読書をしながら食事や宿泊もできる！？都内のおしゃれな本屋7選

まずご紹介するのは、渋谷駅から徒歩7分ほどの道玄坂沿いにある「森の図書室」です。こちらは約1万冊もの本を読んだり借りたりすることができる図書館なのですが、同時に料理やドリンクを提供するカフェでもあります。お酒を飲みながら本を読んで、お腹が空いたらご飯を食べて、気になる本があれば借りることもできる…そんな贅沢すぎる場所なんです！

普通の図書館ではおしゃべりも飲食もできませんが、森の図書室なら全てOK。本好きの友人同士で訪れて、本の感想を語り合うのも良いですよね。また店内は間接照明で照らされたおしゃれな空間となっているので、デートにもぴったりです。

森の図書室には、本に出てくる料理を再現した面白いメニューも多数あります。例えばこちらは、『西の魔女が死んだ』に登場する「パパの好きなキッシュ」。そのほかにも『ぐりとぐら』の「カステラ」や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の「セロリと牛肉の煮物」などさまざまなメニューがありますので、お好みのものを探してみてくださいね。

次にご紹介するのは、旅行代理店のHISとブックディレクターの幅允孝氏、そして猿田彦珈琲がコラボして生まれた、「H.I.S. 旅と本と珈琲と Omotesando」です。表参道駅から徒歩2分の場所にあり、ガラス張りのスタイリッシュな外観が印象的です。

店内には、旅をテーマにした約1,500冊の本が並んでいます。旅行ガイドブックだけでなく、世界各国の文化や食などを紹介する本もありますよ。旅行前の下調べで利用するのはもちろん、特に旅行の予定がなくてもぜひ訪れてみたくなりますよね。さらに店内には世界15ヶ国以上を旅してきた旅行コンシェルジュもいますので、本だけでなく対面での旅の相談の可能です。

そしてもうひとつ注目しておきたいのが、近年大人気の猿田彦珈琲です。始まりは恵比寿の小さなコーヒーショップでしたが、最近では缶コーヒーの「ジョージア ヨーロピアン」とコラボし、店舗数もかなり増えてきています。そんな猿田彦珈琲のおいしいコーヒーを味わいながら、ゆっくりと読書を楽しんでくださいね。

続いてご紹介するのは、新宿三丁目駅から徒歩3分の場所にある「ブルックリンパーラー」です。その名の通りニューヨークのブルックリンをイメージしたカフェなのですが、壁一面が約2,500冊もの本で埋め尽くされています！シックでおしゃれな空間で、好きな本と料理、お酒などを楽しむことができますよ。

純文学から漫画まで本のバリエーションが非常に豊富なので、何時間でも飽きずに過ごすことができます。またこのカフェはジャズクラブ「ブルーノート東京」を運営しているブルーノート・ジャパンがプロデュースしているため、店内のBGMにもこだわりが満載。本・音楽・食という3つの要素が融合した、居心地の良い空間です。

ブルックリンパーラーのメニューは、ハンバーガーやフレンチフライなどのアメリカンな料理がメイン。またお酒のメニューも非常に充実しているので、バー感覚で利用することもできますよ。

神楽坂駅のすぐそばにある「本のにほひのしない本屋 神楽坂モノガタリ」は、カフェと書籍販売を行うお店です。選書や運営には、フリーランス書店員の「久禮（くれ）書店(久禮亮太さん)」が携わっています。おしゃれでスタイリッシュな雰囲気で、本屋とは思えないですよね。

店内には40席ほどの客席があり、書籍に関しては約3,000冊の販売在庫があります。もちろん、本を購入せずに店内で読むこともできますよ。明るくゆったりとした空間なので、じっくりと読書を楽しめそうですよね。

神楽坂モノガタリには、コーヒーや紅茶、ケーキなどのカフェメニューのほか、ビーフシチューや五目おこわのおにぎりなどの食事メニューもあります。本を読みながら食事もしっかりと食べられるのが嬉しいですね。

神楽坂駅のすぐそばには、「かもめブックス」という本屋もあります。こちらは本の校正・校閲を行う「鴎来堂（おうらいどう）」が運営している書店で、カフェやギャラリーも併設しています。爽やかな水色と黄色の看板がかわいらしいですよね。

本棚には雑誌や実用書、小説など、さまざまなジャンルの本が並んでいます。本を作るプロたちが手掛ける書店ですので、ほかのお店ではなかなか見かけない珍しい本も見つかりますよ。

かもめブックスに併設されているのは、「WEEKENDERS COFFEE All Right(ウィークエンダーズコーヒー オール ライト)」というカフェ。京都の自家焙煎専門店である「WEEKENDERS COFFEE」の豆を使用した、おいしいコーヒーを味わうことができます。そのほか、トーストにプリンを塗って食べる「神楽坂プリントースト」も大人気です。

池袋にある「BOOK AND BED TOKYO」は、「泊まれる本屋」をコンセプトにした新しいスタイルの宿泊施設です。本屋とカフェのコラボは最近増えてきていますが、本屋とホテルを組み合わせるというのは、かなり珍しいですよね。

館内は本棚の奥に客室がある、面白い構造になっています。本に囲まれて眠りたい！という本好きの方には、まさにたまらない施設なのではないでしょうか。そのほか、より落ち着いた環境で眠れる客室のみのエリアや、友人と話しながらくつろげるソファなどもあります。また、宿泊をしないデイタイム利用も可能なので、漫画喫茶感覚で気軽に訪れてみるのもおすすめですよ。

最後にご紹介するのは、荻窪駅から徒歩10分ほどの場所にある「本屋 Title」です。1階が本屋とカフェ、2階がギャラリーとなっています。しかし今どきの「ブックカフェ」というよりも、昔ながらの「本屋さん」といった印象が強いお店です。入口付近で本の販売を行い、店の奥でひっそりとカフェ営業をしています。

本屋の奥にあるカフェエリアは8席ほどの小さな空間ですが、メニューの種類はかなり豊富です。コーヒー、紅茶、ジュース、アルコールのほか、フレンチトーストやアップルパイ、さらにはフィンランドの伝統料理であるカレリアンパイなども提供しています。

本屋 Titleではきれいな状態の本をお客さんに購入してもらうため、会計前の本をカフェに持ち込むことはできません。お好みの本を購入したあと、カフェでゆっくりと読書を楽しんでくださいね。

都内にあるおしゃれな本屋・ブックカフェを7つご紹介してきましたが、いかがでしたか？本を読みながら飲食をしたり宿泊をしたりできる、本好きにはたまらないお店ばかりです。家で読書をするのも良いですが、たまにはおしゃれな空間で、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。