【滋賀】ワイン好き必見！甘くてジューシー♪にごりワイン専門『ヒトミワイナリー』

日本産の生ぶどうを100％使う“日本ワイン（NIPPON WINE）”を生み出す『ヒトミワイナリー』。全国的にも珍しい、ろ過しないスタイルの “にごりワイン”を作っており、日本で唯一のにごりワイン専門のワイナリーといわれています。

ヒトミワイナリーのある滋賀県東近江は、琵琶湖の南側にあり、近くには山や川など豊かな自然が溢れています。創設者は60歳までアパレル業界にいましたが、大のワイン好きが高じ、自家農園のぶどう畑やワイナリーを作ってしまったのです！日本産の生ぶどうとにごりワインにこだわり、1991年に正式にオープンしました。

栽培されているぶどうの種類は、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、カベルネ、ピノ・ノアールなど、ワインを飲む人ならどれも馴染み深いものばかり！日本でも海外と同じぶどうが栽培できるということにも驚きです！

発酵過程の中で出てくる「もろみ」は、普通のワインではろ過し、透明な状態になります。にごりワインのスタイルでは、もろみを取り除かずにそのまま瓶詰めをします。

もろみで濁っているので、その見た目からにごりワインと呼ばれているんですよ。

にごりワインの特徴は見た目だけではありません。もろみには甘さが残っており、アルコール感を少なくしてくれるという効果もあります。また、普通のワインに比べると果実繊維や酵母が多く残っているので、ミネラルや食物繊維が豊富だといわれています。そのため、お酒が苦手な人や女性にも人気のあるワインなんです！

ヒトミワイナリーでは、なんと無料でワインの試食ができます。何種類飲んでも無料というのも嬉しい！ワインと一緒に食べるために作られた、焼き立てのパンも無料で提供されています。

元気なスタッフたちが丁寧に解説してくれるので、ワインがよく分からないという人でも問題ありません！“普段は日本酒をよく飲む”、“甘いほうが好き”など自分好みのテイストを伝えれば、それに合う、とっておきのにごりワインを紹介してくれますよ。

店内ではワインにぴったりのチーズや、滋賀県の特産品である鮒ずしなども販売されています。

スタンダードな白・赤ワインのほか、ヒトミワイナリーで特に人気なのが“オレンジ”ワインです。白ぶどうを使っているのに、果実感のあるオレンジのような風味！ジューシーなのに甘すぎずドライな味わいで、一度飲めばワインの常識が覆されるような一品です。白ワインがにごり、オレンジのような色合いになっているのも特徴です。

醸造所の見学も行われています。普段は窓越しの見学だけですが、5月のGWや11月など時期によっては、醸造所内での見学も可能です。醸造スタッフが直接案内してくれるので、おすすめ。開催時期は公式ホームページで発表されるので、要チェックです。

ワイナリーで無料提供されているパンは、併設された『パンの匠ひとみ工房』で焼かれています。ワインのおつまみにぴったりのパンや、ここでしか販売されていない商品もあるので、気に入ったらぜひこちらも立ち寄ってみてくださいね！

にごりワイン専門の『ヒトミワイナリー』をご紹介しましたが、いかがでしたか？日本で採れたぶどうを使ったワインは、もちろん海外のものより防腐剤などの添加物も少なく、新鮮で美味しく飲むことができます。ぜひ一度、ヒトミワイナリーのにごりワインを試してみてくださいね！

公共交通機関を利用する場合、JP近江八幡駅や米原駅、彦根駅などで近江鉄道に乗り換え、「八日市駅」で下車します。近江鉄道バス永源寺車庫行きに乗車して30分ほどで「山上口」下車、徒歩約1分です。車の場合、名神高速道路「八日市IC」か国道421号を三重県方面に進み約10分ほど、左手にあります。