2017年10月23日
秋の特別拝観が見逃せない!紅葉が美しい京都「宝厳院」
全国でも人気の観光スポットとして知られる京都ですが、中でも特に京都らしさをたっぷりと堪能できるのが嵐山です。竹林の道を歩いたり、グルメを楽しんだり、雄大な景色を眺めたりといった楽しみの他に、寺社もチェックしておきたい見所の1つ!その中でも庭園が美しい「宝厳院」の魅力をご紹介します。特に秋の特別拝観は必見!美しい紅葉や、夜間のライトアップまで、「宝厳院」の魅力を存分にご紹介します。
京都市の右京区に位置する「宝厳院(ほうごんいん)」は、鎌倉仏教の1つとも言われる臨済宗天龍寺派、大本山天龍寺の塔頭寺院です。境内は主に本堂・書院・無畏庵・青嶂軒・庭園の5つから成り立っており、中でも「獅子吼の庭(ししくのにわ)」と呼ばれる庭園は、紅葉の名所としても名高い絶景スポットなんです!
天龍寺の塔頭(たっちゅう)である宝厳院ですが、もともとは室町幕府の官僚であった細川頼之によって京都市の上京区に建設されました。しかし、1467年から10年間続いた応仁の乱に巻き込まれたことでお寺は焼失し、1573年~1591年にかけて再び再興されたそうです。その後の明治~平成の時代にかけて移転を2回繰り返し、現在の場所に至ったと言われています。
宝厳院の紅葉の見ごろは、その年によっても変わりますが11月下旬~12月上旬あたりと言われています。夜間の紅葉ライトアップも開催されており、光に照らされた日中の風景とは一味違う紅葉を楽しむことができます。拝観情報は、日中と夜間とで少し異なっているので注意してくださいね!
【開催期間】2017年10月7日(土)~12月10日(日)
【開催時間】9:00~17:00
※受付終了(本堂)16:30まで(庭園)16:45まで
【拝観料】大人500円、小中学生300円
【開催期間】2017年11月10日(金)~12月3日(日)
【開催時間】17:30~20:30
※受付終了(本堂)20:00まで(庭園)20:15まで
【拝観料】大人600円、小中学生300円
どこも見渡しても一面の紅葉景色に包まれている宝厳院。昼間と夜間では全く違う美しさを堪能できるのも魅力の1つです。その美しい紅葉の世界をとくとご覧あれ!
こちらは宝厳院の書院から見た景色です。まるで1つの大きな絵画作品のような、圧巻の大パノラマが広がっています!
フォトジェニックな光景は周りだけでなく、足元にも転がっているんです。木の根元には鮮やかに色づいたたくさんの落ち葉が広がっています。
頭上を一面のモミジで覆われた天然の「紅葉トンネル」。夜には道の両脇に点々と置かれたライトに明かりがともり、昼間の表情とは違った幻想的な雰囲気が漂っています。
こちらは本記事の冒頭でもご紹介した、イチ押しの絶景ポイントである庭園「獅子吼の庭」です。小道の両脇には赤く色づいたモミジの木が並んでおり、まさに最高のフォトスポットです!
嵐山・宝厳院
— cappuccino (@C_trains_kirara) 2016年11月30日
巷で話題となっている紅葉に彩られた回遊式枯山水庭園を持つ大亀山宝厳院
美しい紅葉のライトアップが見どころ#京都 #嵐山 #宝厳院 #紅葉 #kyoto pic.twitter.com/NGqiQdjybo
【電車利用の場合】
JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約10分
嵐電「嵐山駅」から徒歩約3分
【バス利用の場合】
京都駅から市バス28番に乗車→「嵐山天龍寺前駅」で下車→徒歩約5分
京都駅から京都バス72番または73番に乗車→「京福嵐山駅前」で下車→徒歩約5分
【マイカー利用の場合】
すぐ近くにある天龍寺の駐車場を利用するのがおすすめです!
《天龍寺駐車場》
営業時間 8:30~17:30(10月21日~3月20日は17:00まで)
収容台数 100台
駐車料金 乗用車1回1000円
いかがでしたでしょうか。絵にかいたような美しい景色を堪能することができる宝厳院の紅葉。あなたもぜひその圧巻の風景を、目の前で味わってみてはいかがでしょうか?
宝厳院の詳細情報