【福岡】思いたったが吉日！気ままにのんびりできる一人旅スポット10選

今度の休みは、一人旅に出たい！でもそこまで時間もあるわけじゃないし･･･。そんな時にサクっと旅行に行ける、コンパクトシティ福岡。県庁所在地がある福岡市は、福岡空港から中央駅の博多駅までは地下鉄で、わずか「5分」で到着。また、福岡の中でも多くの人で賑わう繁華街・天神へも福岡空港から「11分」で到着します。主要都市部分も、ほぼ20分以内で移動できます。

日本7大都市のひとつ福岡市がある福岡県は、博多湾や糸島などシーサイドの観光スポットをはじめ、太宰府天満宮など名所旧跡のスポットも数多くあります。「天神」周辺は、神社・仏閣や海浜リゾート、最先端のショッピング施設もあり、女子1人旅でも安心できるコンパクトにまとまったエリアです。小回りが利く街なので、思い立ったときに気軽に旅行できる魅力的な場所なんですよ。

はじめての女子1人旅で不安な方には、福岡市役所前から乗車できる「福岡オープントップバス」がおすすめ。福岡市内の観光スポットを巡る60分のコースをはじめ、海岸線を走る80分のコースなど数パターンのコースがあり、ガイド説明もあるので福岡の観光名所を楽しく観光できます。

それでは、目的別に福岡のおすすめスポットをご紹介していきます！

「櫛田神社(くしだじんじゃ)」は博多の総鎮守として知られる神社で、地元では「お櫛田さん（おくしださん）」と呼ばれ親しまれています。毎年5月に開催される福岡市民の祭り「博多どんたく」や、毎年7月に行われる博多の一大イベント「博多祇園山笠」など、博多を代表する年中行事がこの神社を中心に行われ、博多っ子にとっては心の拠り所になっている神社です。境内には「博多歴史館」や日本で最初と言われる図書館「櫛田文庫」があり、当時の書物も収蔵されています。地下鉄空港線祇園駅から徒歩5分の福岡市の中心部にあり、女性1人でも訪れやすいです。

境内には不老長寿の水と言われる「霊泉鶴」や、撫でた場所が平癒するといわれる牛の銅像などいくつもの見どころがあります。お参りして、ぜひパワーをもらいましょう！

「櫛田神社」には7月に開催される「博多祇園山笠」の「飾り山笠」が１年を通して展示されています。山笠の背面は正面とは違う意匠が施されていますので、ゆっくり見学してみましょう。

また2月3日の節分には神社の入り口一面がおたふくの顔になります。お多福の顔は、正面、西門、北門にそれぞれ設置され、、表情も一つ一つ違います。くぐればば家内安全。健康祈願、商売繁盛のご利益があるとか。自分の時間でゆっくり周れる1人旅。すべてのお多福さんをコンプリートしちゃいましょう。

「東長寺（とうちょうじ）」は、地下鉄祇園駅から徒歩すぐの場所にあるアクセスの良いお寺です。こちらは空海（弘法大師）が最初に創建したと言われるお寺で、弘法大師が創建したお寺としては日本最古。２階の大仏殿には日本最大級の木製の大仏「福岡大仏」が安置されています。大仏の台座内には、地獄極楽めぐりがあり、極楽を目指して何も見えない真っ暗の通路を進みます。その先に光が見えたときに極楽を感じることができますよ。

大仏様の台座内には、地獄・極楽めぐりが設置されています。おどろおどろしい地獄絵巻先には真っ暗な通路があり、手すりをたよりにを進みます。途中にある「仏の輪」に触れることができると極楽に行けるそう。約3分ほどで1周できますが、これを長く感じるか短く感じるかは人次第。挑戦される方は暗さと怖さのあまり「仏の輪」探しをお忘れになりませんように。

学問の神様として有名な「太宰府天満宮（だざいふてんまんぐう）」は菅原道真公を祀る神社で、1,000年以上の歴史があります。京都にある北野天満宮など全国の天満宮の総本宮といわれています。厄除けや合格祈願の御祈願は、重要文化財に指定されている本殿で行われています。なかなか立ち入る機会の少ない重要文化財ですが、自分のペースで観光できる女子1人旅なら祈願成就をかね拝殿し、桃山時代の煌びやかな装飾が施された建物の見学もじっくりしてみましょう。

菅原道真公が都で可愛がっていた梅が、左遷された道真公を追って一晩で大宰府まで飛んできたという伝説がある「飛梅(とびうめ)」も太宰府天満宮の本殿横に植えられています。毎年3月の梅の時期になると美しい花が咲き、参拝者を迎えてくれます。

「太宰府天満宮」への最寄り駅は「西鉄太宰府駅」です。駅から北へと伸びる「天神様通り」とよばれる参道には、「太宰府天満宮」名物の『梅ヶ枝餅』を販売しているお店や土産物店、飲食店がずらりと並んでいます。「太宰府天満宮」へお参りをした後は、自分のペースでいろいろなお店をのぞいてみたり、お土産物を探してみましょう。

「太宰府天満宮」名物の『梅ヶ枝餅』を取り扱うお店は参道にたくさんあります。どのお店でも焼きたて熱々の『梅ヶ枝餅』が購入できます。休憩スペースで食べられるお店もあり、テイクアウトして食べ歩きを楽しむこともできます。

「太宰府天満宮」とあわせて訪れていただきたいのが、日本で4番目にできた国立博物館「九州国立博物館」です。こちらでは日本の歴史を学べる常設展会場と特別展会場をはじめ、日本と交流のあった国の楽器や衣装が着用できる「あじっぱ」という無料施設もあります。

『海の道、アジアの路』というテーマの常設展示展は、縄文時代から黒船来航の時代まで5つのエリアに分かれて構成され、全国各地で発掘された土器などの遺跡も展示されています。日本の歴史だけでなく日本が世界とどう関わってきたかも学べますので、歴史が好きな女性の方におすすめの博物館です。

観光の時間にゆとりがあれば、ぜひ一足のばしてみようかなと思うのも1人旅の良いところ。福岡県糟屋郡篠栗町（ささぐりまち）には、全長41m・高さ11m・300tというブロンズ製では世界一の涅槃像が横たわる「南蔵院（なんぞういん）」があります。「南蔵院」の住職さんは何度も宝くじの高額当選を繰り返しているとあって、金運のパワースポットとしても有名です。博多駅より約30分ほど「城戸南蔵院前駅」から、徒歩約4分の位置にあります。

涅槃像の足の裏は『仏足(ぶっそく)』と言い、宇宙観を表す紋様が描かれています。足に触れることにより病気平癒や諸願成就すると言われています。

時間のある方は、「博多町屋ふるさと館」の見学もおすすめです。こちらは明治中頃に博多織をしていた職人の家を移設した建物で、当時の暮らしを再現する展示をはじめ、博多織やおみやげも充実している施設です。地下鉄空港線祇園駅から徒歩5分の場所にありますので、1人旅の寄り道にもいかがですか。

館内はみやげ処、町家棟、展示棟に分かれています。博多織は毎日実演と体験が行われています。そのほか自分のペースで楽しめる女子1人旅にぴったりの有料で利用できる博多人形の絵付けなどの体験教室もありますよ。

「櫛田神社」や「博多町屋ふるさと館」の近くには「川端商店街」があります。「博多祇園山笠」が開催される期間には『走る飾り山笠』が展示されるほか、商店街の一角で土日祝とイベント時に営業をしている「川端ぜんざい広場」には1年を通して『山笠』が展示されています。商店街とその周辺にはグルメなお店もたくさんありますので、食事ができる場所をお探しの時にもおすすめですよ。

「チョコレートショップ 本店」は、地下鉄中洲川端駅より徒歩5分の所にある創業70年を超える老舗洋菓子店です。店内のショーケースには色とりどりの美味しそうなチョコレートが並べられています。どれにしようか迷ったら、なめらかな口溶けが楽しめる生チョコレート『博多の石畳』がおすすめですよ。

高級感あふれるギフト用パッケージは、目上の方へのお土産にも最適。半生菓子や焼き菓子も販売されていますので、時間をかけて選んでくださいね。

「マリンワールド海の中道」は、「九州の海」をテーマにした水族館です。館内には九州周辺に生息するクラゲや深海の魚をはじめ、色とりどりの奄美のサンゴ礁を再現した水槽などがあり、阿蘇の森を再現したゾーンもあります。1人旅だからこそ、ゆっくり水槽の前で心ゆくまで泳ぐ魚を鑑賞できる素敵な時間は貴重なひと時ですね。夜の水族館やバックヤードツアーなどのイベントも開催されるようですので、海が好きな女性におすすめの水族館です。JR海ノ中道駅から徒歩5分の位置にあります。

イルカやアシカのショーが行われるプールは、博多湾が一望できる場所に作られています。アシカショーでは、観覧席の前にステージが設けられますので、目の前でアシカのステージが楽しめますよ。

福岡県には猫の島と言われる「相島（あいのしま）」があり、猫好き女子にはたまらないスポットとしておすすめです。「相島」へは福岡市内から約30分ほどのところにある新宮港から船で渡ります。渡船場には船の運航にあわせてバスも発着しており、駐車場も隣接しています。出発ギリギリに行くと船に乗れない場合もあるようですので、早めに渡船場へ行きましょう。

相島に渡るとあちこちに猫が歩いていて、思い思いの時間を過ごしています。島内は約2時間で散策できますので、お気に入りの猫をゆっくり探してみてくださいね。なお猫の餌やりは禁止となっています。お気を付けください。

相島には海の見える素敵なカフェ「島カフェ あいのしま」もあります。漁師飯という定食をはじめ、気軽に食べられる旬の魚を使ったハンバーガーもリーズナブルでボリュームたっぷり。ご当地サイダーとあわせていかがでしょうか。

福岡市内から約50分の柳川市にある柳川城跡のお堀を遊覧船で巡る「柳川の川くだり」も福岡観光の人気スポットです。四季折々の花が咲くお堀沿いを約70分かけてのんびり遊覧船で周ります。1人旅の利点をいかして周りの風景もしっかり楽しみましょう。

船頭さんの操る竿で進む穏やかな時間。狭い暗渠(あんきょ)をくぐったり、橋の下をくぐったりしながら進んでいきます。船頭さんがたびたび歌う舟歌を聞きながらのんびり過ごしましょう。

「野河内渓谷(のごうちけいこく)」は福岡市内で気軽に自然散策ができる地元で人気のスポットです。所要時間は往復約40分。遊歩道が整備されていますが、岩場もありますので歩きやすい服装と靴がおすすめです。

約3.2Kmの渓谷には滝や渕など7か所の見どころがあり、自然の力で造られた迫力ある渓谷美が楽しめます。暑い夏の日も、暑さをひと時忘れさせてくれるマイナスイオンたっぷりのスポットです。

福岡市内から約1時間、糟屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)にある九州大学の西には自然を体感できる森として蒲田池利用した「水辺の森」が整備されています。遊歩道を奥へと進んでいくと目の前に現れるのが北アメリカ原産の落羽松（らくうしょう）の森です。幻想的な風景が話題となり、訪れる人が増えている自然の観光スポットです。

大学の敷地内ということもあり、いろいろな種類の樹木が植えられています。木の根元に生えたキノコなど、数人での旅行なら見落としてしまいそうな小さな発見も1人旅ならできるかも。ゆっくり森林色を楽しみながら自然観察もしてみましょう。

「HOSTEL　STAND BY ME」は、大濠公園駅または赤坂駅から徒歩約7分の所にあるホステルです。1階は立ち飲みができる居酒屋になっていますので、夜のお出かけが不安な女性も安心して利用ができます。

2階と3階は宿泊スペースになっており、ドミトリーは女性専用と男女共用があります。またプライベートでゆっくりしたい方には個室もあります。

「Book and Bed Tokyo FUKUOKA」は、市営地下鉄空港線天神駅５番出口よりすぐのホステルです。泊れるホステルをコンセプトにした宿泊施設で、パルコ内という好立地も人気のポイントです。また福岡の繁華街「天神」へもすぐの場所にありますので、食事や買い物にも困りませんよ。

各部屋は隠れ家のような雰囲気で、ゆっくりくつろげそうです。ホテル内にはたくさんの本がありますので、本が好きな女性ならつい夜更かししてしまいそうですね。

福岡県で女子1人旅におすすめの観光スポットの特集はいかがでしたか。1人でゆっくり時間をかけて見学したり、鑑賞を楽しんだりできる施設を中心に紹介をしてきました。忙しい毎日から少し離れてのんびり自分のペースで福岡観光を楽しんでくださいね♪