金沢の人気グルメ「ハントンライス」！おすすめのお店9選をチェック

ハントンライスとは、オムライスの上にフライがのり、ケチャップとタルタルソースがかかった洋食。もともとは白身魚のフライがのっていましたが、いまは海老やお肉などさまざま。金沢グルメのひとつとして人気があります。ボリュームがあってリーズナブルなところもファンが多い理由のようです。

「ハントンライス」という名前は、ハンガリーの「ハン」と、フランス語でマグロをあらわす「トン」を合わせたものといわれています。「グリルオーツカ」という洋食屋さんが考案したメニューでしたが、いまでは多くのお店でさまざまなスタイルで提供されています。すっかり金沢の地になじんだ味。さて、今回は「ハントンライス」のおすすめ店をご紹介しましょう。

「グリルオーツカ」は、ハントンライス発祥のお店。レトロな雰囲気の中で、昔ながらのハントンライスが楽しめます。このお店では、ケチャップライスに薄焼き卵、そしてエビとカジキのフライがのっています。

キッチンユキは、50年を超える歴史を持つ人気の洋食店。金沢カレーが有名ですが、ユキ風ハントンライスも好評。この店自慢の「ベーキライス」ととろとろ卵のハーモニー。白身魚のフライがのっています。ちなみに「ベーキ」とは「ベーク」からきているようで、炒めたご飯のこと。

チーズカレーハントンもあります。

「ホーム くっくわかばやし」のハントンライスは、きゅうりが刺さったユニークなスタイル。お肉屋が経営する洋食屋さんで、そのおいしさとお手頃価格が喜ばれています。正統派の白身魚フライがのったハントンライス（上の写真）のほかに、トンカツハントンライス（下の写真）と海老フライハントンライスもあります。

香林坊にあるファミリーレストラン「旬彩グリル 香林」。尾っぽが立ち上がった印象的な「金沢ハントンライス」はこのお店の人気メニューのひとつです。そのほかにも郷土料理の定食や丼物、洋食メニューなど種類が実に豊富。

「フルオブビーンズ」は、ぬくもりある古民家カフェ。ほっこりした雰囲気のお店で、靴を脱いで上がるそうです。ランチの「野菜タルタルのハントンライス」は大きなエビフライがのっていて、ご飯は十六穀米を使用しています。とてもおしゃれなハントンライスです。

「キッチン すぎの実」は、昭和53年創業のお店。ケチャップとタルタルソースではなく、オリジナルのサウザンドソースを使っているのが特徴です。白身魚のフライはサクッとして軽く、油っぽさがありません。ボリューム満点のカツハントンもあります。

「勝乃屋」は、本格鉄板ステーキなどが自慢のお肉の専門店。魚と海老のフライがのったハントンライスも人気で、お肉屋さんらしく「ステーキハントン」や「ハンバーグハントン」などバリエーションがあります。ハントンライスとお肉を両方味わいたい人におすすめ。また、ライスの量が選べますので女性にはうれしいですね。

石橋屋は、ラーメンやお好み焼きや焼きそば、定食、丼物などが充実している店。海老と白身魚のフライがのったハントンライスも人気メニューのひとつで、ボリュームのあるカツハントンもあります。リーズナブルな価格でも学生さんにも人気があります。

金沢カレーで有名なゴールドカレーの「ハントンカレー」もおすすめ。ハントンライスと金沢カレー、金沢B級グルメの2つが同時に楽しめる欲張りなメニューです。ぜひ味わってみませんか？

ご旅行の際には、ぜひハントンライスを楽しんでみてください。どこか懐かしい味がする洋食です。