高知でおしゃれなステイを満喫♡おすすめリゾートホテル＆旅館11選

毎日仕事で忙しく、帰って寝るだけの日々。せっかくの休日もお昼過ぎまでベッドでだらだら…。そんなお疲れ気味な女子には、高知へのリフレッシュ旅がおすすめです。坂本龍馬ゆかりの歴史スポットはもちろん、「四万十川」や「足摺岬（あしずりみさき）」などの美しい自然、カツオをはじめとするグルメなどの魅力がたっぷり。疲れた心をすっぽり包み込んでくれる高知旅は、癒しを求める大人女子にぴったりです。

そんな高知を旅するなら、寝るだけのためにホテルを選ぶのはもったいない！高知には、自然と共存し、非日常な時間が過ごせるおしゃれなリゾートホテルや旅館がいくつもあるんです。海・川・山の絶景や自然の恵みを活かした温泉やお料理や、他では味わえない極上の体験が待っていますよ。今回は、高知のおすすめリゾートホテル＆旅館を、東部・中部・西部のエリア別にご紹介します。

高知県の東部は、歴史を感じる街並みや自然などの魅力がぎゅっと詰まったエリア。灯台からの景色が美しい室戸市や、神秘的な自然が広がる安芸市などが東部にあたります。モネの絵画の中に迷い込んだ気分になれる、こちらの「北川村『モネの庭』マルモッタン」も人気スポット。ストレスフルな日常でくすんだ心を、自然や芸術が癒してくれる東部エリア。宿泊するホテルや宿も、心身ともにリセットできる場所を選びましょう♪

JR「伊野駅」からバスで約15分、仁淀川のほとりにある「土佐和紙工芸村 くらうど」は自然を全身で感じられるホテルです。道の駅の中にあるので、手作りの食材や旬のお野菜などもたくさん。工芸体験やアクティビティを楽しみながらエネルギーをチャージできる人気の宿です。

青い空に緑の山、そして透き通った仁淀川でカヌー体験もできますよ。インストラクターがいるので、初心者でも大丈夫。水の上に浮かんで美味しい空気をたっぷりと吸い込めば、ストレスも発散できそう！ほかにも、
日本三大和紙の「土佐和紙」の紙すきやランタン作り、機織り、レンタサイクルなど、「土佐和紙工芸村 くらうど」でしかできない体験がたくさんありますよ。

食事は旬の味覚を活かしたメニューをたっぷりと味わえます。夕食はシェフ自慢のフレンチをたっぷりと♪地元の食材を活かした料理を口にすれば、心も体も満たされそう。朝食は和食もしくはサンドイッチをいただけますよ。川辺で朝の空気を吸いながらサンドイッチをほおばるのも、また格別ですね。

豊かな自然と太平洋を望む「ロイヤルホテル 土佐」は、広々とした大浴場やガーデンプールなどが楽しめる大規模リゾートホテルです。高台に位置しており、最上階の朝食会場から眺める大パノラマの景色は圧巻です。アクセスは高知龍馬空港から車で約20分、土佐くろしお鉄道「夜須（やす）駅」からはタクシーで約10分です。

客室は、ベッド派に嬉しい洋室から落ち着く畳の和室などさまざま。海側の客室を予約すれば、大きな窓から美しいオーシャンビューが一望できます。思い思いのリラックスタイムを過ごせます。全館Wi-Fi完備で、ネット環境にストレスがないのも魅力的♪

広々とした露天風呂や大浴場では、疲労回復などに効くとされる「よさこい温泉」を堪能しましょう。雄大な自然に囲まれ、手足を伸ばしてお湯に浸かれば解放感を味わえます。高知の偉人・坂本龍馬の像とともに、至高のバスタイムをどうぞ。

中部エリアは、坂本龍馬の像で有名な桂浜や、天守と本丸御殿が現存する「高知城」の他、透明度が高いため川がブルーに見える「仁淀川（によどがわ）」など、観光スポットが多いエリア。“仁淀ブルー”と呼ばれる美しい青が際立つ滝つぼ「にこ淵」も必見です。また、JR「高知駅」や高知龍馬空港もあり、各観光スポットへのアクセスも抜群。中部エリアに宿泊するなら、アクセス重視だけではなく、ステイの時間も旅の主役になるホテルを選んで、高知旅をより充実させましょう♪

JR「高知駅」から車で約45分の「ヴィラ サントリーニ」。“奇跡の島”と呼ばれるギリシャのサントリーニ島をイメージして作られたリゾートホテルです。青い海に映える真っ白な建物は、まるで異国のリゾート地♡ここが日本だということを忘れてしまうほどの、夢のような時間が過ごせます。

客室内もリゾート感満載です。14室の本館は、サントリーニ島の交易船クルーが住んでいたといわれる洞窟型を再現。可愛らしいドーム型の天井が女子の心をくすぐります♡

4室の新館は断崖の上に建つ船長の館をイメージした平屋根造りで、広々とした贅沢空間。そして全室広々としたジェットバス付き！優雅な気持ちに浸りながら、旅の疲れを癒しましょう♪

ディナーはシェフのお任せコース。シェフ自らが農家で味を確かめた野菜や高知県産の食材、手作りの塩や純度100％のギリシャ産エキストラバージンオイルなど、素材にとことんこだわっています。素材の旨味がぐっと引き立てられたお料理は、どれも上質な味わい。海を見渡すおしゃれなダイニングで、至福のディナータイムを楽しんで。

館内は至るところがフォトジェニック。美しい夕焼けと、白と青が映える建物のコラボレーションは「ヴィラ・サントリーニ」に宿泊しないと見られない絶景ですよ。ホテルの散策中も、お部屋でのリラックスタイムも、海外気分がずーっと続きます。ここを旅の目的地にしたくなるほどの、非日常感たっぷりなホテルです。

ゆうゆうと流れる川を眺めながら静かに過ごしたい…。そんな方におすすめしたいのがこちらの「湖畔遊（こはんゆう）」。物部川のほとりに佇むお宿で、お部屋のテラスに出れば開放的な景色を存分に楽しむことができます。約3000坪の敷地に客室はわずか3室。都会の喧騒から離れ、自然の中でゆっくり心身を癒しましょう。アクセスはJR「土佐山田駅」から車で約15分です。

客室は、それぞれが独立した一棟貸しのスイートルームになっています。川と並行するようにスピーカーが設置された「ウェスタン」、真空管の上質な音が楽しめる「マッキントッシュ」、真空管アンプが設置された音楽ホールのような「アルテック」の3タイプがあります。すべてのお部屋にこだわりの音楽スピーカーや温泉露天風呂付き。音楽を聴き、自然を眺めながら温泉に入る…という贅沢なステイを楽しんで。

露天風呂では、敷地内から湧き出る温泉をかけ流しで楽しめます。温泉の浸透圧が人の身体と同じという「アイソトニック（等張性）温泉」のため、体への負担が少ないんだとか。自然に囲まれて湯あみすれば、自分という存在が目の前の自然と調和していくような、溶け込んでいくような、そんな不思議な一体感を覚えるかも。

こちらのお宿では「音」にもこだわっています。鳥のさえずり、木々の葉擦れの音、温泉の流れる音…。耳をすませば自然が奏でる音楽が流れています。そして館内には、ピアノや真空管アンプなどこだわりの楽器や音響設備が配されています。上質な音楽に身をゆだねて、心豊かな時間を過ごしてくださいね。

JR「高知駅」から車で約10分、高知城も徒歩圏内の「城西館（じょうせいかん）」は、明治7年創業の老舗旅館。皇族のご常宿でもあるこの宿は、2019年の全面リニューアルでさらに心地よい空間へ生まれ変わりました。趣あふれるこの中庭もとっても素敵…♡高知龍馬空港からの連絡バスを利用すれば、乗り継いだ路面電車は宿の目の前に到着。なかなか乗る機会のない路面電車での移動も、観光のひとつとして楽しめますね♪

リニューアルで美しく生まれ変わった本館「天誠」の客室は、清潔感もありながら、ほっと落ち着くあたたかな雰囲気。広々としたベッドで寛げる和モダン客室もあり、好みに合わせて選べます。窓辺にある掘りごたつ風のベンチからは高知城も望めますよ。

朝食はオープンキッチン付のビュッフェで、たっぷり堪能しましょう。できたての厚焼き玉子やオムレツは、ふわっとろっ…♡朝イチの食事に感動間違いなし♪ほとんどの食材が高知産のものなので、安心してご当地の味を楽しめますよ。高知名物のいも天をはじめ、ちりめんじゃこなど、和食から洋食までたっぷり。2階には「わら焼きタタキ工房」で行われる豪快な藁焼き実演もあるので、夕食時には必見です！

高知の街を一望できる展望露天風呂や展望大浴場も魅力のひとつ。女性用の露天風呂にはジャグジーもあり、疲れを心地よくほぐしてくれます。

湯上り後は、湯上がり茶屋「城見櫓」でリラックス。高知城に向けてライトアップしており、自由に操作もできます。あたたかなおもてなしが詰まった「城西館」で、心も身体もほっと癒される時間を過ごしてくださいね。

JR「高知駅」から車で約40分。高知市の山間にある「オーベルジュ土佐山」は、雄大な自然に囲まれながら、土佐ならではのごちそうを味わえる“泊まれるレストラン”のオーベルジュ。都会の喧騒を忘れ、そっと心を整えたい大人女子におすすめの宿です。

お部屋は、ヴィラタイプとホテルタイプからお好きなタイプを選べます。どの客室にも高知の杉やひのき、土佐和紙などが巧みに使われており、高知の自然と伝統文化のぬくもりがもてなしてくれます。高知の豊かな自然を静かに眺めながら、“何もしない”を贅沢に楽しみたくなる空間です。

こちらでいただけるのは、土佐の味わいにこだわった美しくも豪快な料理の数々。季節によって食感が変わる高知名物のカツオや希少価値の高い土佐和牛など、地のものを中心にした品々が並びます。土佐流のおもてなしとして、お酒との相性も考えて作られているそう。食もお酒もどんどん進み、食べ終えたあとの心とお腹の満足感たるや…♡高知の“いいもの”に包まれる「オーベルジュ土佐山」。あなたの心を豊かに満たしてくれますよ。

JR「佐川駅」から車で約35分、中津渓谷の自然豊かなところに佇む「中津渓谷 ゆの森」。地元仁淀川町産の杉やヒノキなどがふんだんに使われたお部屋は木の温もりに包まれ、癒される空間です。宿から車で約30分ほどのところにある観光名所「安居渓谷 （やすいけいこく）」では美しい「仁淀ブルー」などが見られ、自然に心満たされる時間を満喫できます。

大浴場は、高天井にガラス張りの解放感ある空間。青々とした木々を眺めながら温泉にゆったりと浸かれば、日頃の疲れも忘れてしまいそう。露天風呂で山の空気を味わうのもいいですね。コテージの客室には、槇の木を使った内風呂がついているので、木の安らぎを感じながらゆっくりと体を温められますよ。

食事は渓谷を見渡すことができるレストランで、夕食、朝食をいただけます。季節ごとの旬なメニューは、かつおのたたきや天ぷらなど仁淀川の味覚たっぷり。ホテル周辺の中津渓谷では、蛍が見られたり、鳥のさえずりが聞こえたりもするので、都会では感じられないひと時を楽しめそうですね。

日本三大清流の一つである「四万十川」や、四国最南端の「足摺岬（あしずりみさき）」などが有名な西部エリア。日本百名道にも選定され、“天空の道”と呼ばれるドライブコースが人気の「四国カルスト」は、この写真のような壮大な絶景に出合えます。ダイナミックな自然に心まで深呼吸ができる西部エリアに泊まるなら、ステイ中も美しい自然を感じるホテルを選んでみませんか？

土佐くろしお鉄道「中村駅」から車で約50分走ると、まるで海外のような景色を楽しめる「TheMana Village（ザマナビレッジ）」が海に面しています。ここは、オーシャンビューのレストランが人気のリゾートホテル。ホテル名の「TheMana」は高知幡多の方言「ざまに（とても）」、「Mana」はハワイ語の「超自然的な力」「生命に宿る力」からきているそう。空、海、山が織りなす絶景に、自然本来の力を感られるネイチャーステイを楽しんでみませんか？

客室は露天風呂付のスタイリッシュなお部屋や、テラス付の部屋、和洋室、和室などさまざま。オーシャンビューのお部屋を選べば、夕方、夜、早朝で変わる空と海の表情も眺められますよ。こちらは全体が黒で統一されたシックで大人な空間。刻一刻と変化する自然の景色を楽しみ、ゆったりとした時間に身をゆだねてくださいね。

太平洋を一望できる広々とした露天風呂からの景色は、まさに絶景！夕暮れには茜色に染まる空と海を眺め、夜は満点の星空にうっとり。自然が作り出す景色に、思わずため息が漏れそう。心と体をあたためて、日頃頑張っている自分を休ませてあげる時間もいいですね。何も考えずに頭を空っぽにする時間こそ、忙しい現代人には何よりも大切なひとときです。

食事は館内のレストラン「Azzurrissimo（アズリッシモ）」で、イタリアンがいただけます。テラス席は解放感溢れる空間を満喫でき、移りゆく景色を楽しみながら食事できますよ。窯焼きのピッツァやパスタ、魚料理、肉料理などなど、メニューがたくさん！食材は地元足摺のものをふんだんに使用していて、野菜も果物も農薬不使用なので安心して味わえるのも嬉しいですね。

土佐くろしお鉄道「中村駅」から車で約15分の「四万十の宿」。生態系との共存を考え、自然と一緒に呼吸することをコンセプトに設計されたリゾートホテルです。館内には木や石、漆喰などの自然素材が使われ、室内にいても自然のぬくもりに包まれます。趣ある中庭は、夜になるとライトアップされて一層素敵な雰囲気に。夜空を見上げながらのんびりお散歩したくなりますね。

客室は、雰囲気や間取りが異なる全30室。和室や洋室、ロフト付や露天風呂付など好みに合わせて選べます。どのお部屋も、木の香りが漂う天然素材を活かした空間。肩の力がふっと抜けるような、穏やかな空気に満ちています。お風呂は敷地内の「四万十いやしの湯」で温泉を堪能。広い内湯や海水露天風呂が、日頃の疲れやストレスを癒してくれます。

夕食は、四万十の食材をふんだんに使用した懐石料理。鰹のたたきはもちろん、しゃぶしゃぶや陶板焼きでいただく希少なブランド牛「四万十牛」に、ふっくら美味しい高知県産のうなぎなど…。どれにしようか悩む時間も楽しい豪華な夕食を、心ゆくまで味わいましょう。

JR「須崎駅」から車で約50分の「雲の上のホテル別館・マルシェユスハラ」。草ぶきが特徴的な、ぬくもりを感じる建物は世界的な建築家の隈研吾氏による設計です。1階には「まちの駅 ゆすはら」があり、新鮮な農産物や加工品、町の工芸品など、ここだけのたくさん魅力に出会えますよ。

客室は、シモンズ製ベッドを使ったシングル、ツイン、トリプルと和室があり、どれも広々としていてゆとりあるお部屋です。各部屋にバスルームがあるので、自分のペースでのんびり過ごせます。部屋の内部は地元梼原町の木の文化が取り入れられ、どこかほっとする空間。木の温かさを感じながら布団に包まれれば、日常を忘れ、ぐっすりと眠れそうですね。

温泉は無料シャトルバスで「雲の上の温泉」へ。源泉かけ流しの温泉は、露天風呂やジェットバス、ジャグジー、サウナ、替わり湯などがあり、さまざまなスタイルで温泉を堪能できます。また、1年中遊べる室内プールもあるので、泳いで、浸かって、ストレス発散！もいいですね。

JR「吾桑（あそう）駅」から車で約5分。1200年以上も昔、弘法大師が平安の時代に開泉したと言われる「桑田山温泉」を楽しめるのが「千年の美湯 そうだ山温泉 和 YAWARAGI（ヤワラギ）」。自然との調和を感じられる離れの客室と、柔らかな温泉が人気です。自然の中、静かに心を浄化させたい人にぴったりのおこもり宿です。

客室は、木の香りが優しく漂う和モダンな雰囲気。どの部屋も自然に囲まており、風に揺れる木々や小川のせせらぎが心をすっと落ち着かせてくれます。中でも人気なのが、各部屋1日1組限定の離れ宿。3部屋のみの離れはプライベート感が満載で、まるで自然の中に自分たちしか居ないような感覚に。心身ともにリラックスできる空間です。

この宿の魅力は、ミネラルイオンたっぷりの温泉。内風呂、露天風呂、源泉かけ流し檜風呂の3種類のお風呂は、全部制覇したくなる気持ち良さ。また、離れにはこのような半露天が付いているので、好きなだけ、のんびりと贅沢に楽しみましょう。身体がぽかぽかにあたたまったら、すぐ隣のデッキで心地よい風を感じながら涼むのもいいですね。

本館の個室でいただくお食事は、高知の海・川・山の幸たっぷりの創作会席。海鮮やしゃぶしゃぶなど、選べるお鍋も絶品です。テーブルに広がる料理の数々に「食べきれるかな…」と心配になるかも知れませんが、ご安心を。この地域では、お料理を提供する時は「余らないと足りない」と言われており、余るほどたくさんの品を出すのがおもてなしのスタイルだそう。好きなものを好きなだけ食べて、心もお腹も幸せな時間を満喫しましょう♪

大自然の織りなす絶景、癒しの温泉、そして美食。高知のリゾートホテルや旅館で過ごす時間は、お疲れ気味の女子の心をそっと優しく包み込んでくれます。心と身体をリフレッシュする高知旅なら、ステイ中の時間も、心から癒される非日常のひとときを過ごしてくださいね。