日本を代表する高層湿原の景勝地「尾瀬国立公園」の見どころを紹介！

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標高2133メートルを誇る会津駒ケ岳は、尾瀬国立公園を代表する景勝地です。春でも残雪が残る美しい山容をした名峰は、日本百名山のひとつとして数えられています。

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会津駒ケ岳山頂からは素晴らしい眺望が広がっています。どこまでも続く峰々、深緑の樹々、傾斜状に広がる湿地帯が織りなす景色はまるで絵画のようです。

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尾瀬国立公園といえば、尾瀬沼を想い描く人も多いのではないでしょうか。周囲約9キロメートル、深さ9メートルの尾瀬沼では、四季折々で沼地に生殖する様々な植物を観察することができます。

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尾瀬沼、尾瀬ヶ原を含む尾瀬国立公園の湿原は「日本最大の山岳湿地」と呼ばれており、その面積は約650ヘクタールに及びます。

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童謡「夏の思い出」でも登場する尾瀬ヶ原には水芭蕉の群生地があります。冬に降り積もった雪が消え6月頃になると、尾瀬ヶ原には一斉に白い花びらをした「水芭蕉の花」が咲き誇り、湿原に夏の訪れを告げてくれます。

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東北地方の最高峰、燧ヶ岳（ひうちがたけ）は、標高2356メートルの火山です。山麓には豊かなブナの原生林が広がり、四季折々で美しい姿を見せてくれる燧ヶ岳は、日本百名山のひとつに数えられています。

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燧ヶ岳山頂からは、尾瀬沼や尾瀬ヶ原など尾瀬国立公園を代表する景勝地を360度の大パノラマで一望することができます。

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会津駒ケ岳、燧ケ岳と並んで尾瀬国立公園を代表する景勝地の至仏山（しぶつさん）は標高2228メートルの山で、日本百名山のひとつです。

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至仏山は、蛇紋岩と呼ばれる岩山で覆われた山なので、緑豊かな会津駒ケ岳や燧ケ岳とは異なる魅力を放っています。

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なだらかな傾斜が続くアヤメ平は、尾瀬ヶ原の南側に位置する湿原です。夏になると木道の両横に広がる湿地帯に、キンコウカなどの高山植物が見事に群生し、「天上の楽園」と形容される素晴らしい眺望が広がります。

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落差100メートル、幅30メートルを誇る三条の滝は、尾瀬を源流として只見川に流れ落ちる滝で、日本の滝100選に選定されています。鳴り響く轟音、白いしぶき、周囲の岩肌が融和し、滝からは大自然の美しさと同時に畏怖さえも感じ取ることができます。

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三条の滝の少し上流には、平滑ノ滝があります。圧倒的な落差と水量を誇る三条の滝と異なり、只見川の川床をなでるように流れ落ちる平滑ノ滝は、三条の滝とは異なる魅力があります。

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尾瀬国立公園内の景勝地めぐりを楽しんだら、群馬県片品村にある尾瀬戸倉温泉にゆっくりと浸かって疲れを癒すのもおすすめです。アルカリ性単純硫黄温泉の湯は、神経痛、リウマチ、創傷などの効果が期待できるほか、お肌に潤いが残る湯として観光客の人気を集めています。

出典：にんぎょひめ。さんの投稿