【2020年】沼津初心者さんに♪王道観光スポットと旅のポイントをチェック！

出典：富士川拾兵衛さんの投稿

静岡県の東部に位置する沼津市は、伊豆半島のちょうど付け根の部分にあたります。日本一高い富士山と、日本一深い駿河湾に囲まれたこの土地は、自然の宝庫。自然や海の生き物と触れ合えるレジャースポットであり、壮大なパノラマを楽しめる景勝地でもあり、海の幸・山の幸のどちらもが味わえるグルメスポットでもあります。今回はそんな沼津の魅力をたっぷり味わえる王道の観光スポットを地元民がご紹介いたします。

出典：武さんの投稿

沼津の主な見どころは、中心市街地から4km程度の範囲にぎゅっと集まっています。最も離れた戸田エリアでも、バスで2時間程度の距離なので、王道スポットだけ巡るのであれば1泊2日で十分満喫できます。イベントに参加してゆっくり楽しみたいのであれば、もう1日プラスすれば安心です。

出典：ei-1さんの投稿

沼津は気候が穏やかで、年間の半分以上は晴れるという恵まれた土地です。冬は温暖なので雪も降らず、夏も東京に比べて暑くないので、過ごしやすいんです。春は色とりどりの花、夏は海や花火、秋には紅葉、冬には雪化粧した富士山と、一年を通じて楽しめるものが揃っています。

出典：tecさんの投稿

沼津といえば、何と言っても海の幸！特に駿河湾で水揚げされる桜エビや生しらす、深海魚といった「地魚」は絶対に外せません。獲れたて新鮮な海の幸を、心ゆくまで味わいましょう♪

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観光スポットへの移動手段は、徒歩と路線バスが基本です。沼津の市街地なら、ほとんど徒歩で回れます。市街地から少し離れた千本公園などのエリアに行く時は、路線バスやタクシーを利用しましょう。伊豆半島の他のエリアも周るなら、半島全域の東海バスが乗り放題になる「東海バス全線フリーきっぷ」が便利です。

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沼津港内にある水産複合施設で、1階が魚の卸売市場、2階に飲食店が入っています。早朝には2階のデッキから実際のセリの様子が見学できるほか、展望台からは富士山や沼津の港、大型展望水門「びゅうお」を望むことができます。

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「沼津みなと新鮮館」は観光・食事・ショッピングが楽しめる、港町・沼津ならではのマーケットモールです。寿司屋・食事処・鮮魚・ひもの・お茶など、沼津近郊の有名店がずらり。取れたての地元野菜なども販売しています。食後はオープンウッドデッキで、港の風景をゆっくり堪能するのもいいですね。

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「駿河湾を味わう町」をコンセプトに作られた、沼津港の新名所として注目を集めているスポットです。海鮮丼やお寿司はもちろん、浜焼きや沼津バーガーなどバラエティに富んだ飲食店が集まっています。また世界的にも珍しい、深海魚に特化した「沼津港深海水族館」はこのエリア内にあります。2019年に一部リニューアルし、ライド型の深海アトラクションなどが誕生しました。

出典：hoqutoさんの投稿

沼津港のランドマークとして人気のフォトスポットでもある「びゅうお」は、沼津港を守るために建てられた、日本でも最大級の水門です。地上30mの高さを生かして上部には展望施設が設けられており、駿河湾や千本松原、富士山などの雄大な自然を360度のパノラマで楽しむことができます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気も味わえます。

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駿河湾の海岸線に沿って、美しい黒松の林が続くこの自然公園は、東海道随一の景勝地として古くから知られています。松原越しに望む富士山は、多くの文人・墨客たちにも愛されてきました。公園内には若山牧水や井上靖などの文学碑もあり、散策には絶好のポイントです。

出典：たろたろさんの投稿

明治26年に、当時皇太子だった大正天皇が静養のために造営した別邸が「沼津御用邸」です。気候が温暖で前面に駿河湾、背後に富士山という風光明媚な地であったことから沼津が選ばれ、明治・大正・昭和の三代に渡って使用されました。廃止後は記念公園として一般に公開され、明治時代の生活を知る貴重な資料館、また文化施設として親しまれています。

出典：ドンファンファン伯爵さんの投稿

日本一深い駿河湾に生息する生物をはじめ、世界中からユニークな深海生物をコレクションする珍しい水族館。本物のシーラカンスの剥製や冷凍個体を合わせて5体も展示しているのは、世界的にも希少なんです。常に新しい生物を捕獲しては展示しているので、まだ多くの謎に包まれた深海の魅力を発見できます。館内で買えるオリジナルグッズも人気ですよ。

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300種類を超える海の生き物たちが迎えてくれる「伊豆・三津シーパラダイス」。人気のアシカやイルカのショーに加え、もっと動物と触れ合いたいという方のための体験イベントも実施しています！魚と追いかけっこを楽しめる「いそあそび～ち」や、タカアシガニなど深海生物にさわれる「DON底タッチングプール」など、ユニークな展示は必見です。沼津市外からバスで20分ほどの場所にあります。

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沼津駅からバスで約30分。駿河湾に浮かぶ淡島をまるごと使ったレジャーパークです。淡島周辺の生き物を展示する水族館や、イルカ・アシカ・アザラシ・ペンギンといった海獣が暮らすエリア、展示数日本一を誇るカエル館がなどがあります。また散策路などもあり、家族で1日楽しめる施設が揃っています。

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海水浴と磯遊びが同時に楽しめる、人工のビーチです。市街地からも近い場所にありながら水質がとても良く、環境省の折り紙つき。遠浅の白い砂浜は、正面に富士山が広がる絶景ポイントでもあります。シャワーやトイレといった施設も充実していて、子供連れでも安心です。沼津駅からバスで50分ほどの場所にあります。

出典：プル猿さんの投稿

昭和の香り漂う喫茶店「どんぐり」は、なんと！店内に川が流れています。料理はたらい船に乗って、そこを流れて運ばれてくるのです。席には東海道の宿場町の名前がつけられており、レトロな味わいをさらに演出しています。あんみつやパフェのほか、きしめんやお茶漬けといった食事もあるので、軽いランチにもおすすめです。

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「大瀬まつり」は駿河湾の漁師が信仰する大瀬神社の例大祭で、毎年4月4日に行われます。最大の見どころは女装した青年たちが、色鮮やかに飾りつけられた漁船の上で踊る「勇み踊り」です。「♪チャンチャラおかしー、チャンチャラおかしー」という囃子にのって踊る姿はインパクト大なんです！同時開催の「内浦漁港祭」では、新鮮な魚や地元特産品が並ぶ直売市やマーチングバンド演奏などが行われ、毎年多くの人が押し寄せます。

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沼津駅南口に位置する沼津仲見世商店街を中心に毎年開催される「沼津仲見世七夕まつり」。各商店街のアーケードは色とりどりの笹飾りや七夕装飾で彩られ、見ているだけでも楽しい気分になれるイベントです。地元の高校の書道部による巨大短冊、よさこいダンスチームのパフォーマンス、プロの紙芝居師による日本一決定戦など、期間中にはいろいろな企画が繰り広げられます。

出典：stiさんの投稿

「沼津夏まつり」は70年以上の歴史を誇る、沼津の夏の風物詩です。しゃぎりの競演や郷土太鼓の演奏で街は活気に包まれます。狩野川で打ち上げられる花火は、市街地での花火大会としては東海エリア最大の規模。スターマインやナイアガラなど、間近で観る花火は圧巻の迫力です。

出典：dunkeldさんの投稿

東京から沼津までは、東海道新幹線と東海道本線を乗り継ぐルートが便利です。東京駅〜三島駅は新幹線でおよそ1時間。三島駅からは東海道本線に乗り換え、約10分で沼津駅に到着します。

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東京から沼津まで、リーズナブルに行きたいのなら高速バスという手も。東京駅〜沼津駅までは2時間半ほどで、料金も約2200円程度とお手頃です。朝のんびり出発したいのなら、昼すぎに東京を出て夕方沼津に着く便がいいでしょう。夜、仕事を終えてから東京を出てその深夜に沼津に到着し、翌朝からたっぷり楽しむという方法もありますよ。

東京からも比較的近く、気軽に新鮮な海の幸や自然を満喫できる場所として、沼津に訪れる人は年々増えています。最近では人気アニメの聖地としても脚光を浴び、盛り上がりを見せています。街の魅力をさらに伝えようとイベントも多数開催されており、これからも目が離せないエリアです。新たな沼津の魅力を発見しに、訪れてみてはいかがでしょうか？