2018年10月17日

“絵画のような景色”を二人占め♡彼と行きたい「新潟の絶景スポット」7選
彼と一緒に心が洗われるような絶景を見る…素敵ですよね。感動を共有することで、二人の絆がグッと深まるかもしれません。新潟県はカップルにおすすめの旅先。水面に映った峡谷がアート作品にように美しい「清津峡渓谷トンネル」や、約200枚もの棚田が連なる「星峠」など、この県には話題の場所が盛りだくさん♪恋人との忘れられない思い出ができる「絶景スポット」を7カ所厳選してご紹介します。
彼と見たことのない絶景を見て、一生物の思い出を作りたい…そんな時は、ちょっと遠出して泊まりがけの旅に出ませんか?都内から新幹線でサクッと行けてしまう“新潟県”は絶景の宝庫。二人っきりでリフレッシュしたいカップルにおすすめです。
新潟市の中心エリアは都市化が進んでいますが、少し足を延ばせば豊かな自然に出会えます。魚のウロコのように連なる大迫力の“棚田”から、一面に生い茂るブナの林、アート作品のような不思議な光景が広がるトンネルまで、カップルで見てみたい絶景が目白押し!二人で絵画のような景色に見とれつつ散策しているだけで、たまった疲れがスッと抜けていきそうです。
絶景を見るためには、事前リサーチが肝心!

ただし、時期や季節、天候などによっては、ご紹介しているような絶景を見られない可能性もありますので、事前に公式サイトやTwitter、インスタグラムなどで状況をチェックしてから出発しましょう。気になる1カ所に的を絞って旅するも良し。時間をかけて複数の場所を巡るも良し。気ままな二人旅を満喫してくださいね。それでは早速、彼と行きたい「新潟の絶景スポット」を以下のエリア別にご紹介しちゃいます。
●十日町市
●津南町&魚沼市
●新潟市&阿賀野市
●十日町市
●津南町&魚沼市
●新潟市&阿賀野市
十日町市(とおかまちし)の絶景スポット
新潟県の南部に位置する十日町市は、豊かな自然が息づく場所。二人の心に刻まれる“絶景スポット”がたくさんあります。東京からは、まず新幹線で越後湯沢駅に向かい、そこで「ほくほく線」に乗り換えれば到着できますよ。
1. 話題のスポットで、仲良く記念撮影!「清津峡(きよつきょう)」
荒々しく切り立った岩肌×清津川のコラボを楽しめる「清津峡」は、おすすめのデートスポット。日本三大渓谷の一つで、国の名勝天然記念物にも指定されている峡谷を二人で堪能してくださいね!特に秋は、周辺の木々が色づいて一層美しい姿を見せてくれます。東京から行くには、JR越後湯沢駅から高速バスを使うのがスムーズです。
2018年春にリニューアルされたばかりの「清津峡渓谷トンネル」には見晴所がたくさん♪中でも「パノラマステーション(写真)」はインスタ映えスポットとして特に注目を集めています。下に張られた水に絶景が映りこんでいて、とっても不思議な雰囲気。彼と一緒に思い出に残る一枚を撮影しちゃいましょう。
あえて人の少ない日時に足を運べば、二人っきりでこんな写真も撮れちゃいます♡緑あふれる季節はもちろん、紅葉シーズンもきっと美しいでしょうね。
トンネルの入口から最奥にある「パノラマステーション」までは、全長750m。途中には清津峡について学べるビデオコーナーなどがあり、二人で楽しく歩けます。ワクワクするようなトンネルのデザインも見逃せません♪受付時間は16時半までなので、入りそびれないように注意してくださいね。
清津峡渓谷トンネルの詳細情報
2. すらりとした姿に思わず見惚れる「美人林」
「美人林」は全国から多くの写真家が訪れるスポット。彼と二人っきりで、一面に生い茂る美しいブナの木を眺めれば、心が洗われるような気持ちになれますよ。木々は幹の太さがそろっており、均整のとれたたたずまい。まさに“美人”という言葉がぴったりです。こちらの最寄り駅は、ほくほく線の「まつだい駅」。そこからバスに乗り換えて約15分でアクセスできます。
特に写真映えするスポットは、林の中にあるこちらの青い池。雪解け水が集まってできた小さな池で、泳ぐ魚が肉眼ではっきりと見えるほど透き通っています。水面に美人林が映り込む様子も息をのむほどきれい!みずみずしい光景に癒やされてくださいね。彼と一緒に、どちらが素敵な写真が撮れるか勝負してみてはいかが?
美人林には、いつ訪れても見惚れてしまう美しさがあります。透き通るような若葉が広がる新緑の季節、深く鮮やかな緑が生い茂る季節、真っ赤な“落ち葉”の絨毯が敷かれる季節、一面が輝く銀世界になる季節…。どの季節の景色もロマンチックです。彼を連れて何度も訪れたいですね。
美人林の詳細情報
3. 一度見たら忘れられない!二人の思い出に残る田園風景「星峠の棚田」
ケタ違いの絶景を見たいカップルは「星峠の棚田」にGO!約200枚もの棚田がウロコのように連なる景色は、まるで絵画のよう。彼と眺めれば、忘れられない思い出になることでしょう。NHK大河ドラマ「天地人」のオープニングに使われてその名が知られるようになり、今では多くの観光客が訪れるまでに。話題の棚田には、ほくほく線の「まつだい駅」からタクシーに乗り換えて20分ほどで行けますよ。
最も人気が高いのは、雪消え~6月頃までと、10月後半~積雪始めまでの、田んぼに水が張られる時期。水面に光に反射して輝きを放ちます。さらに、6月~9月頃には“雲海”に包まれる棚田を見られることも。その様子を一目見ようと、写真家たちが全国から駆けつけます。早起きしなければならない上に運も伴うので、もし二人で見られたらラッキーですね!
周囲には電線や鉄塔がほとんどなく、ひたすら続く空と田んぼのコントラストがとってもきれい!田んぼに水が張られている時期はもちろん、張られていない時期も美しいですよ。稲が元気に育つ夏も、黄金色に輝く秋も見応えあり。ただし、「星峠の棚田」は稲作地なので、観光マナーには十分気をつけてくださいね。
津南町&魚沼市の絶景スポット
お次は、先ほど紹介した十日町市に隣接している、津南町と魚沼市の絶景スポットをご紹介します。十日町市の絶景とあわせて、時間をかけて巡ってみてはいかが?
4. 絶景にパワースポットも!透明すぎる神秘の湖「龍ヶ窪(りゅうがくぼ)」
津南町にある「龍ヶ窪」は龍神伝説の残る場所。彼を誘ってパワースポット×絶景の両方を満喫しませんか?風の無い日には透き通った湖が鏡のようになり、周囲の景色がくっきりと映り込みます。また、夏の朝には、水上に漂う霧がまるで“龍”のように流れていく神秘的な光景を見られることもあるとか…。こちらの最寄り駅はJR越後湯沢駅。そこからはバス+徒歩で行けますよ。
湖のほとりには、小さいながらも荘厳な雰囲気をたたえた「龍ヶ窪神社」があります。古びたたたずまいはどこか神秘的。中には白蛇を描いた掛け軸が飾ってあります。周辺は自然にあふれ、散策しているだけで癒やされそう。
龍ヶ窪は湧水量がとっても豊富。なんと、湖の全ての水が1日で入れ替わってしまうほどなんです。湧き水はまろやかで飲みやすく、日本の名水百選に選ばれています。神社の近くには自由に水を飲めるスポットがあるので、二人で乾いた喉を潤してくださいね。お水は水筒に詰めて持ち帰ってもOKです。
龍ケ窪の詳細情報
5. 音もなく流れ落ちる“滝雲”を二人占め!「枝折峠(しおりとうげ)」
早起きが得意なカップルは、魚沼市にある「枝折峠」に山と雲海が織り成す絶景を見に行きませんか?これは奥只見湖(おくただみこ)から発生した雲海が、越後駒ヶ岳の山肌を滑り落ちる“滝雲”という現象。いくつかの気象条件が整えば、割と高確率で見られると言われています。
見られる条件としては、早朝、晴れ、前日との気温の差が大きい、適度な風があることなどがあげられます。あとは祈るのみ!運が良ければ、星空とのコラボレーションも見られるかもしれません。日の出前に行動する際は、懐中電灯を持参しましょう。山なのでスニーカーも必須です。撮影スポットには看板が立てられているので、目印にしてくださいね。
音もなく流れる雲はもちろん、金色に輝く朝日も美しいと評判。彼との思い出の1ページになりそうですね。ベストシーズンは9月中旬から11月下旬頃で、観光協会主催のバスツアーも開催されています(要予約)。詳細はリンク先で確認を。
紅葉スポットとしても有名です!
枝折峠のある、奥只見湖の周辺は紅葉の名所でもあります。ベストシーズンには、燃えるように美しい景色が見られますよ。例年、10月下旬〜11月上旬辺りが見頃です。もし滝雲を見られなくても、紅葉だけでも感動を味わえそう♪
枝折峠の詳細情報
新潟市& 阿賀野市の絶景スポット
最後に、新潟市&新潟市に隣接する阿賀野市の絶景スポットをご紹介。市内の中心エリアは都市化が進んでいるとはいえ、少し足を延ばせば美しい自然が残されていますよ。
6. 雄大な山々×湖沼の絶景!バードウォッチングを楽しめる「福島潟」
新潟市にある「福島潟」は、県内最大の“潟”です。背後に雄大な五頭連峰(ごずれんぽう)が広がるその景色の美しさは、「日本の自然百選」「21世紀に残したい日本の自然百選」などにランクインするほど。最寄り駅はJR豊栄(とよさか)駅で、駅からはタクシーで5分、徒歩では30分ほどでアクセスできます。
福島潟は、訪れる野鳥の多さでも有名な場所です。新潟県内で見られる鳥類約400種のうち、なんと220種ほどがここで観察できるとか!日本で初めて環境省が「1級鳥類観測ステーション」を設置した場所でもあります。二人仲良くバードウォッチングを楽しんじゃいましょう。
福島潟は、菜の花の名所でもあるんです。例年4月上旬〜5月上旬頃、約3ヘクタールにわたって100万本もの菜の花が咲き誇ります。見渡す限りに広がる“黄色の絨毯”を彼と好きなだけ眺めてくださいね!雪の残る五頭連峰と、菜の花の組み合わせは絵画のよう。素敵な写真を撮りつつ、のんびり散歩デートを楽しんでくださいね。
福島潟の詳細情報
7. 湖を埋め尽くす“白鳥”は大迫力!「瓢湖(ひょうこ)」
新潟が銀世界になる頃、阿賀野市の“瓢湖”では、湖を白色に染め尽くしてしまうほどたくさんの“白鳥”を見られます。「白鳥の渡来地」として天然記念物に指定されている湖は大迫力!その光景を目にすれば、思わず彼の手をギュッと握ってしまうかも?見られる時期は10月下旬から3月上旬にかけて。ピーク時の11月下旬には5000羽を超えることもあるそうです。
エサの持ち込みは禁止されていますが、近くの売店で販売されている阿賀野市観光協会公認の「水鳥のエサ」はOK!白鳥やカモに直接餌付けができちゃいます。ちょこちょこ寄ってくるかわいい鳥たちに癒やされてくださいね。通称“白鳥おじさん”が1日3回行っているという餌やりタイムも見応えがありますよ。
瓢湖の詳細情報
湖を望む「しょこら亭」で二人であったまろう♪
絶景を二人で満喫した後は、体も冷え切っているはず。カウンター席から瓢湖が見える人気スイーツ店「しょこら亭」でほっと一息つきましょう。しょこら亭は、その名の通りチョコレートの専門店。チョコはもちろん、テリーヌやガトーショコラ、パフェなども味わえます。うどんやお茶漬けなどもあるので、軽いランチにもおすすめ。
しょこら亭 瓢湖店の詳細情報
絶景を目にするまでのドキドキ感も楽しもう!
新潟は、まだまだ広く知られていない魅力が眠る場所。カップルで見てみたい絶景が盛りだくさんです。中には、絶景を見られるかどうかはお天気次第!という場所もありますが、目にするまでのドキドキ感も含めて楽しんじゃいましょう。恋人と二人で、一生物の思い出を作ってくださいね。