の比率が5：3」など諸説あるそうです。卵黄を多めにすることで、普通のカステラよりコクがアップしているんですね。

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ココア味の生地にくるみとレーズンをトッピングした「オランダケーキ」も人気です。レンジで軽くあたためると、ココアの香りがより引き立つそうです。

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江戸中期より300年以上続く、老舗の和菓子店です。カステラの故郷であるポルトガルから菓子職人が来訪し、松翁軒のカステラ作りを学ばれたこともあるとか…
テイクアウトだけでなく、2階のカステラ喫茶「セヴィリア」でのイートインも可能です。

出典：ゆきおとこ28号さんの投稿

洋風のおしゃれなパッケージを開けると、ザラメやや少なめのしっとりしたカステラが現れます。また、チョコレート味カステラの元祖ともいうべき「チョコラーテ（左）」も人気です。チョコの味が主張しすぎず、日本茶にもよく合うさっぱりめの味わいです。

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季節の味のあんをカステラ生地でサンドした「和風カステラ」シリーズも好評です。画像は栗入りつぶあんを使った「栗豊穣」、他にも桜あん入りの「花篝」・柿あん入りの「木守り柿」・芋あん入りの「郁八里」があります。

出典：fumitakaさんの投稿

昭和60年創業と歴史がやや浅く「三大カステラ」でこそないものの、皇室御用達の格式高いカステラ屋さんです。店舗は眼鏡橋のふもとに1軒あるのみですが、近隣のホテルスタッフ・タクシードライバーの間でも有名なお店なので初めてでもすぐ行けるでしょう。

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悠仁親王のご誕生お祝いとして謹製された五三焼「天地悠々」です。ザラメはやや少なめで甘さが主張しすぎず、スイーツが苦手な人でも食べやすい上品な味わいです。（2019年まで販売）