2024年06月24日
【全国】力強く咲く姿に元気をもらおう♪「めずらしい野の花」に会える観光スポット8選
自然の中で咲く“野の花”は、健気でたくましいですよね。眺めているだけで元気をもらえる気がしませんか?今回は、お花好きな女子のために「めずらしい野の花」に会えるスポットをピックアップ。九州の山地に咲く「ミヤマキリシマ」に、尾瀬で見られるガラス細工のような「サンカヨウ」など希少なお花を集めました。絶景、温泉、パワースポットなど、周辺の観光情報もあわせて紹介するので、旅の参考にしてくださいね。
目次
SNS映えする素敵なスイーツにおいしい料理、かわいい雑貨店やスタイリッシュなセレクトショップなどなど…なんでもそろう東京。暮らすには便利な場所ですが、毎日ビルに囲まれていると“緑”が恋しくなる時がありませんか?そんな時は、自然好きな親友を誘って二人旅に出ましょう。
自然を求めて森や山へ出かけると、そこで自生する“野の花”を見かけることも。一生懸命咲く花は、健気で可憐ですね。眺めているだけで元気や勇気をもらえそうです♡また、お花の写真を撮れば、ずっと二人の思い出に残るはず。そんな“野の花”の中には、ある特定の場所でしか見られない品種や、数が少なく絶滅危惧種になっているものもあるんですよ。今回は、女子旅で訪れたい「めずらしい野の花」に会えるスポットをピックアップしました。
※掲載内容は2020年6月時点の情報です。行かれる際は公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
清楚なお花が好きな方は、“春の妖精”と称される「カタクリ」に会いにいきませんか?クルンと反り返った薄紫色の花びらが特徴で、大きさは10cmほど。小さくて可憐な姿は、まさしく妖精のよう。開花するまでには、種をまいてから7年~8年も待たないといけないんですよ。かつては全国の里山で見られましたが、今では絶滅危惧種に指定されている貴重な花です。
数が少なくなってしまったカタクリですが、日本各地にいくつか群生地があります。秋田県・仙北市の「かたくり群生の郷」はその一つ。広大な栗林に自生するお花はロマンチック♡その規模は、なんと東京ドーム4.2個分にも及ぶそうです。友達と一緒にメルヘンチックな写真を撮っちゃいましょう。見頃は4月中旬から5月上旬で、アクセスは八津駅から徒歩5分ほどです。
かたくり群生の郷の詳細情報
「かたくり群生の郷」のある仙北市を旅するからには「田沢湖」も訪れておきたいところ。龍になったという伝説が残る“たつこ姫”の像に、美容のご利益が伝えられている「御座石神社」や、縁結び神社「浮木神社」など、女性にはたまらないスポットが満載です。日本最深を誇る湖の水は透き通っていて、見ているだけで心が浄化されそう。
田沢湖の詳細情報
ツツジの一種である「ミヤマキリシマ」は、九州の高山部でしか見られない貴重な花。鹿児島~宮崎にまたがる霧島山や、大分の九重連山、熊本の阿蘇山などに自生しています。赤紫色の小さな花はとっても華やか。見ているだけで女子力がUPしそうです。
仙酔峡の詳細情報
公式詳細情報
亀の井ホテル 阿蘇
熊本県 / 阿蘇 / 旅館
- 住所
- アクセス
- JR豊肥本線 宮地駅より車で5分/九州自動車道 熊本ICから国道57号二重の峠トンネル経由約40分/熊本空港から約40分
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 10:00(OUT)など
サンカヨウの自生地の一つが、童謡「夏の思い出」で有名な尾瀬です。この湿原は福島・新潟・群馬の3県にまたがる高山植物の宝庫。友達と一緒に、サンカヨウを探しながらハイキングコースを歩いてみましょう。ちなみに、サンカヨウの葉は大小二つあり、お花は小さな葉の上に咲くそうです。白い状態のお花も愛らしいですね♡
サンカヨウは鳩待峠(はとまちとうげ)から“山の鼻”に向かう辺りで発見できることが多いそうですよ。なんだか宝探しみたいでドキドキしますね。
6月上旬~6月中旬の時期には、サンカヨウのほか、薄紫の優美な花「シラネアオイ」や、桃色のラッパのような「イワナシ」なども見頃を迎えます。また、尾瀬と言えば、大小さまざまな形の「池塘(ちとう)」と呼ばれる池沼も有名。天気に恵まれれば、水面に空が映り込む不思議な景色に出会えますよ。
尾瀬の詳細情報
真っ白な姿をしているギンリョウソウは、キノコのように見えますがれっきとした花。下を向いている姿が幽霊のように見えることから、別名「ユウレイタケ」とも呼ばれています。腐生植物といって、ベニタケなどの菌類に寄生するめずらしい植物。葉緑体を持っていないので、光合成ではなくキノコから養分をもらって生きています。なんだかちゃっかりしていますね。
高尾山の山道は整備されていますが、運動に慣れていない方には想像以上にハード。その場合はケーブルカーやリフトを活用してくださいね。歩き疲れたら、高尾山駅の近くにある売店でスイーツをどうぞ。
高尾山の詳細情報
高尾山に行くからには、東京有数のパワースポット「高尾山薬王院」にも立ち寄りたいところ。広大な敷地内には、縁結びスポットの「倶利伽羅堂(くりからどう)」や「愛染堂(あいぜんどう)」、金運スポット「八大竜王堂(はちだいりゅうおうどう)」など気になる場所がたくさん♪二人で運気アップを祈願しちゃいましょう。
高尾山 薬王院の詳細情報
高尾山 薬王院
- 住所
- 東京都八王子市高尾町2177
- アクセス
- 高尾登山電鉄清滝駅から高尾山ケーブルカーで6分、終点下車、徒歩20分
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医王池の詳細情報
医王池
- 住所
- 愛媛県今治市
- アクセス
- ▼車で 今治小松自動車道・今治湯ノ浦IC → 約5分 → 目的地 ▼バスで 今治駅前 → 市内バス今治-済生会病院-浜桜井-クアハウス-三芳-壬生川-小松総合支所前線・約40分 → 休暇村入口下車 → 徒歩・約1分 → 目的地 ▼船で 最寄港名:今治港
「医王池」のある今治市は、今治城や“タオル美術館”など観光名所も充実しています。中でも、絶景好きな方には「海山城展望公園」がおすすめ。ここから見える来島海峡は絵画によう。その昔、来島海賊の砦があったというスポットで、遠い時代に思いをはせてくださいね。
海山城展望公園の詳細情報
ヒゴタイは、阿蘇郡・産山村の広大な「ヒゴタイ公園」で自生しています。キュートなお花×雄大な山々を眺めれば、二人の思い出に残りそう♪ヒゴタイが見頃を迎える8月中旬~9月中旬には、黄色いオミナエシ、淡い色彩のクレオメなども咲いていて、写真を撮る手が止まりませんよ。時間に余裕があるなら、公園内の“野の花博物館”にもぜひ立ち寄ってみて。アクセスは宮地駅から車で40分ほど。
ヒゴタイ公園の詳細情報
「ヒゴタイ公園」を訪れた際には、毎分30tもの水が湧き出る「池山水源」にも立ち寄ってみて。ここは名水百選に選ばれていて、池の近くにある水飲み場から“湧き水”を飲むことができますよ。天然のミネラルウォーターはひんやりしていて最高♪周辺は木々が生い茂り、神秘的な雰囲気がただよっています。
池山水源の詳細情報
池山水源
- 住所
- 熊本県阿蘇郡産山村田尻14-1
- アクセス
- 宮地駅 車 30分 20km 広瀬橋バス停 徒歩 120分 9km 役場方面(村南)ルートのみのため、徒歩の場合は約2時間の時間を要します。
- 料金
- 【料金】 入園無料
野反湖の詳細情報
「野反湖」のある中之条町には、国の天然記念物に指定されている「チャツボミゴケ公園」もあります(冬季は閉園)。ここではかつて採鉱が行われていて、露天掘りによってできた“窪み”にチャツボミゴケが自生したそうです。色鮮やかな苔はしっとり美しく、上質な絨毯のよう。コケ好きな“苔ガール”はぜひ訪れてみて。
チャツボミゴケの詳細情報
伊吹山の詳細情報
伊吹山
- 住所
- 滋賀県米原市上野
- アクセス
- JR近江長岡駅 バス 15分 5.2km 駅前発着の「湖国バス」で伊吹登山口行きに乗車、または、タクシーをご利用ください。 JR長浜駅 バス 20分 駅前発着の「湖国バス」で伊吹登山口行きに乗車、または、タクシーをご利用ください。
米原と言えば、地蔵川に咲く水中花「梅花藻(ばいかも)」も人気。梅のような小さな花を、5月中旬~8月下旬まで咲かせます。ただし、こちらは生活区である醒井宿(さめがいしゅく)に咲いているので、車での侵入はNG。行かれる際は公共交通機関を使ってくださいね。
醒井宿の詳細情報
いかがでしたでしょうか?自然の中で力強く生きている花の姿には、なんだか勇気をもらえますね。最近緑を見ていないな…と感じたら、友達を誘ってレッツゴー。目的は「めずらしい野の花」!そんな女子旅もたまにはいいものですよ。