金沢観光の途中に立ち寄りたい！素敵なカフェ＆甘味処13選

茶の湯が盛んな金沢は和菓子処。イギリス人のように、毎日お茶を楽しんでいるイメージを持っているのではないでしょうか。確かにお洒落な古民家カフェも増えましたが、意外な事にこだわりのコーヒー店も多く、自家焙煎のコーヒーのお店が次々と出店しています。金沢産の紅茶や加賀棒茶で一息入れるのも、こだわりのコーヒーを気の向くままに楽しむのもありなんです！！

市内には自家焙煎の店も多く、コーヒー消費量全国一の名は伊達ではありません！金沢っ子も喜ぶコーヒーを楽しんでください。

コーヒー好きの金沢人なら「チャペック」を知らないわけがない！という名店を先代から譲り受けた東出さんがオーナー。20年以上地元に愛され続ける「チャペック」を思いを受け継ぎ、丁寧にドリップしたコーヒーを提供しています。現在は先代が金沢駅西エリアに「チャペック」を出店。昔ながらの味を楽しみたい、金沢っ子はチヤペックまで足を運んでいます。飲み比べるとまた、コーヒーの味わい深さが感じられますよ。

チャペックで10年以上、先代の下で修行をしただけあり、その味は勝るとも劣らずの香り高いコーヒーを楽しめます。シンプルなブレンドからストレートはもちろん、コーヒーが飲みなれない人の為のカフェオレやウインナーコーヒーもあります。自家製のスイーツも楽しめるので、甘党も楽しめますよ。

「金沢でおいしいコーヒーが飲める店はどこですか？」と金沢っ子に聞けば8割が「チヤペック」と答える名店。観光エリアとは離れ、住宅街の中にあるお店なので、コーヒーのコクと旨味を楽しみたいなら、少し足を延ばして至福の時間を過ごしてください。

金沢では比較的新しいお店ですが、金沢らしいコーヒーをコンセプトに個性的なスイーツと楽しむコーヒーは格別です。

金沢城公園黒門口にあるので、兼六園や金沢城観光の帰りにふらっと立ち寄れます。コーヒーに金沢らしい名前がついていて、『百万石に利家1つ』なんて声に『ん？』とメニューを見つめてしまいそう。

金沢駅から歩いて5分程度の立地にある、不思議な珈琲店。何が不思議かと言えばこちらは『ミステリーカフェ』なのです！自家焙煎のコーヒーを気軽に楽しんで貰うために、オーナーが考えたそうです。

店内には『お客様への挑戦状』や『真相当てクイズ』が散らばり、一人できても退屈させない雰囲気。ミステリー好きだけでなく、店の雰囲気と自然なままの珈琲を味わいたいなら立ち寄るべき。

終戦後は、甘味処として多くの人に愛されてきました。歴史と共に、喫茶店から自家焙煎を取り入れた『金澤ちとせ珈琲』として生まれ変わり、世代を越えて金沢人から愛されています。本店、金沢百番街、香林坊アトリオと3店舗あり！！

シアトル系のカフェで、キュリオ用のブレンド豆を自家焙煎珈琲店アリーカフェから仕入れています。エスプレッソがメインで、イタリアのエスプレッソマシンで入れるコーヒーは本場の味！オーナーはアメリカ人のご主人なので、店内も異国籍な雰囲気でフレンドリー。

金沢と言えば『お茶！』と言うなら、加賀棒茶や和紅茶が飲めるお店を探したい！茶舗直営や、老舗のお菓子が食べられるお店でまったりしましょう。

ひがし茶屋にあるカフェで、老舗の呉服店が営むだけあり加賀友禅のレンタルも出来ます。レンタルした着物で『吉はし』の上生菓子を頂きながら、紅格子から街並みを眺めるのがほっとします。和室で抹茶を頂きながら、金沢を感じられます。

自家焙煎の『加賀いり茶』や抹茶を気軽に楽しめるように店内の喫茶もオープンスペース。竪町通りにあり、ショッピング帰りの女性や学生が必ず足を止める店でもあります。

話題の金沢スイーツを楽しみたい！金沢観光の楽しみのひとつにスイーツ探しがあります。教えたくない！くらいに人気のスイーツが食べられるお店を公開します♪

サクサクのメロンパンは大人から子供まで大好き！そんなメロンパンにアイスを詰め込んだものがこちら！テイクアウトだけですが、これは絶対に食べるべき！！外がサクサクで熱々・中はひんやりと冷たくて甘い、正反対の食感は一度食べると忘れられません。

ひがし茶屋のは外れの小道にひっそりとある町屋カフェ。昔はここはお茶屋で、お稽古の音も響いていましたが今は静かなカフェになりました。地元産の新鮮な卵を使ったフワフワのパンケーキはスイーツでも食事でも楽しめます。

加賀棒茶のパンケーキは、ほんんのりと大人の味がします。

有名なパテシエの辻口博啓ブランドのカフェで有名なこちら。地元の食材にこだわり、能登は輪島の発芽玄米や珠洲のあげ浜天然塩が使用されています。こだわりの素材を行かしたスイーツ、辻口ロールは金沢限定の逸品。

迷うほどのスイーツを次々と食べてみたくなります！県立美術館内のカフェで楽しんでください。

お婦久軒という和菓子店が、2013年にパティスリーに変身しました。シェフは東京でペストリースシェフを勤めた経歴を持つ金沢生まれの金沢人。こちらは3代目が和菓子を、4代目がスイーツを作る親子鷹のお店です。

2階にイートインスペースがあるので、そちらで和菓子と洋菓子を楽しんでください。定番のあんどーなつは、懐かしい味がして落ち着きます。

近江町一番近くにある『フルーツパーラー むらはた』は通称『むらはた』と呼ばれ、1階は果物屋2階がフルーツパーラーとなっています。

とにかくパフェの種類が豊富で、どれも食べたくなるくらいにてんこもりのフルーツが盛られてます。

1月から5月限定の苺パフェは、苺のエッフェル塔と言うくらいに苺が盛られてます！『季節限定』のパフェは絶対に食べるべき！近江町市場を回る前にぜひ♪

前田利家公だけでなく、利長公も千利休の弟子だった事も、茶の湯文化を加賀にひろめ仏教行事で菓子が根付いていきました。武家文化であったことも、庶民が楽しくお茶を生活に取り入れていき、時代と共に様々なお茶文化を広めていったのだと思うのです。そんな金沢観光で、しっとりとした時間をお茶とお菓子で過ごしてみたいですね。