【唐津】癒やし旅におすすめのホテル・旅館9選|素敵な宿で寛ぎの滞在を

佐賀県の中でも福岡よりに位置する「唐津」は、風光明媚で、自然にグルメ、焼き物と魅力あふれるエリアです。日本三大松原のひとつ「虹の松原」の中では、車で走ってみたり歩いてみたり。散策途中には、松林の中で鉄板グルメのひとつ「からつバーガー」を味わうのもいいですよ。

夕陽に染まる「浜野浦の棚田」を見れば、心の中がすっきりしそう。日々のモヤモヤもストレスも、この絶景を目にすればスッと消えてなくなるかもしれません。また唐津のシンボル「唐津城」は日本のモンサンミッシェルと呼ばれ、桜と藤の名所でもあります。

唐津に訪れるならぜひ楽しみたいのが、玄界灘でとれた新鮮な魚介ですよね。特に「呼子のイカ」は必食！鮮度抜群の活き造りでは、普段食べるイカの刺身では味わえないコリコリとした歯ごたえと、たっぷりの甘みでほっぺも落ちちゃいそうになるかも…♡

そんな魅力あふれる唐津は、たっぷりと時間をとって満喫したいですよね。それなら泊まる宿も旅の疲れがばっちりとれる場所をきちんと下調べして選ぶのが◎そこでこの記事では、唐津にあるしっかり寛げるおススメのホテルと旅館をご紹介します。素敵なお宿に泊まって、癒しのひとときを過ごしましょ♩

「唐津シーサイドホテル」は雄大な唐津湾の目の前に構えるリゾートホテル。虹の松原にもほど近く、海気浴も森林浴もどちらも堪能することができる癒しの空間です。ホテルは西館と東館に分かれていて、3つのレストラン・2つのラウンジ・プール・スパ・サウナなど、館内施設も充実！ホテルの中でのんびり寛ぐだけでも楽しいひとときが過ごせそうですね♩

2019年12月に誕生した東館は、全客室がオーシャンビューで唐津湾の絶景を一望できます。空間が広いので、のんびり寛げて嬉しい♩どのお部屋も素敵ですが、おススメは写真の「ラグジュアリーツイン」です。大きなお風呂に2つの洗面台、寝心地のいいベッド、ソファ、テーブル、おまけにテラスもあって、優雅な時間が過ごせること間違いなし！

東館の魅力は、新設された複数の施設が利用できること。その中でもクラブラウンジ「グランブルー」は、クラブフロアかスイートルームに泊まった人しか利用できない特別な空間です。朝から夜まで好きなだけ利用できて、朝食・喫茶・夕食・カクテルタイムのそれぞれの時間帯では、並ぶドリンクやフードも異なります。唐津湾の絶景を前にラグジュアリーなひとときを♡
※写真はイメージです

出典：

そして東館宿泊者にもうひとつおススメなのが、「ルーフトップサーマルバス」！お湯は地下深くから湧き出る天然温泉で、保湿効果も高いんだそうです。水着で入れるので、カップルでもいっしょに楽しめていいですよね♩インフィニティスタイルなのでロマンチックなムードにもなりそう…♡

出典：かちゅこ と ちヴィこさんの投稿

お食事はラウンジで済ませるのもいいですが、西館にある「松風」はぜひ利用してもらいたい一押しのレストランです。四季折々の食材を用いた日本料理が味わえるのですが、おススメは名物の「烏賊の活き造り」。お刺身を堪能したあとには、後造りとしてゲソを天ぷらや塩焼き、湯引きの中の好みのスタイルでいただくことができるんです。佐賀の美味しい地酒とともに、寛ぎのディナータイムを過ごしては？

「旅館 綿屋」は明治9（1876）年創業の老舗の旅館。唐津の中心に位置していて、毎年11月に行われる「唐津くんち」は宿から徒歩1分ほどの場所で見られ、「旧唐津銀行」にも徒歩約5分で行けるなど、観光にもとっても便利なんですよ。また館内では陶芸体験や絵付け体験もできるのも嬉しいポイントのひとつ。

客室は日本のよさを感じさせてくれる日本庭園に面したお部屋と、唐津城を川越しに望むお部屋。なかでもおススメなのが、客室露天風呂を備えた「和室8畳」。お湯は、唐津でも珍しい天然温泉が湧き出ている綿屋自慢の「からつ温泉 かぐや姫の湯」です。お湯に浸かりながら自然の音を感じて、心穏やかになる時間を過ごしてみてはいかが？

元々は割烹料理店であった綿屋。呼子のイカや佐賀牛など、この地ならではの食材と旬の味覚がふんだんに盛り込まれた逸品を心ゆくまで堪能できますよ。

純和風の風情ただよう「水野旅館」は、唐津城からほど近い、「石垣の散歩道」沿いに構える旅館です。宿に着くと、400年前に名護屋城からこの場所に移し築かれた武家屋敷門が迎えてくれます。この門は歴史的にもとても貴重なものなんだそう。城下町である唐津の歴史を見つめてきた風格を感じてみてはいかがでしょうか。

客室は全部で8室のみ。どのお部屋も落ち着いた空間で、窓からは海を一望することができます。窓辺に座って海をボーっと眺めているだけでも癒されそう。お部屋に付いたお風呂は檜の浴槽で、包み込まれるようなやさしい香りにほっこりしますね。

夕食は玄界灘の新鮮な魚介をはじめ、佐賀牛や棚田のお米など佐賀の美味がつまった会席料理。しかも一品一品運んできてくれるので、すべて出来たてを食べられるのが嬉しいですよね。器には唐津焼が用いられていて、目でも楽しい食事の時間が過ごせますよ。

「洋々閣」は昔ながらの旅館風情が楽しめる純和風旅館です。明治・大正の面影を残す館内へ入ると、静かで落ち着いた空間が待っています。心あたたまるお出迎えを受けたら、昔ながらの廊下を渡って客室へと進みましょう。ロビーには小さな本棚が置いてあって、のんびり過ごせる空間が広がっています。

客室は全部で10室。お部屋の中には季節の花が活けられていて、旅で疲れた心身をそっと癒してくれそうです。広々とした和室のお部屋は、身体をぐ～っと伸ばして寛げますね。お部屋には観光パンフレットや市内地図などが入った文箱が置かれているのも、宿のやさしい心配りのひとつなのかもしれません。

敷地内には趣ある日本庭園も。そこに生える松はほとんどが樹齢200年の老松で、歴史を感じさせてくれます。おさんぽすることもできるので、ゆっくりと見て回って、スローな時間を堪能するのもいいですね。宿にあるお風呂は温泉ではありませんが、温泉同等の効果があるのだそうで、リフレッシュにぴったり。

「メルキュール佐賀唐津リゾート」は、佐賀の魅力が詰まったホテルです。ホテルの場所は虹の松原まで歩いて約3分と、観光に最高！エントランスには唐津名物の唐津くんちのイメージも展示されていて迫力がすごいんです。またギャラリースペースでは、唐津の新しい魅力を知れる展示や販売なども♩さらに、唐津焼の絵付け体験もできるのでぜひチャレンジしてみてはどうですか？

いくつものタイプがある客室ですが、なかでも佐賀の魅力が詰め込まれたおススメのお部屋がデラックススイートルーム。佐賀の三大焼き物である「唐津焼」「有田焼」「伊万里焼」をテーマにしたお部屋で、それぞれの焼き物が配されています。佐賀の美しい焼き物の魅力に思う存分触れてくださいね。

朝食は、唐津城や松浦川、唐津湾、虹の松原の大パノラマを眺めながらいただける、和洋バイキングスタイルです。ホテルのおススメは、唐津産のお米、お茶、海産物、野菜を使った「朝からつ茶漬け」。唐津のこだわりがギュッとつまっている一品で、朝から気分が上がりそう♩

唐津駅から徒歩約2分ほどと、駅からほど近い場所に建つ、ひときわオシャレな建物。2019年11月にオープンした「HOTEL KARAE(ホテル カラエ)」は、館内のいたるところにアートが散りばめられていて感性が磨かれていきそうな素敵なホテルです。

ホテルは「KARAE(カラエ)」という商業施設の中に入っていて、3階部分です。ラウンジには、施設ができる前にあった築100年を超える酒蔵の梁が使用されたビッグテーブルがあって、木の温もりにほっこり。

客室はグループ旅にぴったりな「エグゼクティブルーム」に「デラックスルーム」、カップル旅や女子旅にぴったりな「スタンダードツイン」と「スーペリアダブル」、それにひとり旅にぴったりな「スタンダードダブル」と6タイプの個室と、女性専用・男女混合のドミトリーの全8種類の客室タイプがあるので、旅のスタイルに合わせて選べますね。シンプルだけどオシャレな雰囲気にもわくわくしそうです♩

建物の1階には、ダイニング&ブックカフェ・中華料理店・映画館・アンテナショップが入っています。「KARAE SHOP(カラエショップ)」は唐津や佐賀、九州の魅力がつまったお店で、お菓子や雑貨、KARAEオリジナルグッズ、唐津の自然素材を用いたコスメなどが置かれています。素敵な店構えで、入る前からかわいいお土産に出合えそうな予感がしますね…♩

「KARAE TABLE(カラエテーブル)」では、唐津や九州の旬の食材を使ったお料理がいただけます。朝食はこちらのカフェで「トーストセット」や「フレンチトースト」、「イチジク・苺・バナナ・蜂蜜のスムージー」などの中から選んで。見た目もかわいくて、朝からテンションが上がりそうです☆

「THEATER ENYA(シアター演屋)」はなんと、唐津に約30年ぶりに誕生したミニシアター。素敵な映画がたくさん上映されていて、旅先で、その地にある映画館で映画を観るのも、案外悪くないと思えるかもしれません◎客席が全部で62席と小規模なのも、かえってゆったり観られそうでいいですよね。

「渚館きむら 唐津茶屋」は明治27（1894）年創業の海辺に構える老舗宿。宿から唐津城登り口までは約6分、ほかにも「西ノ門館」や「唐津神社」などがある魅力あふれる立地なので、チェックイン後にはぜひ周辺散策も楽しんでみてくださいね。たっぷり楽しんだあとは、大浴場でリフレッシュ。温泉ではないですが森林浴効果のある薬湯なので、旅の疲れをしっかりと癒すことができそうです。

客室はすべて、窓から白砂と海が広がる眺めのいい空間。お部屋からは唐津湾が一望できて、窓からは爽やかな海風と波の音色が聞こえてきます。波打ち際を素足で歩いてみれば、とっても気持ちがよくてリフレッシュできますよ。

お食事は、海辺の個室で周りを気にせずマイペースにいただきましょう。新鮮で透明、コリコリとした食感と甘みが絶品のイカの活き造りをはじめ、新鮮な海の幸・唐津の旬の幸が盛りだくさんに用意されています。西の浜を庭に、波の音、潮の香りに心なごむお部屋でいただくお食事は、とっても幸せな気持ちになれそう…♡

「唐津第一ホテル リベール」は松浦川を目の前に望むホテルです。客室はシングル・ダブル・ツインの3タイプがあるので、ひとり旅でも女子旅でも、あなたの旅のスタイルに合わせてお部屋を選ぶことができますよ。川に面したお部屋では唐津城や虹の松原などが一望できて、宿泊中も旅気分がグッと上がりそう♩

寛ぐためには大きなお風呂に浸かることってとっても大切◎そんなとき、ホテルの1階にある大浴場はうってつけの存在です。足をぐ～っと伸ばし、ゆっくり浸かってカラダの芯からあったまれば、すっきりリフレッシュできますよね。

朝食は和洋バイキングスタイルです。なかでも呼子名物の「イカしゅうまい」は必食！朝食でいただけるなんて嬉しいですよね♩唐津の宿泊施設が始めて広まっていったご当地グルメ「朝からつ茶漬け」もあるので、ぜひ食べてくださいね。このように、格安で泊まることができるのに設備が充実しているので、リーズナブルに旅がしたい人にぴったりなホテルです。

唐津でも特に有名な「呼子」。唐津を訪れる人のほとんどが、呼子へも行こうと考えているはずです。けれど唐津に泊まって足を延ばすにはほんの少し遠い場所にあるので、どうせなら呼子にも泊まっちゃおう！と思う人もいますよね。そんなときにおススメなのが、こちらの料理旅館「大望閣」です。

大望閣が位置しているのは、玄界灘を一望できる高台。客室の海側は一面ガラス張りになっていて、圧倒的な開放感に清々しい気持ちになれそう！窓からは、「呼子大橋」や「名護屋大橋」が一望できますよ。客室タイプは、和室と和洋室から選びましょう。

館内最上階にある大浴場は、海を見渡す展望風呂！内湯と露天風呂があって、女湯では呼子大橋を、男湯では名護屋大橋を眺めながら浸かることができます。時間帯によって見える景色も変わるので、何度でも浸かって癒されましょ♩

呼子といえばイカ！生け簀でギリギリまで生かされたイカは、テーブルに運ばれてきたときもまだ動いているほど新鮮で、透明感もコリコリとした食感も抜群です。お刺身でたっぷりと楽しんだあとは、天ぷらにしてもらうことができて、呼子のイカの魅力を余すところなく堪能できますね♩レストランは個室なので、マイペースに食事ができるのも嬉しい◎

朝はぜひとも早起きして「呼子朝市」へ！この朝市は日本三大朝市のひとつで、元旦以外は毎日開催されています。新鮮な海産物が安値で販売されていて、手頃な値段で海の幸の食べ歩きもできるので、おなかを空かせて行ってみてくださいね★

佐賀は車が不可欠な旅先です。でもだからこそ、あなたのペースで楽しむことができるし、自然にグルメ、観光地など魅力もいっぱいあります。唐津をたっぷり観光するなら、疲れを癒して寛げるホテルや旅館に泊まって、旅をより満喫してくださいね♩