桃太郎発祥の地・岡山。観光で行きたいおすすめスポット10選

日本古来の昔話である「桃太郎」発祥の地としても馴染みの深い岡山県は、中国地方の南東に位置し、豊かな自然と深い歴史を内包していることで知られています。多くの観光スポットが存在していますので、一年を通して様々な楽しみ方を満喫することができるでしょう。そんな魅力にあふれた観光大国、岡山県に足を運んでみませんか？

岡山に訪れるならば、ぜひ周りたい観光地を厳選して10スポットまとめてみました！それでは早速ごらんください♪

現代より300余年ほど前、岡山藩二代目の藩主であった「池田綱政(いけだつなまさ)」がプライベートな癒しの場として造ったという庭園です。茨城県水戸市の「偕楽園」石川県金沢市の「兼六園」と並ぶ日本三名園の一つとして知られており、四季折々に雰囲気を変えるその美しさから多くの人気を集めています。広々とした園内をゆったりと見て周れば、日ごろの疲れも癒されるはず。園内には水辺が豊富に用意されており、鯉などの生き物の姿が見られます。水鳥の飛来などもあり訪れる人の目を楽しませてくれますよ。

岡山名物きびだんごや芳しい香りが立ち上るお抹茶を召し上がれ♪あたたかい季節には、冷たいソフトクリームを味わうのもオススメです。

時の大大名であった宇喜多秀家が豊臣秀吉の命によって建造したと言われる「岡山城」。美しい黒塗りの壁が特徴的です。その威厳のある姿にきっと目を奪われるはず。残念ながら天守閣は50年ほど前に消失してしまっていますが、当時の姿が復元されていますので、実際に昇ってその雄大な景色を堪能しましょう。敷地内においては、ボランティアスタッフの人が岡山城について説明してくれるサービスを受けることも可能です。

古代日本における皇族の一人であった大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)を神とする「大吉備津彦大神」が主祭神として祀られる大社です。夏至の日には神社正面に造られた鳥居から朝日が差し込む構造となっており、祭文殿に設けられた鏡に反射。そこから「朝日の宮」という別名を持つことでも知られているそうです。学業成就の願をかけることも多いようで、受験シーズンには多くの人々が訪れます。境内には季節ごとに様々な花が咲きほころびますので、ゆるりと漫ろ歩きを楽しむのもオススメ。

幕末から明治にかけて造られた建造物が立ち並ぶ「吹屋ふるさと村」では、懐かしくもどこか新しい風景を見ることができます。かつてベンガラの一大産地として知られていたこの地に、時の旦那衆と島根から召喚された宮大工が、統一感を持った街並みを造り上げたのです。特産である赤茶色のベンガラ漆喰壁と石州瓦の赤銅色が織り成すコントラストは大変見事。

ホワイトライオンなど珍しい動物も飼育するアットホームな雰囲気の動物園。2016年現在、園内では110種類ほどの生き物に出会うことができるそうですよ！えさやりなどのイベントも豊富に用意されていますので、時間があればぜひ立ち寄りたいところです。シーズンによっては、夜の動物たちの様子を見ることができるナイトズーやクリスマスの限定パレードなども開催されますので、それを目掛けてみるのも楽しそう。

国内で最も長寿と言われるウォンバッドの夫婦も見ることができます。

モダンな洋風建築が立ち並ぶ「倉敷美観地区」は、かつて江戸の世に「天領」として栄えた土地でした。（天領とは、江戸幕府による直轄領のこと）商取引される品物を保管するために造られた白壁の土蔵や鎖柄のなまこ壁など、当時の面影をそのままに感じることができます。美観地区内には、飲食店や陶器などのギャラリーも多く存在しますので、ぶらりと散策を楽しんで。

江戸の名残をそのままに残す天守閣を現存する城は、2016年現在わずか12城と大変少なくなっています。「備中松山城」は、その貴重な城のうちの一つ。小松山の山頂に堂々とそびえる姿は大変美しく荘厳です。二重櫓なども保存されていますので、歴史的価値は非常に大きなものであると言えるでしょう。城マニアならずとも一度は見ておきたいスポットです。

愛らしいジャージー牛が放牧された観光牧場。蒜山高原(ひるぜんこうげん)の美しい景色を一望できますので、晴れた日に訪れれば抜群のロケーションを楽しむことができるでしょう。乳搾りなどの体験もありますのでファミリーで遊びに行くにも適しています。併設のレストランでは、濃厚でクリーミーなチーズフォンデュなども味わえます。見渡す限りの自然とグルメを思いっきり楽しみましょう！

かつての都として栄えた大和と出雲とを結ぶ官道であった「出雲街道」。江戸時代には参勤交代の際に使われたことでも知られています。「勝山町並み保存地区」は、その中心として栄えた街並みを今も見ることができる貴重なスポット。江戸の世を垣間見ることのできる「武家屋敷館」や時の城主であった三浦家に関する展示などを行なう「勝山郷土資料館」もありますので、ゆっくりと周れます。

牛窓海水浴場のほど近くにある363段の長い階段を上ると、凛とした空気の漂う本殿に到着。海に囲まれた雄大な景色を眺めながら、ゆったりと歩を進めましょう。本殿には、牛窓の地を古来から見守ってきた土地神様が祀られています。家内安全や交通安全を祈願する人が多いそうですよ。神社の裏手には駐車場も用意されていますので、長い階段を上ることができない場合にはこちらを利用することがオススメです。

旅の楽しみと言えば、食の要素も欠かすことはできません。岡山にはブドウや桃といった果実類から新鮮なサッパ（ニシン科）というお魚を酢漬けにしたままかり、岡山県日生で採れる牡蠣を贅沢にお好み焼きに入れるカキオコなど、実に多くの名物が存在しています。「岡山の味」を堪能しましょう！

瀬戸内海で採れる新鮮な魚料理を味わえるお店。先ほど触れた郷土料理のままかりはもちろん、様々な旬の素材を堪能することができます。おおよそ180年前に造られたと言う米蔵を再利用しているという店内は、こぢんまりとしてとても落ち着いた雰囲気。老若男女誰にでも好まれるムード満点なお店です。地酒なども取り揃えられていますので、ちょっとお酒をたしなみたい…というときにも打ってつけ。

備前市日生地区の名物である「カキオコ」を食べられるお店。お好み焼きに新鮮な牡蠣を加えて食べるなんて、生産地だからこその贅沢な食べ方ですよね！「お好み焼き もり」で提供されるカキオコは、大きな牡蠣がゴロゴロ入ってとっても美味しいと評判。ぜひ一度味わっておきたいですね。プリッとした食感と香ばしいソースの風味はベストマッチの味わいです！

岡山県のオススメ観光名所にぜひ遊びに行ってみたくなりますね！美味しいグルメと合わせて、大満足の旅にしましょう。