【金沢】女子ひとり旅だからこそ泊まりたい。お洒落な “だけじゃない” ホテル9選

情緒漂う古い街並みを歩いたり、良質な温泉で静かに疲れを癒したり、北陸の幸でお腹を満たしたりと、旅の醍醐味がいっぱいつまった金沢は、一度は訪れてみたい魅力的なまち。兼六園や茶屋街、21世紀美術館など観光名所も多く、行きたいところもしたいことも盛りだくさん♩

時間にも心にもゆとりをもって旅すれば、しっとりとした夜の風景や清々しい朝の空気も味わえて一石二鳥。ひとりで歩くそんな時間は、きっと自然と心洗われるように感じられるでしょう。

女子のひとり旅なら、泊まる場所もしっかりこだわりたいですね。お洒落なインテリアや雰囲気、外観も大事にしたいポイントです。でも今回ご紹介するホテルは、それだけじゃない、金沢の文化を感じられること、暮らすように泊まれること、人と繋がれることなどの嬉しいポイントもしっかりと押さえられています。

それではここからはそんなホテルをチェックしていきましょう。お気に入りを見つけてみてくださいね◎。

人気の観光地・ひがし茶屋街にある築50年のオフィスビルをリノベーションした「HATCHi 金沢(ハッチかなざわ)」は、宿泊施設に地元で人気だったレストランやカフェ、セレクトショップなどを併設した複合型のホテルです。それらは旅行者だけでなく地元の人も利用し、また定期的にイベントも行われるので、人との繋がりを自然と感じられるんですよ。

客室は個室とドミトリーのどちらか。ドミトリーもセキュリティロッカーやプライバシー確保のためのカーテンがあるため、安心&快適空間です。ベッドの下が広くなっていてそこに荷物を置くことができるのが、ついつい荷物が多くなりがちの女子にも嬉しい♩さらに女性専用ドミトリーなら、各ベッドスペースに小さな鏡が設置されているので、朝の身支度の際に大活躍ですね。

そして、ぜひとも利用してほしいのが朝食。金沢で10年間くずし割烹料理を提供してきたお店が作る朝ごはんは、どれも絶品です。中でも、ふっくら炊き立ての土鍋ご飯に、地元の食材を使ったたっぷりおかずがセットになった「金沢朝御膳」は人気。一日の活力をたっぷりチャージすれば、元気にまち歩きを楽しめるはず。

金沢のファッションストリートとして発展してきた竪町(たてまち)にあり、兼六園や21世紀美術館などの人気観光名所がすべて徒歩10分圏内にあるという好ロケーション。そんな場所に構えるホテルが、「KANAME INN TATEMACHI(カナメインタテマチ)」です。

客室はすべて25㎡以上と広々。白を基調としたシンプルで清潔感のある空間には、そこにあわせたナチュラルなテイストの家具が配されています。居住性のいいお部屋ですが、シモンズ社製ベッドのおかげでさらに快適♩たっぷり観光して歩き疲れても、ゆったりと寛げて、ぐっすり眠れるはずです。

金沢のファッションストリートという立地にふさわしく、ホテルの1階にはミュージックバーが併設。世界中から集められた素敵な音楽を、良質な音で聞くことができるんです。宿泊者限定でハッピーアワーのサービスも用意されていますよ。ミュージックセレクターという専属のスタッフがセレクトした音楽に耳を傾け、美味しいお酒で金沢の夜を少しだけ早くスタートさせてみては？

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繁華街のほど近くにある「STAY & WASH(ステイ&ウォッシュ)」は、その名の通り、ゲストホテル（2～4階）とコインランドリー（1階）が併設された目新しいスタイルが面白いお宿。こういったスタイルの宿では珍しく、客室はすべて完全個室なのでゆっくりと休むことができますよ。

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客室は洗い立ての真っ白なシーツをイメージしたという、清潔感が漂うシンプルなデザイン。すべてのお部屋が個室のダブルルームで、4階は女性専用のフロアに。暗証キーを利用したセルフチェックイン方式なので、セキュリティーも万全！女子のひとり旅でも安心して宿泊できますよ。

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1階には、カウンターやイスが用意された清潔感のあるコインランドリーが。共有エリアにはお茶やコーヒーも用意されているので、のんびり味わうのもいいですね。コインランドリー併設というユニークなゲストホテルで、いつもとは少し違った旅のスタイルで楽しむのもいい思い出になりそう。

金沢城公園や尾山神社にもほど近い、金沢の中心部にある「KUMU 金沢(クムかなざわ)」は、禅や茶の湯といった武家文化が息づく金沢文化を汲む（KUMU）をコンセプトにしたホテル。和の伝統を残しながらも、新しい洋の要素も加わっていて、和と洋の融合を自然と楽しむことができます。

1階はその空間のデザイン性に加え、デザイナーや伝統工芸作家さんの作品も展示され、ホテルというよりもミュージアムのような雰囲気。また共有スペースに置かれたアートも、フロアごとに異なるアーティストが手がけた作品なんだそう。一つ一つを愛でたり、カフェで寛いだりするだけでも感性を高めることができそうです。

客室は、畳のスペースがあったり、斜格子の障子が配されていたりなど、和のテイストが散りばめられた心落ち着く空間。日本の美しさや繊細な美意識に浸れば、忙しい日常をひととき忘れることができます。ホテル屋上にはウッドデッキが敷かれた開放的なテラスがあるので、早朝や夜にはここでのんびりリフレッシュしてみては？

犀川(さいがわ)沿いに佇み、静かに時間を刻む「SARARASO Hotel Cafe Local(サララソ ホテル カフェ ローカル)」は、金沢の飾らないありのままの暮らしを感じることのできる、こぢんまりとしたホテルです。

客室は、本を読んだり音楽を聴いたりしながらのんびり過ごしたくなるような、落ち着きのある空間。全室が川に面しているので、静かに暮れていく夕景を眺めたり、爽やかな朝の空気を思いっきり吸い込んだりと、気ままなひとり時間を堪能しましょう。

観光名所を巡ると同時に、ホテル滞在の合間には、川沿いを散歩したり、ホテルのレンタサイクルを利用して街中に出かけたりなど、金沢の暮らしに溶け込む時間も楽しんでみては？

近江町市場まで徒歩1分、兼六園や21世紀美術館など主要な観光スポットにもほど近い場所に建つ「ホテルパシフィック金沢(hotel pacific)」。カフェのような爽やかでカジュアルな外観が、女子の心をくすぐります。

客室は、コンパクトながらも明るく清潔感のある空間。必要なものだけがしっかり揃っているので、かえってごちゃつきがなく快適に過ごすことができます。そして、リーズナブルな価格で泊まれるのも嬉しいポイントです♩

主要な観光スポットが徒歩圏内とは言え、効率よく金沢観光を堪能したい…！そんな人は、ホテルのレンタサイクルを利用しましょう♩

旅先の雨はほんの少し残念に感じるものですが、実は金沢は雨の多い街。そんな天候の特徴を逆手にとって、「雨を楽しむ」というちょっと変わったコンセプトのホテルが「雨庵 金沢(うあん)」。さすが「雨」がテーマとあって、レセプションにも書家紫舟氏の「雨上天澄」が展示されているんですよ。

ホテルで過ごす時間が楽しくなる仕掛けが随所にあり、例えば客室は、ただ快適なだけでなく、一部屋一部屋趣向を凝らした “茶屋” をイメージし、坪庭を設けたり丸窓があったりと、洗練された空間で特別な時間を過ごせるようになっています。

ラウンジには、金沢の工芸家による作品や金沢ゆかりの作家による本が置かれた空間と、雨粒がモチーフの可愛いランプシェードが印象的なバー空間があり、ここにいるだけでどっぷりと金沢文化に浸ることができます。

兼六園やひがし茶屋街など、人気スポットが徒歩圏内の好ロケーションにある「ホテルリソルトリニティ金沢」。こちらには、美をテーマに女性目線でコーディネートしたというコンセプトフロア「麗 -Kanazawa-」があり、女子に嬉しいサービスやアメニティも揃っています。

コンセプトフロアには限定アメニティや、バスソルトバイキングコーナーもあり、至福のリラックスタイムを満喫できます。ほかにもナノケアのドライヤーやフェイススチーマー、さらには体組織計もあるんです。

館内の随所には石川の伝統工芸が散りばめられ、その土地の魅力に触れる旅の醍醐味を味わえます。お部屋でも九谷焼の置き香の優しい香りに癒されながら、寛ぎの時間を過ごすことができますよ。

金沢駅から街並みを散策しながら歩くこと約15分。「ザ・スクエアホテル金沢(the square hotel KANAZAWA)」は、「街と人がつながるスクエア」がコンセプトのモダンなホテルです。

加賀五彩と呼ばれる、金沢の有名な伝統工芸・加賀友禅を構成する臙脂、藍、黄土、草、古代紫の5つのカラーリング。客室には一部屋ごとにこの5色があしらわれていて、視覚的にも楽しい空間になっています。鮮やかな色を配しながらも落ち着いたデザインで統一されているので、ゆったりと寛ぐことができますよ。

朝食は、ずらりと並んだ20種以上のサラダビュッフェが。もちろん金沢をはじめとする北陸の新鮮な食材が使用されているんですよ。ヘルシーな野菜なら、罪悪感なく食べることができますね。

その土地のヒトやモノ、コトとの出会いが、女子ひとり旅のかけがえのない思い出を作ってくれます。金沢にはその場所の歴史や文化を訪れる人に伝えたい…、そんなコンセプトを持ったホテルもたくさんあります。自分らしいスタイルで過ごせる、旅を豊かにしてくれるホテルを見つけてくださいね。