高山ラーメン13選！飛騨高山で懐かしくてやさしい味に出会おう♪

高山ラーメンは、メンマ、チャーシュー、ネギというシンプルな具材に、醤油ベースのスープで細かく縮れた麺が特徴です。スープの作り方も独特で、スープとたれを一緒に混ぜて寸胴で煮込んでいるのが他のラーメンとは異なります。

そんな高山ラーメンのはじまりは、屋台の中華そばだといわれています。地元では、高山ラーメンを飛騨ラーメンと言ったり、中華そば、単にそばと呼んだりします。そのため、お店のメニューや看板には「中華そば」と書かれていることも多いので注文の際には注意してくださいね！高山ラーメンはボリュームが少なめなので、最後まで美味しく味わえますよ。

「つづみそば」は昭和31年から続く老舗ラーメン店。あっさりした中に、野菜のうまみやコクがあるスープは絶品です。酢やラー油などを入れて味に変化をつけて食べるのも、高山流の食べ方です。

メンマとチャーシューが乗った昔ながらの中華そばです。細打ちの縮れ麺があっさりスープに絡んだ中華そばを求めて多くのお客さんが訪れます。

昭和26年創業の老舗ラーメン店「豆天狗」。醤油をベースに少し濃いめのスープでありながらも、しつこすぎないバランスが絶妙な中華そばが食べられます。暖簾分けしていないので、この味は本店かセントレア店でしか味わうことができません。

魚介の出汁がしっかりときいた中華そば。とんこつ、鶏がら、野菜、削り節、煮干を８時間以上釜で炊き出したスープに、自家製のチャーシューと同じく自家製のメンマ、ねぎがトッピングされています。

「豆天狗」はつけ麺も有名。麺の量は、1.5玉でも2玉でも同じ値段なので嬉しいですね。中華そばとは違い、平太麺を使っている食べ応えのある一杯です。

濃い色をした醤油ベースのスープに、細ちぢれ麺が特徴の「甚五郎らーめん」。高山ラーメンの王道という感じのラーメンです。ランチタイムには、ご飯と漬物が付いてきます。夜遅くまでオープンしているので、お酒を飲んだ帰りの締めの一杯も良いですね。お待ち帰りのラーメンも販売しているので、お土産に買って帰る人も多いですよ。

オーソドックスな中華そば。厚切りのチャーシューは柔らかく、お店のこだわりを感じます。塩分制限のある方のために割スープが置いてあったり、味が薄いと感じる人のために醤油だれも用意されています。こういう心使いも嬉しいですね。

2012年に開店した高山市内のメイン通り・鍛冶橋通り沿いにある「麺屋しらかわ」。平日でも行列が出来る、人気店です。メニューは潔く中華そばのみです。夜遅くまで開いているので、締めに一杯のラーメンもおすすめです。ただし、夜は開店時間が21時と遅めなので注意してくださいね。

中華そばは、10時間煮込んだ鶏ガラベースのあっさり醤油味スープで、細ちぢれ麺がよく合います。黒胡椒がアクセントになっています。表面に油膜が張っていますがそれほどこってり感はなく、ぺろりと食べられる一杯です。

昭和35年に創業した老舗のラーメン店「ちとせ」。高山駅からすぐという好立地にあります。観光客だけではなく、地元の人達からの人気も高く大衆食堂のような雰囲気が魅力のお店です。

自家製麺をつかった中華そば、500円です！非常にリーズナブルです。

暖簾にも書かれてる「焼きそば」はモチモチとした食感の麺をつかっています。ラーメンとは逆に濃厚なお味の焼きそばは常連さんに人気です。

これがラーメン店？というようなお店の外観の「高砂中華そば」。まるでお蕎麦屋さんです。

定番の中華そばはすっきりした味わいながら、魚介類のダシがよく効いていて深いコクも感じられる一杯。自家製チャーシューとメンマが入っています。高山名物の赤かぶの漬物も付いてきますよ。

「桔梗屋」は大正時代から続く老舗中華そば店です。シンプルでごまかしのきかない中華そばは、地元のファンも多く、伝統の味を守り続けています。鶏ガラに豚骨、煮干し、野菜などをじっくりと煮込んだスープはあっさりとした醤油味。ダシの旨みが程よく細めのちぢれ麺とよく絡み、お酒を飲んだ後におすすめの中華そばです。強烈なインパクトはありませんが、家庭的な味でまた来たくなる名店です。

煮干しベースのすっきりした透明感のあるスープが特徴の中華そば。思わず飲み干してしまうような、そんなスープです。具材はチャーシュー、メンマ、ネギで、シンプルなだけに味をごまかせません。

「まさごそば」は昭和13年創業の老舗で、屋台から始まったとされる高山ラーメンの原点とも言えます。高山ラーメンの中でも、かなり黒い醤油スープが特徴です。コクがあり味わい深い一杯が楽しめます。

平成8年に横浜ラーメン館に出店して、高山ラーメンを全国区にした功労店です。一見すると醤油が濃い感じを受けますが、あっさりとしていてコクがある味わい深い一杯です。あっさりスープにとろけるチャーシューが人気のお店です。

「やよいそば」の中華そばは、カツオの出汁がきいた甘みのあるスープ。大きめチャーシューは柔らかく食べ応えがあります。味噌味や、塩味の中華そばも人気があります。

1983年創業の老舗で、地元民から“みやちゅう”と呼ばれるくらい親しまれているラーメン店「宮川中華そば」。昔ながらの伝統的な高山ラーメンを味わえると人気のお店です。店内の雰囲気といい、チャーハンや焼そばなどもあるメニューは、さながら大衆食堂のようです。

あっさり醤油味の澄んだスープに、チャーシュー・ネギ・メンマとオーソドックスな具材ののった「中華そば」。麺は細めのストレートで、バラ肉を使ったチャーシューは肉肉しく旨みがたっぷり。飽きのこない美味しさです。

フランス料理店LE MIDIがプロデュースする中華そば屋「エム」。化学調味料を一切使わず、素材にもこだわったお店です。一風変わった中華そばが楽しめます。これまでの中華そば屋とは一線を画する中華そば屋です。

フランス料理店が作る、こだわりスープの中華そばです。インパクトはありませんが、確かな味です！

お店の名物、飛騨牛塩そば。飛騨牛がそのまま豪快に入った中華そばは、口の中でとろけるような霜降り肉とスープがよく合っています。麺は珍しくストレート麺なのも特徴です。飛騨牛と高山ラーメンという岐阜県の名物コラボが味わえる贅沢な一杯。

高山駅から徒歩すぐの場所にある「宮川伊吹」は、伝統を守りつつも“進化系”と呼ばれる高山ラーメンが味わえるお店です。「宮川中華そば」系列のお店で、こちらのお店も絶品ラーメンが食べられると評判なんです。営業時間が11時～16時と比較的短めなので遠方から訪れる際には移動時間には気をつけてくださいね。

こちらの「中華そば」は少し濃い目の色をしたスープですが、見た目に反して醤油ダレよりも魚介の旨みを感じます。やや縮れを感じる細麺がほどよく絡みます。厚めにスライスされたチャーシューは食べごたえ抜群、そしてメンマではなくタケノコがトッピングされています。

しかも“進化系”なのはラーメンだけじゃないんです。こちらのお店では水やお茶のかわりにアイスティー(紅茶)がサーブされるんです。

高山駅から徒歩2分の場所にある「郷里」。駅からのアクセスもよく、他店に比べ少し早めのオープン時間とあって旅行の合間に立ち寄りやすいと観光客からも人気の高いラーメン店です。女性店主が切り盛りするお店で、優しい味のラーメンが味わえます。

真っ黒なスープに一瞬ドキッとしますが、実際に食べてみるとしょっぱさはなくマイルドな味わいの「中華そば」。鶏ガラと魚介をつかった醤油スープはクセもなく誰からも愛される一杯です。とろとろチャーシューと、細ちぢれ麺もよく合います。

いかがでしたか？ラーメン好きなら、ぜひ試してほしい高山ラーメン。シンプルだからこそごまかしのきかないラーメンです。“ラーメン処”飛騨高山に来たら、ぜひご賞味あれ！