サクッ！しっとり♡紅茶に合うおすすめダックワーズ5選【全国】

サクッとした生地にアーモンドの香り、しっとりクリームがサンドされた「ダックワーズ」。元々はフランス南西部アキテーヌ地方で作られる、直径が20cm以上ある郷土菓子です。これを生地に使い、クリームを挟んだお菓子がフランスのあちこちで見られます。フランス語で“ダコワーズ”と呼ばれ、バタークリームがちょっと重たい感じだそうです。

日本でよく見かける小判型のダックワーズは、フランスの菓子店でシェフをしていた日本人が考案しました。「ダコワーズを和菓子の最中のような形にしたら、新感覚の焼き菓子になるのではないか？」と考え、試行錯誤を繰り返して今の形に！

シェフが日本に戻って店をオープンするときに、この菓子の名前をフランス語の発音である“ダコワーズ”から、響きを良くするために「ダックワーズ」とネーミング。本家のフランスにもレシピが伝わり、現在は小判型のダックワーズが売られ、人気を得ているそうです。逆輸入されるほど人気のダックワーズのお店。気になりますね♪

福岡市営地下鉄「薬院大通駅」より徒歩4分、西鉄「南薬院」バス停より徒歩2分。「フランス菓子16区」はオーナーシェフの三嶋隆夫氏が、パリの高級住宅地16区にあるお店で修業していたことにちなんだ店名です。流行に走ったりすることはなく、良いお菓子を作ることにこだわる職人の姿勢を守り続けています。

三嶋シェフがパリの修業時代に考案したスペシャルがダックワーズ。その後、お店の看板商品となり、フランス菓子16区の名を全国に広めることになりました。現在は多くの洋菓子店でダックワーズが作られています。評判はフランスにも及び、パリで修業した当時の菓子店のオーナーシェフが、作り方を学びにやってきたほどでした。

パリッと焼けた表面とは裏腹に、中はフワッとやわらかい歯ごたえと、アーモンドの風味が口の中に広がります。1袋2個入りなのが何となく嬉しい♪箱入りは3袋から16袋まで、予算に合わせて選べます。

全国各地に店舗のあるお店、1966年神戸で創業した洋菓子店「アンテノール」は大手百貨店に出店し、多数のお菓子をお取り寄せできます。あべのハルカス近鉄本店にある阿倍野近鉄店は、ケーキやタルト、ゼリーなど生菓子の種類が豊富。人気の焼き菓子コーナーもあります。

クリームダックワーズのアンテワーズは、20年以上のロングセラー。軽やかな生地とクリームが溶け合い、まるでケーキのような柔らかい口どけです。黒糖生地とコクのあるキャラメルクリームのキャラメルアーモンド、洋酒に漬けたレーズンとバニラクリームをサンドしたバニラレーズン、あずき入りの高級宇治抹茶クリームをサンドした宇治抹茶の3種類。

ダックワーズ生地の材料は、ほぼメレンゲとアーモンドプードル。小麦粉はわずか数％という配合が軽やかな食感を生みます。軽やかに焼き上げた繊細な生地に、味わい深いクリームを贅沢にサンドした味のハーモニー♪3種類の味を組み合わせた詰め合わせなど、いろいろあります。

JR・神戸市営地下鉄「新長田駅」から徒歩約1分。「レーブ・ドゥ・シェフ」は神戸で愛されて35年の洋菓子店で、神戸を中心に店舗を展開しています。ヘルシー＆ビューティ、お母さんの手づくり菓子のような安心できるおいしさがモットー。素材を活かした季節のスイーツが人気です。

大人気の一咲（ひとさき）チェリー。独特の食感と深い味わいのダックワーズは、ひとつひとつ手仕事で丁寧に作られます。ダックワーズの生地づくりは手の動きを再現したミキサーで、きめ細やかなメレンゲに。アーモンドの粉を加え、職人技でかき混ぜて成型され、生地の上から粉糖を振りかけて焼き上げられます。

特製クリームに挟むチェリーは、色・風味・香りともに華やかなミシガンレッドチェリー。チェリー酒に2日間漬け込んでいます。生地にクリームをのせ、ひと粒ひと粒チェリーを並べて完成です。さくらんぼの花言葉は、“上品”そして“小さな恋人”。一咲チェリーはウェディングパーティの引出物としても喜ばれています。

京阪電車「祇園四条駅」から徒歩5分。「OKU」は元カフェ＆ギャラリーから、旬の食材を使ったおばんざいとお酒が楽しめる、和バルにリニューアルオープンしました。余分なものがなく、凛々しさのあるものづくりにこだわり、日本特有の精神的な奥ゆかしさも表す“OKU”の世界。ランチやガトーセットなどスイーツも提供しています。

抹茶のダクワーズ。貴重なスペイン産マルコナ種のアーモンドを使用し、香り豊かな宇治抹茶で焼き上げています。特製抹茶バタークリームは、干無花果の風味と抹茶の香りがお口いっぱいに広がり、これまでになかった抹茶の焼き菓子に仕上げました。OKUの人気おもたせスイーツです。

店内のカフェスペースで、よもぎロールとプリン、お抹茶がセットになったガトーセットでもいただけます。店内では常温で大丈夫ですが、お取り寄せだと冷蔵便で出荷。お取り寄せの場合は常温に戻して、なるべくお早目に召し上がってください。

JR「足利駅」から約2km。「大麦工房ロア」は日本一の生産を誇る、大麦を活かした菓子作りを行っています。健康素材の大麦をもっと広めるため、ふるさとの大麦だけを使い、地元の食文化を守ることも考えられています。二条大麦100％の麦こがしを使った焼き菓子の種類は、30種近くと豊富です。

代表銘菓の大麦ダクワーズ。メレンゲ生地は麦こがしと相性が良く、大麦の香ばしさを邪魔せず、大麦の風味と食感、口どけ、後味も良く、日本人好みの味わいになりました。いちご、マロン、ラムレーズン、宇治抹茶、ぬれ甘なっと、さくらんぼ、生キャラメル、ショコラの他、季節限定の味もあります。

サイズ大き目の厚みのある大麦ダクワーズ。小麦ではなく、大麦を使っているので素朴な風味も楽しめます。ダックワーズにまだ馴染みがない方にも、なぜかしっくり来る味わいです。

日本でダックワーズが作られるようになって30数年。今では焼き菓子の詰め合わせで、お馴染みの洋菓子になりました。メレンゲの焼き菓子はサクッと軽い食感と、口に入れた途端シュワッと溶ける口溶け感が魅力♪ダックワーズはその魅力を最大限に活かしたスイーツです。ティータイムにぴったりなダックワーズを、お気に入りの紅茶と一緒に召し上がってください。