愛知っ子が教える穴場グルメ。瀬戸のプリン屋「ウオコー」の寒天がめちゃうま

瀬戸市内にあるカスタードショップ・ウオコーは、店名どおりカスタードプリンが自慢の喫茶店です。プリンは低温のオーブンでじっくりと焼く、ちょっと固めの焼きプリンスタイル。お皿に出すとプルンとした立ち姿で、さらりとしたカラメルソースとの相性が抜群です！

種類も豊富に揃っていて、一番人気のカスタードのほか、キャラメル生クリームプリン、抹茶プリンなどがあります。どれも卵の味が強く感じられ、カラメルの苦みもちょうどいいので、ショーケース内の各種プリンを全部食べてみたくなりますよ。

とくにお薦めしたいのが、カボチャプリン。カボチャの果肉を感じる食感が絶品です。カスタードとカボチャの2層構造になっていますから、ウオコー自慢のカスタードプリンもしっかり味わえちゃいます。

定番のカスタードプリンもおいしいのですが、限定テイストのプリンも見逃せません。桜プリン、紫芋生クリームプリンなども販売しています。出会えたらぜひ購入してみてくださいね。

固めプリン派のハートを射止める昔ながらの「カスタードショップ・ウオコー」のプリン、食べたくなってきましたか？でもまだ待ってください！プリンと一緒にぜひ試して欲しい、地元の人に人気の寒天をご紹介します！

ウオコーの寒天は、ビジュアルから違います。透明感のある寒天は、寒天の向こう側が見えそうなほど透き通っています。ぱくりと口に入れると、ぷるぷるっと震えてから、すうっとどこかへ消えていく。あとには、ひんやりとした爽やかな感覚だけが残っているという、魔法のような寒天なんです！

蜜をかける前の寒天です。透明で角があって、まさにクリスタルのような美しさ。寒天の形を保持できる上限ぎりぎりまで水分を含んでいるため、口に入れた瞬間に、ほろっとどこかへ消えてしまうのだそう。

この不思議な寒天を味わう蜜は抹茶と黒みつの2種類。どちらを食べるか悩むところですが、初めてならぜひとも両方味わって、食べ比べてみて！どちらも甘さ控えめで、甲乙つけがたいおいしさです。

鮮やかなグリーンの抹茶寒天。抹茶は愛知県内の西尾産のもの。甘さ控えめで、お茶のさわやかな香りと苦みをしっかりと感じられます。抹茶蜜を寒天とともに口に入れると清涼感が突き抜けるようで、季節を問わずいつでも食べたい一品です。

こちらは黒蜜。蜜には沖縄の黒糖を使っているため、しっかりした甘味とほんのりした香ばしさが特徴です。甘みがあっても後味がさっぱりしているので、甘いものが苦手な男性にもとても好評です。

こちらの寒天は、店内でいただくこともできますし、テイクアウトもOK。オーダーすると店主さんがお店の奥で寒天を用意してくれ、蜜もその場で詰めてくれます。店内メニューは、プリンも寒天も蜜豆などもすべて手作りです。そのため大量に作れず、遅い時間に来店するとショーケースが空になっていることもあるため、早めに来店するのがおすすめですよ。

こちらのお店、もとは名鉄の尾張瀬戸駅から徒歩15分くらいのところにありましたが、2016年に移転しました。現在は瀬戸自動車学校のすぐそばになったため、お店の場所がとても分かりやすくなりました。尾張瀬戸駅から車で10分弱、駐車場はお店の前に１～2台分が用意されています。歩くと瀬戸駅から30分ほどかかるため、車でのアクセスがおすすめです。

なかなかお店まで行くのはむずかしい…という方は、道の駅「瀬戸しなの」がおすすめです。瀬戸市内の特産品を販売しているコーナーで、ウオコーのプリンと寒天を販売していますよ。

寒天はお店で販売しているものよりややミニサイズで、お値打ちに購入できます。プリンの種類もそろっているので、瀬戸に行った際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

焼き物の町、瀬戸でいただけるおいしいプリンと不思議な寒天。ちょっと意外な組み合わせですが、ぜひ両方を試してみてくださいね。テイクアウトして自宅でほんわかスイーツタイムを楽しむのもおすすめですよ。