日本橋を楽しむ上級編！七福神めぐりとクルーズ、老舗グルメを満喫

少し目線や行く場所を変えれば、また違った東京が見えてきます。日本橋に残る江戸情緒を五感を使って楽しむ、ちょっと大人な楽しみ方をご紹介します。七福神をめぐりながら日本橋の街を散策して、水上クルーズで日本橋の歴史を感じたら、日本橋の老舗の味に舌鼓を打つ…。週末のお出かけにいかがですか？

まずは七福神をめぐりながら、下町を散歩してみましょう。今回は水天宮駅近くの「茶ノ木神社（布袋尊）」からスタートして、人形町駅を中心に反時計回りのコースで巡ります。本来七福神めぐりはお正月に行うものですが、それ以外の時季にしても大丈夫。また、お正月以外のシーズンには、スタンプ色紙は販売していませんが、御朱印はもらえるので興味があればぜひ記念にどうぞ♪

七福神めぐりが済んだらランチにしましょう。名店揃いの日本橋でも特に人気なのが、つじ半さんの海鮮たっぷりのどんぶり！その名も「ぜいたく丼」です。メニューはぜいたく丼のみ、松、竹、梅から選びます。食べ終わると、どんぶりにご飯と鯛だしを足してくれて鯛茶漬けも味わえる、その名の通りとても贅沢な気分になれるランチです。

水上散歩をしながら小腹を満たす甘味も、せっかくなので日本橋らしいものを。オススメは、「うさぎや」さんのどらやきです。こじんまりとした店構えですが、次々とお客さんが来店する人気店です。
利用するクルーズ会社によっては持ち込みNGのところもありますので、公式サイトを確認してくださいね。

元禄創業の「にんべん」が作る、“本物のだしの美味しさに出会える”、だしが主役のお店です。「ぬれおかき」や「だしおこげ」とおだしがセットになった「おやつセット」やおでんをテイクアウトして乗船すれば、寒い季節でもホッと温まります。

いつもと違った目線で東京を楽しむクルーズへと繰り出しましょう。日本橋の真下にある船着場から出航です！日本橋クルーズはいくつか会社が運航しており、船の形状やコース、運行スケジュールがそれぞれに違います。お目当ての会社の公式サイトで詳しい内容を確認してくださいね！

いくつかのおすすめコースを紹介します。

日本橋川、神田川、隅田川の3つの川を楽しめるコースです。江戸城の石垣、明治・昭和時代に架けられた橋のほか、鉄道遺産も見られます。みづはさんの舟は冷暖房・トイレ・屋根付きなので天候を気にせず楽しむことができ、デッキ前方には眺望抜群の「舟桟敷」もあります。フードも持込みOKです！

運行ルート

日本橋船着場～日本橋川上流（一ツ橋、飯田橋方面）～神田川（御茶ノ水渓谷、万世橋）～隅田川（両国橋、清洲橋）～日本橋川～日本橋船着場
所要時間は80分です。

日本橋を出発し、東京の運河から東京湾まで周遊するお得なコースです。こちらの舟は屋根がありませんので、雨天欠航になることがあります。トイレ付き、フード持込み可能です。

運行ルート

日本橋船着場～日本橋川～豊海橋～隅田川～永代橋～隅田川支流～相生橋～佃水門～朝潮運河～東京港～レインボーブリッジ遠望～竹芝ふ頭～勝どき橋～佃大橋～豊海橋～日本橋川～日本橋船着場
所要時間は60分です。

クルーズでお腹がすいたら日本橋名物でディナーといきましょう。ふっくらと煮上げた天然穴子に熟成ダレをかけて食べる「穴子の箱めし」。仕上げはふんわりとやわらかい「煮上げ」と香ばしい「焼上げ」の2種類から選べます。

玉ゐ本店の裏にある日本酒バー「川口酒店」さんは、日本全国のおいしいお酒が揃っています。日本橋の思い出を肴にほろ酔い気分になれるお店です。

いかがでしたか？いつもと少し違う東京の顔を見られる1日、ぜひ楽しんでみてください。