時を忘れる水平線の美しさ。高知の絶景スポット「足摺岬」の魅力

出典：Toshi0-K2さんの投稿

「足摺岬」は、四国の南西・高知県の最南端に位置する土佐清水市にあります。温暖な地域で、四国一の絶景と名高いスポットなのです。最近では、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン（旅行ガイドブック）で星2つを獲得したことから、海外でも有名に。

出典：Toshi0-K2さんの投稿

その先端に建つ足摺岬灯台は、「日本の灯台50選」に入る白亜の名塔！100年以上の歴史を持つ灯台で、今でも現役で夜の海を照らし続けています。灯台を見ると〝地の果て〟という感じがしてワクワクしますね！

出典：flospic63さんの投稿

灯台のなかには入れないので、展望台から海を眺めます。視界は感動の270度！ 水平線が遥かに丸く広がっている様子は、壮大としか言いようがありません…。

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近景にも注目。黒潮はプランクトンの生息数が少なく、透明度が高いそうです。見事なコバルトブルー！

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ちなみに、朝焼けはこんな感じです。年に二度（春分と秋分の頃）、海蝕洞門に差し込んだ光の帯を見ることができ（＝トオルマの夕日）、このシーズンは特に賑わいます。でも、これだけでも充分にキレイですよね。

出典：Toshi0-K2さんの投稿

まずは、お隣の「天狗の鼻」。この地方では、岬のことを「鼻」と呼ぶのだとか。灯台から歩いて向かうことができ、灯台を美しく眺められるスポットとしても人気です！ 道中には「椿のトンネル」があり、冬場に訪れるのも楽しそうです♪

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こちらは「白山洞門」。なんとこの穴、波による浸食でつくられたんです！ ここまで大きいのは日本有数で、さすが荒波の黒潮といった感じです…！

出典：Toshi0-K2さんの投稿

何となくハート型にも見えることから、ロマンティックなスポットとしても人気を呼んでいます。

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大迫力の「白山洞門」を眺めながら、ゆったり足湯に浸かれる贅沢スポットもあります。それが「万次郎足湯」。幕末のキーパーソンの一人・ジョン万次郎の故郷としても有名な足摺では、彼の名前をよく見かけます。

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大きな窓からオーシャンビュー！足湯は段になっているので、混んでいても安心して見られます♪無料で開放されているのもうれしいですね！もちろん、全身浸かれる温泉も岬内にありますよ。

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地元では「ジョン万」と呼ばれ親しまれているジョン万次郎。灯台を少し下った場所に、堂とした威厳をもって立っています。

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ジョン万次郎の銅像からさらに下った場所にあるのが「金剛福寺」。もともと足摺岬はこのお寺の境内だったそうです。お遍路の第38番札所に数えられており、歴史を感じる美しい池も見事です。

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開祖の弘法大師にまつわる逸話「足摺七不思議」も多く残されており、金剛福寺をはじめ、岬の至るところで弘法大師の逸話に出会うことができます。ちなみにこの亀は、弘法大師が海に向かって亀を呼んだ話にまつわるものです。

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足摺岬は広い！ 灯台周りを徒歩で散策するだけでも楽しいですが、せっかくですから、余裕があればもうちょっと足を伸ばして観光したいですよね。

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こちらは、灯台から西側に広がる海岸で見ることのできる「竜串（たつくし）」。白山洞門と同じく、海蝕を受けて不思議な形にえぐれた奇岩群です。竜が串刺しになっているような形からそう呼ばれるそうで、そう思って見ると、なんだかすごい迫力です…！

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実は、この雄大な海を底から見ることもできちゃうんです！ユニークな形の「足摺海底館」では、普段見ることのできない海底の様子を気軽に楽しむことができます。

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黒潮は暖流なので、熱帯魚やサンゴ礁などが見られます。ダイビングしなくても、本物の海中を臨場感たっぷりに覗くことができる人気スポット♪

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そしてやっぱり、夕暮れどきは最高のビュータイム。刻々と変化する太陽を、雄大な太平洋が優しく包み込みます。

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やがて夜が来れば、灯台は本来の役割を担って光を灯します。星空を眺めながら、光の先に想いを馳せてみると…。かつてジョン万次郎が旅した遥かな世界にも、光が届いているような気分になります。

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アクセスは少し大変かもしれませんが、途中で寄り道などしながら、のんびり足摺岬を目指しましょう♪ 道のりの分だけ、ステキな景色に出会えるハズです！