2017年11月12日

織田・豊臣・徳川!名古屋観光は「三英傑ゆかりの地」巡りでキマリ!

織田・豊臣・徳川!名古屋観光は「三英傑ゆかりの地」巡りでキマリ!

激動の戦国時代を生きた武将は数え切れないほどいますが、その中でも特に有名なのが「三英傑」の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康でしょう。この3人の出身が愛知県だということは、歴史好きであればきっとご存知ですよね。そこで今回は、三英傑好きなら一度は訪れたい、名古屋にある三英傑ゆかりの地をご紹介していきます。今度の名古屋観光は「三英傑ゆかりの地」巡りでキマリです!

「三英傑」は愛知出身!

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出典:

「三英傑」の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。この3人の大名は戦国時代、天下を統一へと導きました。

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出典:

三英傑は愛知県出身。名古屋には三英傑にまつわるスポットが沢山あります。ここからは、愛知が生んだ三英傑ゆかりの観光スポットをご紹介していきます。

織田信長ゆかりのスポット

織田信長とはこんな人物

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出典:かいちゃんパパさんの投稿

織田信長は1534年、これまでは尾張の那古野城(現在の名古屋城)にて織田信秀の嫡男として生まれたと言われてきましたが、最近では、愛西市にある勝幡城(しょうばたじょう)での出生が有力だと言われています。

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出典:

織田信長と言えば、「桶狭間の戦い」、「長篠の戦い」、「本能寺の変」が思いつく方、多いのではないでしょうか。そんなイメージからも分かる通り、戦国武将という印象が強いですよね。ですが信長は、商人が安心して生活できるような政策を実施したことでも、有名な人物でもあるんです。

信長が必勝を祈願した「熱田神宮」

信長が必勝を祈願した「熱田神宮」1405508

出典:horetattyさんの投稿

名鉄神宮前駅より徒歩3分。「熱田神宮」は三種の神器のひとつである「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」が祀られている神社で、織田信長が「桶狭間の戦い」の前に必勝祈願に訪れてから出陣したと言われています。勝利のお礼に「信長塀」を寄進し、その塀は今も残っています。こちらの写真が「信長塀」です。歴史を感じますね。

熱田神宮の詳細情報

熱田神宮

住所
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
アクセス
1) 名鉄神宮前駅から徒歩で3分 2) 地下鉄伝馬町駅・神宮西駅から徒歩で7分 3) JR熱田駅から徒歩で8分
営業時間
境内自由 9:00〜16:30 宝物館(入館は16:10まで)
定休日
宝物館毎月最終水・木12/25〜12/31
料金
子供 150円 宝物館、特別展は別途料金。団体割引20名以上100円 大人 300円 宝物館、特別展は別途料金。団体割引20名以上250円
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織田家の菩提寺「万松寺」

織田家の菩提寺「万松寺」1405377

出典:庭の柿の木さんの投稿

地下鉄上前津駅より徒歩3分。「万松寺」は1540年に尾張一円を領していた古渡城主であり、信長の父である織田信秀が、織田家の菩提寺として開基しました。開山は信秀の伯父・大雲永瑞大和尚です。大須商店街の中に位置することもあって、いつも賑わっています。

万松寺(萬松寺)の詳細情報

万松寺(萬松寺)

住所
愛知県名古屋市中区大須3-29-12
アクセス
1) 地下鉄上前津駅から徒歩で3分8番出口 2) 市バス上前津停から徒歩で2分
営業時間
10:00〜18:00 境内自由(絵馬堂 月曜休み)
料金
無料 (絵馬拝観料 1000円)

信長の父・信秀の居城跡に建立された「東別院」

信長の父・信秀の居城跡に建立された「東別院」1405378

出典:サンセブンさんの投稿

地下鉄東別院駅より徒歩5分。「東別院」は、織田信秀の居城であった「古渡城」の跡地に建立された真宗大谷派の寺院です。開基は一如上人。正式名称を「真宗大谷派名古屋別院」と言い、この地方では古くから親しみをこめて「御坊さん」と呼ばれています。

東別院(名古屋別院)の詳細情報

東別院(名古屋別院)

住所
愛知県名古屋市中区橘2-8-55
アクセス
1) 地下鉄東別院駅から徒歩で5分4番出口 2) 市バス「東別院前」から徒歩で5分
営業時間
本堂開門-6:00 本堂閉門(10月〜4月)-16:30     (5月〜9月)-17:30 境内自由
料金
無料

信長の弟・信行が建立した「桃巌寺」

信長の弟・信行が建立した「桃巌寺」1405379

出典:きのこ。さんの投稿

地下鉄本山駅から徒歩5分。信長の弟である信行が、二人の父である信秀の菩提を弔うために建立したお寺で、境内の東に座する緑色の大仏は座高が10メートルもあり迫力満点です。街の真ん中にあり、名古屋では芸能にご利益があるお寺として有名なんですよ。

桃巌寺の詳細情報

桃巌寺

住所
愛知県名古屋市千種区四ツ谷通2-16
アクセス
地下鉄本山駅から徒歩で5分
営業時間
9:00〜17:30
料金
1,000円 ねむり弁天拝観 1/1〜5,5/7〜8に御開帳が行われる

豊臣秀吉ゆかりのスポット

豊臣秀吉とはこんな人物

豊臣秀吉の出自に関しては諸説ありますが、1537年に現在の名古屋市中村区で、足軽であった木下弥右衛門の子として生まれたというのが有力な説です。しかし農民の子、あるいはその下の階層の子とも言われ、いずれにせよ下層階級の出身であったことは間違いないようです。

豊臣秀吉とはこんな人物1405386

出典:

豊臣秀吉は、あの織田信長に、秀吉の見た目から「サル」と呼ばれていたことは有名ですよね。初めは足軽だった秀吉ですが、太閤検地や刀狩りなどの政策を実施し、ついには天下統一を果たしたのです。農民から天下人へ。まさにシンデレラドリームです。

秀吉の生誕地「中村公園」

秀吉の生誕地「中村公園」1405401

出典:mintmama☆さんの投稿

地下鉄中村公園駅から徒歩7分。「中村公園」の中に秀吉を祀った「豊国神社」があります。そして公園の東側には「常泉寺」という日蓮宗のお寺があり、このお寺こそが秀吉が生まれた地と言われているんです。「常泉寺」の境内には、秀吉が産湯として使ったという「豊太閤産常湯の井戸」が残されているんですよ。

中村公園の詳細情報

中村公園

住所
愛知県名古屋市中村区東宿町1丁目ほか
アクセス
地下鉄中村公園駅から徒歩で7分
営業時間
年中無休(茶席を除く)
料金
無料(茶席を除く)

秀吉が丸分かり「名古屋市秀吉清正記念館」

秀吉が丸分かり「名古屋市秀吉清正記念館」1405415

出典:

「中村公園」から少し進むと、「秀吉清正記念館」があります。記念館では織田信長や秀吉の天下統一、そして豊臣家の滅亡までが常設で展示されています。この記念館には、加藤清正の資料も展示されています。ほぼ同時期に、同じ地で、これほどの武将が2人も誕生していたなんてすごいと思いませんか?

秀吉 清正記念館の詳細情報

秀吉 清正記念館

住所
愛知県名古屋市中村区中村町字茶ノ木25
アクセス
1) 地下鉄中村公園駅から徒歩で10分3番出口 2) 市バス豊国神社駅から徒歩で2分
営業時間
10:00〜17:00
定休日
[月] 祝日、振替休日の時は直後の平日 第3金曜日・年末年始
料金
無料

徳川家康ゆかりのスポット

徳川家康とはこんな人物

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出典:

徳川家康は1542年、岡崎城にて、松平家の第8代当主・松平広忠の嫡男として生まれました。信長没後に豊臣秀吉と「小牧・長久手の戦い」で対峙するも、その後秀吉に臣従。秀吉没後の1600年、天下分け目の戦い「関ヶ原の戦い」で勝利し征夷大将軍に就任。そして1603年、江戸に幕府を開きました。

徳川家康とはこんな人物1405412

出典:

徳川家康は全国の大名を従え、江戸を発展させ、のちに265年も続く壮大な徳川家の支配を確立した人物なんです。これほどの功績者でありながら、徳川家康が戦国武将としてあまり人気がないのは、日本人が好む華々しさや潔さがないからだと言われていますよね。

徳川家ゆかりの大名道具展示「徳川美術館」

徳川家ゆかりの大名道具展示「徳川美術館」1405419

出典:kyuさんの投稿

観光バス・メーグルの、徳川園・徳川美術館・蓬左文庫停留所からすぐ。四季折々の風情が楽しめる日本庭園「徳川園」の中にある「徳川美術館」には、家康の遺品をはじめ、国宝「源氏物語絵巻」など1万点以上が収蔵されています。「徳川園」に隣接する「名古屋市蓬左文庫」にも、徳川家の旧蔵書を中心に古典籍が公開されています。

徳川美術館の詳細情報

徳川美術館

住所
愛知県名古屋市東区徳川町1017
アクセス
1) 名古屋駅から市バスで20分 - 徳川園新出来下車から徒歩で3分 2) JR大曽根南口から徒歩で10分 3) 名古屋ICから車で30分
営業時間
10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
定休日
[月] (祝日・振替休日の時は直後の祝日でない日)、12月中旬〜年始
料金
小学生 500円 中学生 500円 高校生 700円 大学生 700円 大人 1,400円 備考 蓬在文庫の観覧料を含む。徳川園との共通観覧割引もあり。

家康の清須越しで移転「大須観音 寶生院」

家康の清須越しで移転「大須観音 寶生院」1405421

出典:たろさん96さんの投稿

地下鉄大須観音駅から徒歩3分、正式名称を「北野山真福寺宝生院」と言います。家康が行った清洲越しの一環として、岐阜羽島から移転したと言われている「大須観音」は、大須の町のシンボルです。大須商店街の西の玄関として、市民に愛され続けています。

大須観音(寶生院)の詳細情報

大須観音(寶生院)

住所
愛知県名古屋市中区大須2-21-47
アクセス
地下鉄大須観音駅から徒歩で2番出入口を出てすぐ
営業時間
境内自由

尾張徳川初代藩主・義直が創建した「名古屋東照宮」

尾張徳川初代藩主・義直が創建した「名古屋東照宮」1405488

出典:

地下鉄丸の内駅から徒歩3分。1619年に尾張徳川初代藩主の徳川義直が名古屋城の三の丸に創建し、1876年に現在の場所に移転しました。ご祭神は義直の父である徳川家康です。

名古屋東照宮の詳細情報

名古屋東照宮

住所
愛知県名古屋市中区丸の内2-3-37
アクセス
1) 地下鉄桜通り線丸の内駅から徒歩で5分4番出口から 2) 地下鉄鶴舞線丸の内駅から徒歩で3分1番出口から 3) 名古屋高速丸の内ICから車で3分
料金
無料

尾張徳川二代目藩主・光友が建立した「八事山興正寺」

尾張徳川二代目藩主・光友が建立した「八事山興正寺」1405424

出典:たかchanさんの投稿

地下鉄八事駅から徒歩3分。天瑞圓照和尚が開山し、尾張徳川家二代目藩主である徳川光友の帰依を受けて建立された八事の「興正寺」。光友は初代藩主・徳川義直の長男として、名古屋に生まれました。興正寺で毎月開催される縁日には、5万人もの参詣客が訪れとても賑わいます。

興正寺(尾張高野)の詳細情報

興正寺(尾張高野)

住所
愛知県名古屋市昭和区八事本町78
アクセス
地下鉄鶴舞線・名古屋線:八事駅から徒歩で3分1番出口
営業時間
7:00〜17:00 境内自由 本堂7:00〜17:00 普門園拝観は10:00〜16:00
料金
無料 普門園拝観 500円(抹茶・菓子付)

いかがでしたか?

名古屋市内だけでも信長、秀吉、家康にまつわる観光スポットはこんなにもたくさんあるんです。ご紹介しきれなかったスポットもまだまだあります。グルメやトレンドを追う旅行もいいけれど、ときには奥深い歴史に浸ってみてはいかがでしょうか。

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