しっとり飲みたい人に。大人がすすめる神楽坂の居酒屋7選

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東京・神楽坂は、大正時代に花街として栄えたエリアです。写真のような石畳の路地に往時がしのばれます。関東大震災後は「山の手銀座」と呼ばれ、今も商店街としての賑わいは変わらず、神社仏閣が点在し、住宅街がすぐ近くにあるため、ほどよい落ち着きと生活感が同居しているのがこの街の魅力です。

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路地を一歩入ると、隠れ家的な雰囲気のしゃれた飲食店が数多くひしめいていて、日夜大勢の人で賑わっています。そんな大人にこそふさわしい神楽坂で、大人が楽しめる居酒屋を7軒ご紹介しましょう。

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神楽坂の路地を入ったところにある「東白庵　かりべ」は、手打ち蕎麦が楽しめるお店。エントランスからは、まるでワインバーのような雰囲気を醸し出しています。

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インテリアも独特のセンスですが、不思議と落ち着きがあり、女性客に人気があるのも頷けます。

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最初に食べたい前菜盛り合わせは、さりげなく手をかけた季節の料理が少しずつ盛られて出てきます。これだけで、お酒がうんと進んでしまいそう。

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そばがきはフワッと柔らかいのに噛むとむちっとしていて、“そばの原点”を大事にしていることがわかります。

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お蕎麦は大盛りはなく、足りなければ追加するスタイル。冷たいおそばは「せいろそば」と写真の「田舎せいろ」、あとは「納豆そば」「とろろそば」があります。十割そばをシメにぜひ味わってください。

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神楽坂から江戸川橋方向へ向かった住宅街の中にあるのがこちら。日本酒が楽しめる飲み屋さんです。

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「日本酒のことを知りたいな」「おいしい日本酒が飲みたいな」と思ったときに飲むのにぴったりなお店です。行く際は必ず事前に予約をしていきましょう！

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ここは、なんと言っても日本酒です。それもよそではあまり飲めないような日本酒が揃っています。お値段だけ見ると驚く人もいるようですが、詳しい人からすると「それだけの価値がある」お酒ばかり。日本酒好きにはたまりません。

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お酒以外でこのお店の凄さを感じられると評判なのが、お刺身の盛り合わせ。いろんな種類を食べられます。料理は酒の肴のみで日本酒をメインに楽しむお店なので、そのつもりで行くと良いでしょう。

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おでんが食べたくなったら、こちらの「神楽坂 恵さき」がイチ押し。おでんをメインに、炭火焼きや刺身などで勝負しているお店です。

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おでんにもいろいろありますが、こちらはご覧のようにうすい色をした関西風の上品なもの。ネタによっては、盛り合わせにせず一品ずつ供してくれます。

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たまごは黄身が半熟という、ありそうでないおでんです。玉ねぎ、大根などの淡白な野菜は、おでんとしての実力がよくわかります。

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旬の野菜や魚を焼き上げた炭火焼きもぜひ。

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毘沙門天の向かい、神楽坂のメインストリートに面したビルの4階にあるこちらは、窓際の席から賑わう通りを眺めることができます。気の置けない集まりからデートまで使える雰囲気の良い居酒屋です。

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新潟郷土料理がテーマのお店なので、日本酒もこの通り充実したラインナップです。新潟地酒がたくさん。

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越後名物「栃尾の油揚げ」を焼いたもの。ほかではなかなかお目にかかれない分厚い油揚げにネギ味噌を挟んで焼いたもので、いかにもお酒が進みそう。ほかにも、新潟の郷土料理を中心に、さまざまな料理が揃います。

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シメは魚沼産コシヒカリの炊き立てごはん！こちらは越後村上の村上塩引き鮭のハラコ釜飯です。お米の農家さんには毎年挨拶に出向き、生産者とのつながりを大事にしているそう。ほかの食材も新潟県産のものがたくさんあり、値段と内容のバランスがよく、満足度が高いと評判です。

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リーズナブルで料理がおいしいと評判の居酒屋がこちら「ちょうちん」。名前の通り、大きなちょうちんが目印になっています。神楽坂から飯田橋駅寄りの軽子坂にあります。

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神楽坂は少しお高めだったりと若干敷居の高さがありますが、こちらは飾らない雰囲気です。お酒、お刺身、そしておでんが名物。テーブル席もあります。

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野菜中心なのがうれしいお通しは、いくつかの種類が少しずつ盛られて出てきます。満足度が高いと評判です。

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お寿司屋さんで最近人気の「とろたく」。たくわんとネギトロを混ぜたもので、たくわんの歯ごたえとネギトロの旨味がたまりません。盛り合わせでも単品でも頼めます。

出典：manon46さんの投稿

そして、おでんも名物。庶民的な定番おでんが食べられます。いつも混んでいるので予約がベターです。

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“地酒喝采”と銘打ってあるだけあって、日本酒好きにイチ押しのこちら。杜氏さんからも一目置かれるほど、日本酒の品ぞろえは幅広いです。

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テーブル席もありますが、1～2人ならカウンターが断然おすすめです。

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お通しは日替わりのおつまみが2種盛られています。お燗は珍しいセルフ方式。お湯の入った箱で、自分の好みの温度に燗をつけるのです。

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こちらは「地酒3種呑み比べ」と、「珍味盛り・お好み3点」。珍味盛りは好きなものを選べて、酒飲みにはたまらない内容です。呑み比べは約20種ある日本酒から選べます。日本酒には、かならずお水を添えて出してくれるのも高ポイント。

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ほっこりする煮物もあり、とにかくお酒に合って、白いごはんにもぴったり合う料理が目白押しです。

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1948年に建てられた純和風の建物の雰囲気がすばらしい居酒屋「伊勢藤」。ここで飲めるお酒は日本酒だけ、それも銘柄は「白鷹」1本です。「白鷹」は全国でただひとつ、神宮御料酒として伊勢神宮に奉献されている清酒だとか。

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こちらの名物はなんと言っても、その「白鷹」を囲炉裏でつけた燗酒。店主みずからが囲炉裏の前で、お燗をつけてくれるのです。丁寧に燗をつける様は、見ているだけで心が和みます。

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お通しとして「一汁三菜」が出てきます。三つの小さな肴と汁物です。ほかにも注文できる料理はありますが、どれも燗酒に合う渋いものばかり。ここでたらふく食べるというよりは、肴をつまみながら徳利2本くらいでサッと切り上げる飲み方がぴったりです。そんなわけで、ほかのお店に行く前にこちらに立ち寄るという人も多いようです。

出典：bottanさんの投稿

神楽坂はそう広くなく、そぞろ歩くのに楽しい街です。居酒屋も1軒と言わず、2軒、3軒とはしごするのもおすすめの巡り方。お酒も料理も、大人が落ち着いて楽しめる神楽坂の居酒屋、ぜひお出かけください！