1泊2日で満喫♪沼津市の王道観光プランをご紹介

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沼津は静岡県でも有数の港町。富士山を望むこの町は、かつては東海道の宿場町としても賑わいました。また、沼津の目の前に広がる駿河湾は日本一の深さを誇り、豊かな漁場として知られています。東京からもほど近く、最近話題の沼津港深海水族館や港グルメを目当てに訪れる人たちが急増中！注目のエリアなんです。

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東京から沼津までは、東海道新幹線と東海道本線を乗り継いで行きましょう。東京駅から三島駅まで新幹線で約1時間。新幹線を降りたら、東海道本線に乗り換えます。三島駅から沼津駅までは約10分で到着します。自家用車で行く場合、東京ICから沼津ICまで約90分、さらに沼津ICから沼津港までは30分ほどでつきます。

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沼津駅で下車したら、南口に出ましょう。ランチまでには少し時間があるので、まずは街並みを散策です。ロータリーを右手に進み信号を渡ると、昔ながらの商店街のアーケードが見えてきます。

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全国的には減りつつあるアーケードですが、ここ沼津では今でも現役です。地元の方々から、日常のショッピングストリートとして親しまれています。週末には長いアーケードを活かして、様々なイベントなども開催されます。特に七夕祭りは毎年多くの人が押し寄せ、大変な賑わいになります。

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新鮮な鮮魚と天日干しの干物が自慢のお食事処です。沼津駅から直接向えば、徒歩10分。夜は予約なしでは入れないほどの人気店で、予約不可のランチタイムには行列必須です。11時にウェイティングリストが店先に出されるので、その前には到着できるよう行きましょう。

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ランチの一押しメニューは、数量限定の「山正丼」。バラちらし風の丼には、マグロやイカ、タコ、サーモンなど、日替わりの具材がたっぷりとのっています。他にはお刺身や干物がメインの定食、お寿司なども。どれもしっかりボリュームがあるのに、リーズナブルです。

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食後は腹ごなしに狩野川沿いをお散歩しながら、沼津観光のハイライトとも言える沼津港へ向かいます。川沿いは歩行者と自転車用の遊歩道が整備されているので、車を気にすることなく歩けるんです。

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狩野川にかかる「あゆみ橋」のたもとにあるのが、中央公園です。かつてここには水野忠友が築いた「沼津城」の本丸が置かれ、沼津は城下町として繁栄していました。現在は市民の憩いの場として、ジョギングやサイクリングの拠点としても利用されています。

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公園の中には石碑が立っています。脇には解説のパネルが立っていますので、ぜひご一読を。

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しばらく進むと「あゆみ橋」に到着します。「あゆみ橋」は歩行者・自転車専用の橋で、吊り橋のような構造が美しく特徴的。「ワイルドヒーローズ」などドラマの撮影にも使われるロケスポットなんです。せっかくなので橋からの景色を楽しみましょう。

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橋の上からは、狩野川の雄大な流れと沼津の街を望むことができますよ。あゆみ橋は車が通らないので、安心してのんびり景色を眺めることができますね。ひとしきりお散歩したところで、そろそろ喉が渇いてきませんか？さらに港へと足を進めつつ、カフェ休憩と参りましょう。

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「ブルーウォーター」は狩野川沿い佇む、開放的でお洒落なカフェ。ランチやカフェはもちろん、夜はアルコールとともに景色が楽しめるので人気のお店です。ここに来たならぜひ、狩野川を望むテラス席にどうぞ！

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こちらの看板メニューは、焼きたての「アップルパイ」。ベリーソースやチョコレート、キャラメルなどソースは季節によって、数種類あります。熱々のアップルパイと、こんもり盛られた冷たいアイスクリームのコンビネーションが絶妙です。

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カフェでひと休みしたら、いよいよ沼津観光のハイライト・沼津港に到着です！沼津港で水揚げされた新鮮な魚介がずらっと並ぶ沼津港周辺。食事だけでなく、お土産選びにももってこいのスポットです。お腹がいっぱいでも、港町ならではの風景は見ているだけで楽しめます。

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“駿河湾を味わう町”をコンセプトにした「港八十三番地」は沼津港に隣接した飲食店や土産物屋、水族館が集まったエリア。観光客はもちろん、地元の人も多く訪れるスポットです。

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港八十三番地の一角にあるのが、深海をテーマにした「沼津港深海水族館」です。沼津港の前に広がる駿河湾は最も深いところで2,500mあり、深さは日本一です。その深海に住む生物の魅力を伝える、日本で唯一の水族館です。マニアックな展示ということで話題のスポットになっています。

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こちらには生きた化石と呼ばれるシーラカンスが5体も展示されており、世界的にも希少な水族館となっています。深海ならではのちょっと暗めの照明が、他では味わえない雰囲気をかもし出しています。

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沼津港を津波から守るために作られた水門「びゅうお」には、展望施設が併設。日中は、晴れていれば愛鷹山や富士山や南アルプスなど360度の大パノラマが楽しめます。日が傾き始めると水門はライトアップで彩られ、昼間とは違った幻想的な雰囲気に様変わり。

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展望施設は夜8時まで開いているので、こちらから沼津の夜景を眺めることができます。ブルーの灯りがロマンティックですよね。

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ディナーは港八十三番地にある、「浜焼きしんちゃん」へ。創業100年を越える老舗魚問屋が営むお店で、海鮮バーベキューがお手頃な値段で楽しめます。せっかく沼津に来たならランチだけでなくディナーだって海の幸を楽しみましょう。

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沼津港で水揚げされた新鮮な魚介類や深海魚を、目の前のコンロで焼き上げる海鮮バーベキューは、大人から子供まで楽しめるメニューです。お刺身や干物、煮魚など一品料理も充実しているので、こちらもぜひ試してみてはいかがでしょうか？

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宿は沼津の街中にある「沼津リバーサイドホテル」が便利です。港からタクシーを利用すれば、10分足らず。客室は富士山を望む富士山ビューか、狩野川を望むリバービューがあるので、予約の際には希望を伝えてみては？

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2日目は沼津の市街地を離れ、海沿いのエリアへ足を伸ばしましょう。沼津駅の南口にあるロータリーから、バスに乗って出発です。

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沼津駅からバスでおよそ40分のところにある「伊豆・三津シーパラダイス」は、前身の水族館から歴史を数えると日本で2番目に古いという水族館です。イルカやセイウチのショーのほか、カワウソやイルカと触れ合えるイベントも。魚と遊べるプールなど、遊びながら海のことを学べるコーナーも大人気です。

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芸達者でコミカルな動物たちのショーは、伊豆・三津シーパラダイスの名物イベント。イベントスケジュールは要チェックですよ！

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伊豆・三津シーパラダイスから、海岸沿いの景色を眺めながらバスに揺られること約20分。「沼津御用邸記念公園」は、大正天皇のご静養のために建てられた別邸です。気候が温暖で、富士山を望む風光明媚な土地であったことから、保養地として沼津が選ばれました。御用邸が廃止されてからは、皇族ゆかりの記念公園として一般に公開されています。

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御用邸には西付属邸と東付属邸の2つの建物があります。西付属邸は当時の調度品などが復元され、皇族の暮らしぶりを伺うことができます。東付属邸は文化活動の施設として利用されています。広大な日本庭園も見事で、四季折々の花が楽しめます。

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せっかく静岡県に来たのなら、海鮮に並ぶ名物・うなぎも味わいましょう！沼津御用邸記念公園からは徒歩10分ほどで、うなぎの名店「沼津うなよし」にたどり着けます。

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一番人気はやはり「うな丼」。器からはみ出さんばかりのうなぎは、ボリューム満点！タレの香ばしさとふわっとした口当たりで、多くの人々に愛されています。

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大手町のバス停から徒歩5分。休憩だけではなく、土産話にももってこいの喫茶店「どんぐり」。店内を回転寿しのごとく川が流れる、とても珍しい甘味処なんです。

出典：sanokuniさんの投稿

こちらでは入口にあるカウンターで、食券を購入します。席に着くと席の名前（東海道の宿場町の名前になっています）が書かれたホルダーがあるので、それに食券をはさみます。やがてどんぶらどんぶらと流れてくるタライにホルダーをのせて、注文完了となるのです。

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注文した品が出来上がると、自分の席の前にあるランプが点灯します。このようにタライに乗って運ばれてきますので、自分で受け取って下さいね。

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どんぐりの斜め向かいにある和菓子屋さん「ほさか」。昔から変わらない味として市民に親しまれているのが、こちらの「栗せん」と「茶せん」です。レトロな店構えも何だかほっとします。

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白あんを使った栗せんは、最初口に入れた時はしっかり固め。でも、やがでしっとりとした食感に変わるのです。お茶を練りこんだ、茶せんも風味豊かで人気です。

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ほさかから歩いてすぐのところにあるのが、洋菓子店の「dolce（ドルセ）」です。こちらではティールームが併設されているので、店内でケーキをいただくこともできます。

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お土産にぴったりなのが、こちらの「プチ・フロマージュ」。2〜3口で食べられる、プチサイズのチーズケーキです。スフレタイプなので、とても食べやすいです。

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旅の思い出、そしてお供におすすめなのが駅弁です。沼津駅の改札口の隣にある、「桃中軒」の売店では、地元の素材をふんだんに使った駅弁が購入できます。

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昔から変わらない名物は、こちらの「港あじ鮨」。沼津名産のあじを使った一口サイズのお鮨が、3種類入っています。わさびの葉を巻いたもの、シソを巻いたもの、さらに大葉とゴマが入った巻き寿司が入る贅沢なお弁当です。

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沼津の王道をぎゅっと盛り込んだ、1泊2日のプランを紹介しました。東京から日帰りでも楽しめる距離にある沼津ですが、ぜひ1泊してゆっくりと街を歩いてみて下さいね。