2018年03月29日
【三重いなべ市】入館無料!第一日曜は、軽便鉄道博物館+貨物鉄道博物館へ行こう♪
ローカル鉄道のよさは、親しみやすいかわいらしさです。三重県いなべ市には、軽便鉄道と貨物鉄道の電車や資料を集めた博物館があり、どちらも入館無料のお出かけスポット!ミニ電車に乗ったり展示を見たりグッズを購入したりできます。大人も子供もわくわくするミニ博物館2か所をまわって、「鉄」の休日を楽しみましょう!
いなべ市の軽便鉄道博物館・貨物鉄道博物館は、とっても個性的なミニ博物館です。軽便(けいべん)鉄道とは、機関車・車両も小型のかわいい鉄道で、貨物鉄道は荷物を運ぶ電車です。このふたつの博物館は両方とも、いなべ市内にあり、展示電車を撮影したり乗車したりできるんです。どちらの博物館も屋外に展示してある電車は外から見学・撮影できます。ともに入場無料、予約は不要です。
軽便鉄道博物館の開館日は、毎月第1・3日曜(1月のみ第2・3日曜)の午前10時00分~午後4時00、貨物鉄道博物館は毎月第1日曜日 (1月のみ第2日曜日)の午前10時00分~午後4時00です。貨物鉄道博物館はイベントなどで臨時開館することもありますので、詳細は公式サイトで確認しましょう。つまり両館をまとめてみようと思ったら、第1日曜日がベストです。
軽便鉄道博物館へようこそ
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
貨物鉄道博物館公式サイト
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
いなべ市にある軽便鉄道博物館は、軽便鉄道というちょっと小さな鉄道の実物電車の展示&パネル展示など貴重な資料をそろえた、国内でもめずらしい博物館です。
ミニ電モ二226快走! 軽便鉄道博物館 - YouTube
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
軽便鉄道は、線路幅が国際基準よりも狭いナローゲージと呼ばれる鉄道です。昭和初期には全国で約300ヵ所も走っていましたが、現在では三岐鉄道北勢線(三重県)、あすなろう鉄道内部・八王子線(三重県)、黒部峡谷鉄道(富山県)の3路線しか残っていません(2018年3月現在)。
軽便鉄道博物館は、三岐鉄道(さんぎてつどう)「阿下喜駅(あげきえき)」のすぐ横にあります。
軽便鉄道博物館のおもな展示物は、ナローゲージを走っていた電車と資料パネルです。一般的な鉄道よりもやや小ぶりの軽便鉄道をみるのは珍しい体験ですから、じっくり眺めましょう。ついでに、走るミニ電車に乗ることもできます♪
それでは、実物の軽便電車をみてみましょう!こちらは、220系モニ226形。車体は鉄ですが、屋根や床の大部分は木製というレトロな電車です。軽便鉄道博物館に来てから木材部分は修理をおこない、現在は車内に乗ることもできます。
子供に大人気なのが、北勢線のミニチュア電車「ミニ電ホクさん」の走行体験。小さい車輛ですが、乗っているとナローゲージ独特の振動を感じられて、大人も夢中になってしまいます。ボランティアスタッフによる運転にワクワクします。
小さな軽便鉄道の電車が大きく感じるほど、ミニサイズのホクさん。ミニながら、大人も子供も乗れますから、親子で乗ってはいかがですか?
博物館の中に、軽便鉄道に関する資料やパネルが展示してあります。車体やレールの仕組みや全国の軽便鉄道の歴史などがわかりやすく説明されています。北勢線の100年間に及ぶ歴史や、駅員が使用した工具類、鉄道模型などが並んでいて、鉄道好きならずとも目を奪われます。
軽便鉄道博物館 クチコミガイド【フォートラベル】|いなべ・菰野
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
軽便鉄道博物館から北へ約3.5キロ離れた所にある、貨物鉄道博物館。こちらは、荷物を運ぶ貨物輸送の列車を集めた博物館です。貨物鉄道を専門にする博物館はとても珍しく、2003年のオープンから10年以上が経過しても、まだまだ見学者がやってきます。
貨物鉄道博物館は、三岐鉄道の丹生川(にゅうがわ)駅から歩いて2分のところにあります。軽便鉄道博物館がある阿下喜駅(あげきえき)とは路線が違うので要注意です。
貨物鉄道博物館のおもな展示物は、各種の貨物列車の実物です。初めて見るような電車が多くて、ついつい写真撮影に力が入ります。こちらで展示されている貨車は、全国の鉄道や個人が寄贈したり貸与したりしているもので、とても古い貨車も展示してあります。
貨物鉄道博物館のすぐ横には、三岐鉄道が走っています。現役の貨車が何両もつながって走っていく光景は、迫力があります。博物館でなつかしの貨車をながめ、同時に現役車輛も見られるという貴重なスポットです。
博物館内には、貨車の部品などが展示されています。またNゲージ、HOゲージなどの鉄道模型が走っていたり、子供用にプラレールで遊べるスペースがあったりと、親子連れが飽きない工夫がしてあります。
とっても精巧な鉄道模型。子供ばかりでなく、お父さんたちも夢中になっています。
貨物鉄道博物館 クチコミガイド【フォートラベル】|いなべ・菰野
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
鉄道好きでなくても、かわいいナローゲージや大きな貨車をみると、わくわくしてきます。ふたつの博物館に行くと、ふだん乗っている列車とは違う世界が広がります。電車の新しい魅力を発見しに行きませんか?