2024年06月24日

猫好きの天国♡たくさんの“にゃんこ”に癒される「猫旅スポット」8選
のほほんとお昼寝をしていたり、しっぽを揺らして、すまし顔で歩いていたり。気ままに生きる猫の姿を見ていると、なんだかそれだけで癒されますよね。この記事では、猫好きなあなたに“猫に会いに行く旅”をご提案。全国には、たくさんの猫が美しい風景やその土地の人々と共存している、素敵な「猫旅スポット」があるんですよ。自然体で暮らす猫の姿に、きっとメロメロになるはずです♡
目次
南の島、レトロな温泉街、ノスタルジックな町など、全国には美しい風景や人々の暮らしと、猫が共存するスポットがあります。自然に、気ままに過ごしている猫の姿を見ると、とっても癒されるはず♡ 猫好きの皆さん、その土地らしい暮らしを送るにゃんこ達に会いに行く、癒しの「猫旅」をしてみませんか?
猫グッズやカフェめぐりも楽しい!
猫がいる場所として有名なスポットには、猫をモチーフにしたグッズやメニューなどを置いている所もあります。猫に会うだけでなく、そうした猫グッズやショップめぐりも楽しみましょう!
マナーを守って観光しよう

猫がたくさんいる地域では、観光客の無意識の行動が、猫やその土地の人々に悪影響を及ぼしてしまうケースが発生しています。猫にストレスを与えたり、猫と人々が暮らす環境を壊してしまうことがないよう、その場所のマナーをしっかりと守って観光してくださいね。
1. 猫の耳に念仏? お寺で大切にされているにゃんこ達
御誕生寺(福井県)
福井県にある「御誕生寺」は、境内で数十匹の猫が暮らす“猫寺”として知られています。荘厳なお堂の前に、ぐでん、とくつろぐ猫の姿。どこかミスマッチで、心がゆるっと和みますね。
猫達は住職さんに保護されています
「御誕生寺」が猫寺となったのは、住職さんが境内に捨てられていた子猫を保護したことがきっかけだそう。それから次第に猫が集まり、現在では20匹以上の猫が暮らしているのだとか。お寺では保護・飼育だけでなく、里親探しや、無闇な繁殖を防ぐための避妊手術なども行っています。
“猫が寝てても大丈夫!”招き猫おみくじを引いてみよう

人懐っこい子、シャイな子など、境内にいる猫たちの性格は様々です。中には、おみくじの箱がお気に入りの子も。“猫が寝てても大丈夫! めくっておみくじを引いてね!”と書かれていますので、ちょっと失礼して、招き猫おみくじで運勢を占ってみてみましょう。
御朱印帳もお守りも猫だらけ♪
おみくじは小さな招き猫付き。とってもキュートで、福を招いてくれそうです。猫の御朱印帳や、肉球型の「ペットのお守り」もありますよ。御誕生寺に参拝したら、ぜひ手に入れたいですね。
御誕生寺の詳細情報
2. “猫島”として有名に!猫とアートの島
男木島(香川県)
男木島は瀬戸内海に浮かぶ、人口わずか170人程度の小さな島です。のどかな風景の中で暮らす猫達はのんびりとした様子。じゃれあっている姿もかわいらしく、心がほっこりします。
猫と人々の暮らしを守るために。エサやりは禁止です

男木島では、観光客による餌付けを禁止しています。むやみに猫が増え、悪影響が出てしまわないようにするためです。かわいい猫たちと素敵な島の人々に迷惑をかけないよう、マナーを厳守して観光を楽しんでくださいね。
島の風景に溶け込むアートも楽しもう!
男木島には、不思議な現代アートが点在しています。これらは、瀬戸内海エリアで開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の作品を残したもの。
猫に癒されつつ、ぐるっとアート鑑賞
こちらは「歩く方舟」というユニークな作品。島のあちこちに作品があるので、猫たちもアート鑑賞をしているかもしれませんね。素敵なカフェもあるので、徒歩でぐるっとお散歩してみてはいかがでしょうか。
男木島の詳細情報
3. もふもふタイムあり♡猫カフェならぬ“猫旅館”
新玉旅館(大分県)
日本有数の温泉地、大分県の別府市には、猫カフェならぬ“猫旅館”があります。こちらはなんと、専用部屋で猫と戯れることができる珍しい旅館です。猫と触れ合う時間は宿泊プランに含まれているので、確実に猫と遊びたい人におすすめ!
宿泊プランは「にゃんこタイム」付き♪
ニャンコタイム付きのプランを選べば、専用の「にゃんこ部屋」でたくさんの猫達と触れ合うことができます。1グループ45分貸切り制で、リラックスして猫と遊べますよ。猫たちは人懐こく、じゃれたり膝の上に乗ってくることもあるのだとか。
Tシャツ・トレーナー・Gパン・靴下必須
猫たちと安全に遊ぶためには服装が大切。Tシャツ・トレーナーにGパンなど、遊びやすい服装を準備するようにしましょう。スカートなどの旅館の注意書きに記載されている以外の服装だと、にゃんこ部屋に入れないそうなのでご注意を。
天然温泉風呂も貸切です♪
猫と遊んだ後は別府の天然温泉へ♪ 2種類の湯船があり、それぞれ貸切りで入浴できちゃうんですよ。猫と温泉を満喫できるなんて、最高の癒し旅になりそうですね。
詳細情報
別府温泉 新玉旅館
大分県 / 別府、別府温泉 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 東別府駅から車で1分、徒歩5分/別府駅から車で4分、徒歩15分
春夏SALE4月15日(火)まで ※対象施設のみ
4. 猫×ノスタルジック。散歩が楽しいレトロな街
尾道(広島県)

尾道は、海と山に囲まれた独特の地形と、レトロな街並みが人気の観光地です。そんな尾道は猫が集まるスポットが多く、猫の街とも呼ばれているんですよ。映画に出てくるようなノスタルジックな雰囲気の中で、気取らずのんびり暮らす猫達に会いに行ってみませんか?
猫が案内人?ちょっぴりファンタジックな「猫の細道」

「千光寺」に行く途中の坂道には、「猫の細道」と呼ばれるスポットがあります。その名の通り細く、猫の通り道になっているのだとか。このあたりは迷路のようで、周辺にはおとぎ話に登場しそうなお店やカフェもあります。猫についていったらどこか違う世界に辿り着いてしまいそうな、独特のファンタジックな雰囲気ですね。
あちこちでかわいい「福猫石」を見つけよう

猫の細道周辺には、猫が描かれた石が置かれています。「福猫石」と呼ばれるもので、尾道市を拠点として活動するアーティスト、園山春二氏の作品です。まるで本物の猫のように、茂みに隠れていることも! 縁起の良い名前で、見かけたら良いことがありそうですね。
にゃんこ愛あふれるショップ&カフェたち
尾道名物の「尾道プリン」の瓶は、猫が描かれたキュートなパッケージ。他にも猫のラテアートを出しているカフェや、看板猫がお出迎えしてくれる猫グッズのお店など、様々な猫に出会うことができます。尾道の人々は、猫好きの人が多いのかも♪ にゃんこ愛あふれる街をじっくり散策して、猫との出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
尾道 猫の細道の詳細情報
おやつとやまねこの詳細情報
おやつとやまねこ
尾道 / 洋菓子
- 住所
- 広島県尾道市東御所町3-1
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 11:00 - 17:00 [水] 11:00 - 17:00 [木] 11:00 - 17:00 [金] 11:00 - 17:00 [土] 11:00 - 17:00 [日] 11:00 - 17:00 ■ 営業時間 売り切れ次第閉店
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
5. 駅長は猫!愛されにゃんこに会いに
貴志駅(和歌山県)

「貴志駅」は、和歌山電鐵貴志川線の駅です。「たま」という猫が駅長を務めたことで注目され、日本のみならず海外のメディアでも取り上げられるほどの人気となりました。今では駅舎も猫のデザインです。
跡を継いだ「ニタマ」と「よんたま」ちゃん

初代たま駅長の跡を継ぎ、今はニタマちゃんが貴志駅駅長を勤めています。ニタマちゃんがお休みの日は、伊太祈曽駅長のよんたまちゃんが代行を勤めることも。駅長はお休みしたり出張に行ったりすることがあるので、出勤日は和歌山電鐵のホームページで確認しておきましょう。
かわいい「たま電車」に乗ってみたい♡
貴志川線では、「たま駅長」をモチーフにした列車が運行しています。ポスターや中吊り、イス、壁紙など列車には101匹のたま駅長がいて、見ているだけでも和みます♡ たま列車に乗って、和歌山ののどかな風景の中を旅してみてはいかがでしょうか。
文房具やお守り、お菓子などのたまグッズもチェックしよう
貴志駅には軽食を食べられる「たまカフェ」や、猫モチーフのグッズを扱う「たまショップ」、初代たま駅長の神社「たま大明神」などもあり、見どころいっぱい。駅だけでも、たっぷり観光を楽しめますよ。
和歌山電鐵貴志川線の詳細情報
たまカフェの詳細情報
たまカフェ
貴志、甘露寺前 / カフェ、ケーキ
- 住所
- 和歌山県紀の川市貴志川町神戸 貴志駅内
- 営業時間
- [月] 09:15 - 17:15 [火] 09:15 - 17:15 [水] 09:15 - 17:15 [木] 09:15 - 17:15 [金] 09:15 - 17:15 [土] 09:15 - 17:15 [日] 09:15 - 17:15 ■ 定休日 第3水曜日
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
6. 南の島で、人も猫もの~んびり。
コンドイビーチ(沖縄県)
沖縄県の「竹富島」をご存知でしょうか? 昔ながらの赤瓦屋根の民家など、沖縄の原風景が残る美しい離島です。この竹富島にある「コンドイビーチ」は、なぜか猫がたくさんいるのです。
おっとりした南の島のにゃんこ

白い砂浜と青く透き通った海が広がる「コンドイビーチ」。沖縄ののんびりとした空気の中では、心なしか猫もおっとりして見えます。猫にとっても人にとっても、楽園のような島ですね。
海と砂浜と猫の、ちょっと珍しい風景

「コンドイビーチ」では、白い砂浜を颯爽と歩く猫の姿を見ることができます。空・海・白い砂浜に猫、という絵になる光景は、「コンドイビーチ」ならではですね。
コンドイビーチの詳細情報
7. 年中休業?ゆるい猫ワゴン“本日は休ませて戴きます”。
哲学の道(京都府)
京都の名所「哲学の道」。銀閣寺の近くにある、水路沿いの風情ある小道で、哲学者の西田幾太郎が思索にふけったことで「哲学の道」と呼ばれるようになりました。
「熊野若王子神社」付近からの散策がおすすめ
約2kmの道全体が猫スポットとして知られているのですが、特に熊野若王子神社近くにあるワゴンが、猫がたくさん集まる場所として有名です。なぜここに集まるのかは不明ですが、ぎゅっと折り重なっていると暖かくて気持ち良いのかもしれませんね。お昼寝をしている姿がとてもかわいらしいです。
京都の風情と猫たち

哲学の道は、桜や紅葉の名所でもあります。神社やお寺、昔ながらの瓦屋根の建物。京都らしい和の風情に、猫の姿がよく合いますね。
哲学の道の詳細情報
8. ほっこりレトロな温泉地は、猫も人も住みやすい町
小野川温泉(山形県)
温泉効果で地面やマンホールの上が温かいのか、温泉街は猫が多いといわれています。そんな中でも、“人も猫も住みやすい温泉地にしよう”という「幸せ猫プロジェクト」を行っている、山形県米沢市の「小野川温泉」をご紹介します。約1200年前に小野小町が発見したといわれる、風情ある温泉街です。
幸せ猫プロジェクト

プロジェクトは、むやみに猫が増えたりせず、猫も人も穏やかに暮らせるように手助けをするというもの。宿によっては、宿泊費の一部がプロジェクトの活動資金に充てられるプランもあります。そうした努力があって、温泉街ではのびのびと幸せそうにくつろぐ猫達に出会えますよ。
看板猫のいる旅館「亀屋万年閣」
「小野川温泉」では、かわいい看板猫が存在する旅館やホテルもあります。こちらは風情ある佇まいが素敵な温泉旅館、「亀屋万年閣」です。
旅館限定グッズがかわいい♪
「亀屋万年閣」には、好奇心旺盛なふくこちゃんや、ななちゃん、はちくんがいます。旅館限定の猫グッズも扱っているそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
小野川温泉の詳細情報
▼ご紹介した「猫のいる宿」はこちら
詳細情報
小野川温泉 亀屋万年閣
山形県 / 米沢 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 山形新幹線つばさ「東京ー米沢」最短2時間7分■米沢駅からバスまたはタクシー25分■米沢中央ICから車20分。
春夏SALE4月15日(火)まで ※対象施設のみ
マナーを守って、癒しの猫旅を♪
のどかな風景の中で暮らす猫達。猫カフェや自分の家のにゃんことは、また別の魅力がありますよね。猫スポットは猫モチーフのお土産やメニューを扱っている所も多く、充実した「猫旅」を楽しめるはず! 地域のマナーを守って、猫にも人にも優しい癒しの旅を、ぜひ満喫してくださいね。