夫婦でゆっくり浅草をめぐる。おすすめの浅草散歩コース

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観光地としては世界に知られるほど有名な浅草。観光や散策はひとりでも、恋人や友人とでも、仲間とわいわいとでも、さまざまな楽しみ方ができるものです。今回は夫婦でゆっくり散策したくなる、浅草のお散歩コースをご紹介します。

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浅草といえば、ここ浅草寺の雷門。たくさんの人がいる浅草のシンボルです！浅草駅から徒歩約1分のここから、浅草散歩をスタートしましょう。ちなみにこの雷門は正式名称「風雷神門」で、松下電工の創設者「松下幸之助」が1960年に寄進したものです。

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雷門をくぐり、仲見世通りを散策しながら浅草寺本殿に向かいましょう。仲見世通りは日本で最も古い商店街の一つで、1688年～1735年頃に始まったといわれています。

約250mの通りには東側54店、西側35店の合計89店の店舗があります。その中でも名物のおすすめグルメをご紹介します。

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仲見世通りを入ってすぐのところに、きびだんご屋さんの「あづま」があります。大きいお団子の看板が目印で、たくさんの人で賑わっている一軒です。

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江戸時代に仲見世にあった「きびだんご」を実演販売しているので、できたてを食べられます。抹茶と一緒に食べれば、気分も上がりそう♪

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仲見世通りには、芋ようかんで有名な「舟和」のお店が3店舗あります。3号店では芋ようかんを使ったソフトクリームやどら焼きなど、すぐに食べられるスイーツを店頭販売しています。

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「芋ようかんソフトクリーム」は、とても人気！さっぱりとした味わいです。歩きながら食べることはできませんが、お店の前で食べられます♪

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仲見世通りを歩いていき、そのまま本殿へお参りです。その前にくぐるのが「宝蔵門」。ここにも大提灯があり、この門も幾度かの火災で消失していますが、そのたびに再建されてきました。今の門は1964年に大谷重工業・ホテルニューオータニ創始者の大谷米太郎氏により寄進されたもの。上層の部分は浅草寺の宝物収蔵になっています。

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門をくぐった裏側に、大わらじがあります。長さ4.5m、幅1.5mの大きさで500gの重さ！この大きなわらじが仁王さまの力を表しているそうなので、お見逃しなく。

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「宝蔵門」をくぐると、左手に「五重塔」が見えてきます。五重塔の屋根には意味があり、下から地（基礎）、水（塔身）、火（笠）、風（請花）、空（宝珠）を表しているそうです。

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それでは、本堂にお参りしましょう。手水舎で身を浄めるのを忘れずに。

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本堂にも大提灯があります。浅草寺は、大提灯がシンボルですね。この本堂も戦災で焼失してしまいましたが、1958年に再建されました。形、造りは、旧本堂と同じです。

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本殿の屋根には、川端龍子（かわばたりゅうし） 画の「龍之図」があります。また、その両隣には堂本印象（どうもといんしょう） の「天人之図」があります。お参りした後は、上を見上げて見てください。

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本堂の左奥には「影向堂」があり、ここに大黒天がお祀りされています。そして御朱印をいただくのもこちらです。

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影向堂の周辺には、川や滝、石橋などがあります。ゆったりと散策してみてくださいね。

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そして影向堂から五重塔に戻るところに「出世地蔵尊」があります。その左には、子授け・子育ての仏様「子育地蔵尊」、商売繁盛の仏様「商徳地蔵尊」があるので、すこし足を向けて参拝していってくださいね。

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宝蔵門の方から仲見世通りを戻り、仲見世通りと交差する「伝法院通り」を歩いてみましょう。江戸の街並みを再現した通りです。こちらにも食べ歩きグルメや雑貨屋さんも多くあり、いろいろと楽しめます。

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ところどころに江戸時代に活躍した人たちの人形が飾られています。写真は、白波五人男（しらなみごにんおとこ）の一人です。その他にもいますので探してみてくださいね。

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通りには「伝法院」の門があります。浅草寺の中にある伝法院は、とてもきれいな庭園があり、桜のシーズンにはとても人気のあるスポットです。伝法院の庭は例年3月～5月あたりに期間限定公開されていますので、お見逃し無く♪

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「伝法院通り」を折り返し、隅田川のほうに進むと「江戸通り」に当たります。更に進むと隅田川沿いにある「隅田公園」に出ることができるんです。この隅田公園は、関東大震災の復興事業の一つとして生まれた公園。この浅草側と、対岸の墨田区向島にまたがっています。

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春には桜が満開に！観光だけでなく、花見客でも賑わいます。

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アジサイの咲く「アジサイロード」も整備されていて、いろいろな季節に楽しめますね。

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対岸には、スカイツリーが観えるので川岸をのんびり歩くのもおすすめ。船がたくさん通る隅田川を眺めるのも風情がありますよ。

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国産の鰻が食べられる「浅草うな鐵 浅草駅前 本店」は、浅草駅からすぐのところにあります。店舗はビルの1階と2階で広々としたお店です。隅田川沿いにあるので、浅草らしさもたっぷり！

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おすすめは「浅草ひつまぶし」。備長炭で香ばしく焼き上げたうなぎが、秘伝のタレに付けられてご飯と最高の相性です！うなぎの量は0.8から1、2、3尾と選べます。

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「今半本店」は、明治28年創業のすき焼きのお店で仲見世通りにあります。なんとも歴史を感じるお店で、座敷とテーブル席があります。

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割下をいれる関東方式のすき焼き。特選牛ロースすき焼き、すき焼きセットなど種類もいろいろ。夫婦で熱燗を飲みながらすき焼きをつつくなんて粋ですよ。

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「駒形どぜう」は、創業1801年の老舗のドジョウ料理屋さんです。場所は浅草駅から徒歩約1～2分。お店は江戸時代の代表的な商家造りが特徴です。

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店内も創業当時の雰囲気がそのまま！「入れ込み座敷」というそうです。地下と2階にはいす席もあります。

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どぜう鍋にチャレンジしてみましょう！臭みがあるというイメージを持っている人も多くいますが、初めてでもおいしく食べられるのが駒方どぜう。これにもやっぱり日本酒がぴったり合いそうですね。