2024年06月24日
日本の原風景の中でゆるり、心をほぐす大人旅。「日本の宿 ひだ高山 倭乃里」/飛騨高山
自分も彼も忙しくて、最近ゆっくり過ごせていないな…。そんな風に感じたら、ふたりで休みをあわせて岐阜県の飛騨高山へ遊びに行ってみませんか? 昔ながらのレトロな町並みが残っていて、忙しない日々を忘れてふたりで"ホッ"と心休まる時間を過ごせますよ。この記事では、飛騨高山でのカップル旅におすすめしたい、雰囲気の良い高級旅館をご紹介します。「日本の宿 ひだ高山 倭乃里」の上質なおもてなしに、ぜひ癒されてくださいね。
お互いに忙しくて、最近は自分も彼もぐったり気味。ふたりでいる時でも仕事の連絡が来て、なんだか落ち着かなかったり…。「仕事だから仕方ないよね」と物わかりの良いふりをしても、心のモヤモヤと疲れは解消されません。小さな我慢を続けるうちにイライラが募り、相手への言葉がだんだんとキツくなっていって、そのうち大ゲンカに発展してしまうかも! そうなる前に、ほんの少し仕事を離れてゆっくり過ごしてみませんか?
ゆっくり過ごしたい時におすすめなのが、昔ながらの町並みが残る「飛騨高山」への旅。都会とは違うのんびりとした時間が流れていて、自分も彼も仕事を忘れて"ホッ"とできるはずですよ。懐かしい雰囲気を楽しみながら散歩をしたり、ご当地グルメを味わったり。ひと足伸ばせば、世界遺産の「白川郷」まで行くこともできます。日本の原風景の中で、心が安らぐデートを楽しんでみませんか?
せっかくふたりで旅をするなら、ちょっと奮発して素敵な旅館を選んでみませんか? 「日本の宿 ひだ高山 倭乃里」は、飛騨高山のレトロな雰囲気と、上質なおもてなしを楽しめる旅館。広い敷地にわずか8室のみで、彼とふたりきりの時間を満喫できます。温かみのある雰囲気の中でのんびり過ごせば、疲れが癒されて心にゆとりが生まれるはず。彼との仲もいっそう深まりますよ。
この記事では、大人カップルの旅におすすめしたい旅館「日本の宿 ひだ高山 倭乃里」の魅力と、過ごし方をご紹介します。ぜひ、大切な人とゆっくり過ごしてみて下さいね。
公式詳細情報
日本の宿 ひだ高山 倭乃里
岐阜県 / 高山 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 高山駅よりお車で20分 (高山駅⇔倭乃里送迎あり/前日までの予約制)
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 11:00(OUT)など
飛騨高山と呼ばれる岐阜県北部の高山市は、歴史と自然豊かな山岳都市です。中心の「高山駅」周辺エリアには城下町の面影が今も残っていて、一部は「三町伝統的建造物群保存地区」として大切に保存されています。"飛騨の小京都"といわれるほど、風情ある町なんですよ。
高山駅に着いたら、ぶらぶらと「さんまち通り」まで行ってみましょう。昔ながらの商家が並ぶ通りで、食べ歩きを楽しめる雰囲気。人力車で観光を楽しむこともできますよ。江戸時代にタイムスリップした気分を楽しんだり、風情ある建物の前で記念撮影をしたり。日常を忘れて、彼とのんびりとした時間を過ごしてみて。
飛騨高山の名物といえば、とろける味わいのブランド肉・飛騨牛。串焼き、ミンチカツ、炙り寿司など、通りには飛騨牛を使ったグルメがたくさんあります。ふたりでおいしいお肉を味わえば、思わず笑顔に♪ また、レトロな建物を活かしたおしゃれなカフェもあるので、ゆっくりティータイムとお喋りを楽しむこともできますよ。自分達らしいスタイルで、観光を楽しみてくださいね。
高山の古い町並みの詳細情報
のんびりと観光やランチを楽しんだら、少し早めに宿に向かって疲れを癒しましょう。JR高山駅から「日本の宿 ひだ高山 倭乃里」までは、車で約20分。無料送迎があるので楽々アクセスできます。豊かな森林の中に武家のお屋敷のような門が見え、風情ある雰囲気にワクワクしてきますよ。
広大な敷地を持つ「日本の宿 ひだ高山 倭乃里」のすぐ側には、宮川という清流が流れています。サラサラと水の音が聴こえてきて、それだけで爽やかな気分に。キレイな空気の中にいると、体の疲れや心のモヤモヤがすうっと浄化されるような気がします。車を降りたら、まずはふたりで深呼吸。穏やかな気持ちで滞在を楽しめそうですね。
本館は築約160年の古民家を移築したもの。宿のシンボルともいえる囲炉裏(いろり)があり、昔話の世界に迷い込んだような気分になれます。ウェルカムコーヒーと和菓子を味わいつつ、囲炉裏の前でホッとひと息。
畳の感触、パチパチと燃える炭火の暖かさ、お部屋を彩る素朴な飾り。高級旅館ですが、気取らない雰囲気で居心地がよく、初めて訪れてもどこか懐かしい気持ちになれます。旅の緊張もゆるりとほぐれていきますよ。
手つかずの自然が残る1万5000坪もの敷地内に、お部屋はわずか8室。中には飛騨エリアらしい伝統建築、「合掌造り」の離れもあります。どれもプライベート感のある造りで、豊かな自然の中でふたりきりの時間を満喫できますよ。この記事では、その中でも大人カップルにおすすめの3部屋をご紹介します。
「天領」は、一棟が独立している"離れ"タイプのお部屋。他の客室と離れているので、周りを気にせずにふたりきりの時間を満喫できますよ。和室、 談話室、テラス、総檜風呂があるゆとりのある間取りで、暮らしているような気分で過ごせるでしょう。
窓の向こうは原生林と美しい宮川。広々としたテラスに出れば森林浴ができて、1日中癒されそうです。木漏れ日を浴びながら読書をしたり、寒い日はコタツで温まりながら景色を眺めたり。ふたりで心からリラックスできそうですね。
「臥龍」も独立タイプの離れで、約120年前の古民家を移築して造られた味わい深いお部屋です。和室と談話室の他に、茶室や囲炉裏付きのお部屋があって、タイムスリップした気分で昔の暮らしを体験できそう。
ランプシェードやチェア、切り株のようなテーブルなど、家具も一つ一つ素敵。木の温もりがあるインテリアは古民家の趣にぴったり合っています。派手さはありませんが使い心地が良く、心が和みます。
本館の客室も宮川に面していて、スクリーンのように大きな窓からいつでも絶景を楽しめます。おすすめは、高い位置から川を一望できる2階の「宮の間」。角部屋ということもあり静かなので落ち着いた滞在が楽しめます。時間を忘れて。ふたりでのんびりと窓辺でお茶を楽しんではいかがでしょう?
山岳都市で資源が豊富な高山市は、古くから木工や家具作りが盛んでした。お部屋でも、職人が作りあげた上質な「飛騨家具」や、飛騨地方独自の漆文化を楽しむことができます。客室に備え付けの電話も木製で、なんだかほっこり。飛騨らしい温かみがあり素敵ですね。
お部屋でゆっくり過ごしたら、温泉で体の疲れを癒しませんか。敷地内に源泉があり、大浴場で新鮮な「飛騨位山(くらいやま)温泉」を楽しむことができますよ。泉質は弱アルカリ性低張性泉で湯あたりが柔らかく、疲れた体を芯からポカポカと温めてくれます。
浴場は2つあり、それぞれ異なる雰囲気を楽しめます。ヒノキの湯船がある浴場には大きなガラス窓がついていて、原生林を眺めながら森林浴の気分も味わえますよ。巨石が使われている岩風呂は野趣あふれる造り。岩から出るラジウムと温泉の掛け合わせで、細胞の活性化や保温・保湿効果が期待できるのだそうです。秘湯のような雰囲気の中で、じっくりと体を癒してはいかがでしょうか。
シャンプー類やスキンケア類はきちんと用意されているので、持っていく必要がなく楽ちんです。デザインも可愛らしく、気持ちが明るくなりそう。また女性用の「ヒーリングスキンケアセット」の他に、男性用化粧水も用意されています。自分も彼も気分良く、快適に過ごせますね。
温泉でポカポカと温まって、そろそろお腹もすいてくる頃。散歩がてら本館のお食事処へ向かいましょう。お部屋は眺望の良い広間か、伝統建築が美しい個室。釘を1本も使わずに造られた屋久杉のテーブルや、春慶塗り(しゅんけいぬり)の床と壁など、飛騨の伝統的な技が感じられる空間です。お部屋の雰囲気も楽しみつつごちそうを味わえますよ。
夕食は、“土地を食する”というテーマを基本とした会席料理。山間の宿らしい山菜やきのこ、清流で育った瑞々しい川魚、岐阜県を代表するブランド食材、飛騨牛など、地のもの・旬のものがふんだんに使われています。滋味あふれる内容で、体が内側から癒されるでしょう。季節感のある盛り付けで目にも楽しく、ふたりで会話が盛り上がりそうですね。
ブランド牛として知られる飛騨牛は、陶板焼き、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどお好みの食べ方で。口の中でとろける贅沢な味は、いつも仕事を頑張っている自分たちへのご褒美にぴったりです。おいしいお肉を食べれば、ふたりとも笑顔になれますよ。
今回は飛騨牛すき焼きコースにしました。やはり流石にさんまちで食べる飛騨牛とは格が違いました。美味しいお肉がこれでもか!と登場。終わる頃にはお腹がはちきれそうでした。出典:『人里離れた素敵な宿で飛騨牛をいただく』by ままんご : 倭乃里 (ワノサト) - 飛騨一ノ宮/旅館 [食べログ]
食後は、本館の囲炉裏で「かっぽ酒」を楽しみませんか? 地酒を竹筒で温めたもので、青竹にお酒を注いだ時の"カポカポ”という音が由来なのだそう。風情があって、旅の素敵な思い出になりますね。お酒がふるまわれると同時に、地元の方から飛騨高山の民話を聴くこともできます。土地の人との交流も旅の醍醐味ですね。
かっぽ酒を飲んでぐっすりと眠った翌朝は、寝覚めもすっきり。窓から差し込む木漏れ日と、野鳥や自然の音が心地よく、朝から爽やかな気分になれるでしょう。少し早く目が覚めたら、彼と一緒に散策に出かけてみたり、朝風呂を楽しむのもいいかも知れませんね。
朝ごはんは、飛騨の伝統的な郷土料理を中心とした滋養たっぷりのメニュー。体を労ってくれる優しい味で、心もお腹も満たされますよ。
高山名物の「朴葉味噌(ほおばみそ)」は、自家製の味噌と薬味、山菜、牛肉などを絡めたもの。朴の葉に乗せて炙り、ごはんと一緒にいただきます。香ばしさがたまらなく食欲をそそる郷土料理で、朝からごはんが進みますよ。いつもは忙しくてゆっくりと朝食をとることができない人も、この日は時間をかけてゆっくり朝のひと時を楽しめそうですね。
時間を忘れて心からリラックスできる、「日本の宿 ひだ高山 倭乃里」をご紹介しました。疲れている時は無理をせず、趣のある旅館でゆっくり過ごしてみませんか? 手つかずの自然、地元の食材を使った里山料理、宿の温かいおもてなしで、自分も彼も、心身ともに癒されるでしょう。たっぷりと休養が取れたら、翌日は観光スポットで久しぶりのデートを楽しむのも良いかも。飛騨高山で、癒しの旅を満喫してみて下さいね。
公式詳細情報
日本の宿 ひだ高山 倭乃里
岐阜県 / 高山 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 高山駅よりお車で20分 (高山駅⇔倭乃里送迎あり/前日までの予約制)
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 11:00(OUT)など