2017年11月13日
寝台特急「はやぶさ」に泊まれる!熊本の宿泊施設「ブルートレインたらぎ」
2009年まで現役で活躍していた寝台列車ブルートレインはやぶさ。引退してからは「ブルートレインたらぎ」として、宿泊施設として使用されています。旧国鉄時代に作られた車両がほぼそのまま形で残されていて、鉄道ファンにとってはたまらない魅力がたくさん!今となっては幻となってしまったブルートレインにもう一度泊まってみませんか?ブルートレインに乗ったことがない人は、当時の雰囲気を知ることができますよ。
鉄道ファンの間で根強い人気を持っている寝台列車ブルートレイン。今ではブルートレインは全線廃止となり、動いている姿を見ることはできませんが、熊本県多良木町の多良木駅脇には旧国鉄時代から2009年まで活躍していたブルートレイン「はやぶさ」が残されています。
現在では宿泊施設「ブルートレインたらぎ」として使われていて、実際に車内に泊まることができ、鉄道ファンにはたまらない場所!そんな「ブルートレインたらぎ」の魅力を紹介したいと思います。
実際に線路を走っていたブルートレインはやぶさは、ブルートレインたらぎとして3両編成で、1号車と3号車が寝台スペースになっています。2号車は共有スペースです。屋根が付けられているので、列車の劣化が少なく車体の綺麗な青色がそのまま残っています。
受付でチェックインをすると、宿泊部屋の番号などが書かれた宿泊乗車券がもらえます。本物の乗車切符のようなデザインが鉄道ファンの心をくすぐります。行先が夢の国となっているのもユーモアがありますね。良い記念品になりそうです。
車両の近くには行先標も!行先が東京になっているのは、旧国鉄時代にはやぶさが実際に走っていたルートが東京行きだったからでしょうね。
こういうのがきちんとついてるのもいいね。ちなみに今夜の車中泊は『ブルートレインたらぎ』というところのオハネ15-2003の車内です。(笑) pic.twitter.com/x2vZgPE2QS
— セイント・テール (@YurieHitotubasi) 2016年9月17日
本物の車両のため、車内には昔の設備がそのまま残っています。実際に使うことはできませんが、現役時代を思い起こさせる様です。
「ブルートレインたらぎ」、オハネ15 6車内。カウンター部分。
— なぐら (@m_nagra) 2016年4月2日
電気ポット、冷水器、電子レンジがある。 pic.twitter.com/gJqSsnbxle
ブルートレインたらぎでは食事が出ないので、夕食は買って行くか近くの飲食店へ行きましょう。共用スペースには、自由に使える電子レンジや冷水器があるので便利です。
ブルートレインたらぎの朝食!
— 進行豹 (@sin_kou_hyou) 2017年2月18日
パン200円!
コーヒーは100円ですなう!
いただきます!! pic.twitter.com/7gH0lE6Gxj
朝食にピッタリなパンの販売もあります。希望の場合は、チェックインの3日前に申し込みましょう。
お風呂はすぐ近くのえびすの湯を利用します。宿泊代の中に利用料金が含まれていますよ。ただし、第二火曜は定休日なのでそこだけ注意しましょう。
「ブルートレインたらぎ」の向かいには駐車場があるので、車で訪れても大丈夫です。次の日の予定もこれならバッチリですね。
「ブルートレインたらぎ」に泊まったら、次の日は本物の列車の旅に出てみてはいかが?隣の多良木駅からくま川鉄道に乗って人吉・球磨を回ってみるのもおすすめ。
多良木駅には観光列車の田園シンフォニーが停車します。運が良ければ、ブルートレインたらぎと同じ青色の車両と並んだ写真が撮れるかも。
詳細情報