全国の市場を巡って、満腹グルメ旅♪活気溢れるおすすめの「市場」10選

観光地をまわったり、評判のレストランやカフェに行ってみるなど、旅の楽しみ方はいろいろ。そして、旅先に密着した魅力を感じてみたいなら、現地の人が通う「市場」がおすすめです。その土地ならではの食材に出会って、旅先のことをよりよく知ることができるのが「市場巡りの旅」です。

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市場見学というと、早起きしなくちゃ！と思うかもしれませんが、市場に一般客が入れる時間帯は8時ごろからが多く、お店も11時ごろまで営業しています。逆に早朝6～8時の時間帯は料理人などプロが買い物をするので、8時以降がベストタイム。8時ごろに市場に行き、ショッピングを楽しんでから11時ごろまでに早めのお昼を食べる、と言いう流れがおすすめです。

日本全国には活気ある市場が今日も元気に営業しています。今回は全国から選りすぐりの市場10ヵ所をご紹介します。その土地の台所に飛びこんでディープな旅を満喫しましょう！

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「札幌市中央卸売市場　札幌場外市場」は、札幌の「中央卸売市場」に隣接している市場です。営業時間は6:00～15:00で、店舗数は約60店。魚介や農産品などの販売のほかに魚介を食べられる店が多く、味と鮮度にうるさい市場関係者も足しげく通うグルメスポットです。北海道の恵みをたっぷり食べたい人におすすめです。

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魚介はどれも鮮度がいいのですが、特におすすめしたいのがプリプリのイクラやとろりとしたサーモン、カニなどが豪快にのった海鮮丼。北海道名物のラーメン屋もありますので、お腹を空かせて、朝昼兼用の食事をたっぷりいただきましょう。

こちらでは市場の「セリ」を見学することができます。活気あふれる様子でどんどんセリが進められていく様子は迫力満点。セリ時刻は、水産物部が5:15～6:30頃、青果部が6:30～7:30頃です。除外日がありますので、公式サイトなどで確認してから行きましょう。（画像はイメージです）

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「塩釜水産物仲卸市場」は、宮城県塩竈市（しおがまし）にある魚介と青果の市場です。営業時間は平日6:30～13:00、土・日・祝 6:30～14:00で、店舗数は約100店。こちらは全国でも有名な「生マグロの水揚げ漁港」です。北海道から九州、沖縄までのマグロ船団の基地になっており、市場に活気があります。マグロ好きなら、一度は行っておきたい市場です。

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市場内には買ったものをすぐ自分たちで丼にして食べることができる「マイ海鮮丼コーナー」があり、ご飯とおみそ汁なども購入できます。購入したばかりのぴちぴち素材をそのまま海鮮丼にしたり、自由に焼いて食べられる炉が設けてあったり、自由度の高い楽しみ方ができます。

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こちらの市場では、1年じゅういろいろなイベントも開催。なかでも人気なのが毎週の日曜・祝日の早朝6時から開催される「日曜朝市」です。市場の場外に野菜・果物・たこ焼きなどのほか、アクセサリーや金物類などの屋台がぎっしりと並びます。１〜３月には、不定期で場内でカニ汁の販売がおこなわれることもあります。

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「大洗海鮮市場」は、茨城県の大洗町にある市場です。営業時間は平日7:30～19:00、土・日・祝6:30～19:00。大洗漁港で水揚げされたばかりの魚を販売していて、鮮度の良い魚介を豪快な丼にしたり、その場で焼いていただく「浜焼き」が大人気。おみやげには自家製の干物もあるので、魚好きだが生はちょっと…という人におすすめです。

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「市場の浜焼き」で、目の前でハマグリやカキ、イカ、タコなどの焼きたてをほおばれば、磯の香りが鼻を抜けていきます。朝早くから営業している市場なので、前日に宿泊して、朝食代わりに食べられるのもうれしいところです。

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こちらでは、購入した魚をさばくサービスもあります。丸ごと買った魚を、お刺身や切り身にしてもらえば、帰ってからの楽しみが増えます。「さばきサービス」は基本的に無料ですから、気軽に頼んでみましょう。

「豊洲市場」は、東京都内、江東区に2018年10月に築地から移転・開場した市場です。一般客の利用時間は5:00〜17:00。一般客向けの飲食店だけでも39店があるという巨大市場。これまで築地市場で営業していた物販店も多数移動してきており、広い市場でたっぷり見学、買い物、グルメを楽しみたい人におすすめです。

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おいしい豊洲グルメが楽しめる飲食店は、水産仲卸売場棟の3階にあります。こちらにはお寿司屋や海鮮丼の店など、豊洲市場ならではのお店がずらり。お店の営業時間は各店ごとに異なりますが、午後になると閉めてしまうお店が多いため、午前中に行くのがいいでしょう。

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飲食店だけでなく、プロ仕様アイテムを販売する専門店街「豊洲市場内プロショップ　魚がし横丁」も一般客の利用OKです。包丁やゴム長靴なども売っていて、豊洲市場グッズも販売しています。おみやげに購入して自宅でプロ気分を味わいましょう！

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「近江町市場」は、石川県金沢市にある市場です。営業時間は基本的に9:00～17:00。江戸時代から、金沢市民の台所として親しまれてきた市場で、生鮮食品を中心にかまぼこや干物、漬物、駄菓子、酒などを売る店がズラリと並んでいます。店舗はコンパクトで、それほど広くない場所に約170店舗が営業。観光客だけでなく地元の人でもにぎわう市場を体験してみたい人におすすめです。

市場では魚介類のフライやコロッケなどの食べ歩きもできます。小腹が空いたときにはちょうどいいおやつスポット。各観光スポットへのアクセスがよく、金沢駅からは徒歩約15分ですし兼六園へも徒歩圏内です。路線バスもたくさん通っていますから、金沢観光のルートにはぜひとも入れておきましょう

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いつもにぎやかな市場ですが、早朝はまだ人も少なくのんびりと見て回れます。またほとんどの店舗が17時ごろには閉店するなか、夜でも営業している飲食店もあります。近くに宿泊して、夜の市場の雰囲気を味わってみるのも楽しいでしょう。

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「錦市場（にしきいちば）」は、京都市中京区にある市場です。営業時間は基本的に9:30～18:00。約400メートルのアーケードの中に130店ほどが並んでいます。短い距離ですが店先で食べられるものが多く、京野菜やハモなど、京都らしい食材が販売されているのでじっくり見ると1時間ほどがあっという間に過ぎてしまいます。京都の人気市場に行ってみたい人には、おすすめです。

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青果や味噌漬けの魚などのグルメのほかに、京都らしい雑貨類も豊富で、おみやげ購入スポットとしては最適。食器類や小さな箸置きなど、どれもこれもゆっくり見て回りたくなります。

地元の人、観光客、外国人観光客などでいつも混んでいる人気スポットですが、店側の手際が良く、購入時にそれほど待つ必要はありません。こちらは現在、「食べ歩きNG」で、購入したものは店先や店内で食べるようになっています。ゆっくりのんびりといただきましょう。

「黒門市場」は、大阪市中央区にある市場です。営業時間は基本的に9:00～18:00。「大阪の台所」とも呼ばれる大きな市場で約170店舗があり、卸売りと小売り店の両方があります。早朝は買い出しにやってきたプロの料理人で、午後からは主婦でにぎわいます。平日でも約18,000人がやってくるという巨大市場で、大阪の味を堪能したい人におすすめです。

飲食店も多く、食べ歩きが楽しめるのも人気の理由です。コスパの良いお値打ち品が多いので、3000円もあれば食事にスイーツと、もう満腹。ブラブラと見て歩く途中に、気になるものを順番に食べてみませんか。女子グループ旅なら、シェアしながら食べていくのがいいでしょう。

こちらはアーケードになっているので、雨でも快適にお買い物ができます。最近では海外からの観光客も多くやってくるようになり、ワールドワイドで人気の高いスポットです。

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「ひろめ市場」は、高知県高知市にある市場です。営業時間は基本的に8:00～23:00。終了時間が遅いのは、こちらの市場では物販のほか、お酒が飲める飲食店も多く営業しているからです。約4000㎡と言う広い敷地を7つにわけ、土佐グルメなどを味わえます。営業時間中ももちろんお酒が飲めるので、「旅の昼飲み」でくつろぎたい人におすすめです。

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たくさんの屋台では、「うつぼのタタキ」「のれそれ」「マイゴ」など、高知県外ではあまり見かけない魚介や酒のアテが売られています。いずれもお酒好きな高知県人が大好きなものなので、なにはともあれチャレンジしてみませんか。ハマってしまう観光客も続出です。

出典：喜怒哀楽さんの投稿

地元の人にも愛されている活気ある市場で、観光客にも人気が高いです。高知城へは徒歩約3分のため、一緒に観光するのが定番ルート。高知市の中心地にあるので、半日コースにぴったりの市場です。

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「旦過市場（たんがいちば）」は、北九州市小倉にある市場です。市街地のど真ん中にあるいう絶好の立地をいかし「小倉の台所」として有名。鮮魚店や青果店、お惣菜などがならぶ庶民的な雰囲気で、観光客も入りやすいところです。大正時代から100年以上も続くレトロな市場を味わいたい人におすすめです。

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魚・肉・野菜などを販売していますが、おすすめは魚介類！フグやヒラメ、タイなどの高級魚から、アジやイワシまで幅広くあります。魚介類は近海ものを中心としているのが特徴で、冷凍ものは置かないなどこだわりのあるお店も多いのです。

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こちらの名物は「大學丼（だいがくどん）」。丼にご飯を入れてもらい、各店舗で購入したものをそのまま丼の上に乗せてマイ丼を作るというものです。好きなものをどんどん乗せるという夢のような丼で、友人どうしでいくとお刺身、唐揚げ、焼鳥、ぬか炊きなど多種類のおかずを乗せられるので、楽しさ倍増♪

「第一牧志公設市場（だいいちまきしこうせつしじょう）」は、那覇市にある市場です。営業時間は基本的に8:00～21:00 。沖縄県の食材が集まる市場で、那覇市内でも人気の観光スポットです。約400店もあるので、のんびりと眺めているだけでも飽きることがありません。こちらは毎月第4日曜日 (12月は除く)が休日で、ほかに旧正月、旧盆もお休みになります。

出典：彌彦さんの投稿

沖縄らしい食材がならんでいるのも興味深い市場です。「チラガー（豚の顔）」や「イラブチャー（アオブダイ）」などは、沖縄でしか見ないもの。また落花生でできた「ジーマーミ豆腐」なども人気です。購入して、ホテルで沖縄フードを楽しんでみてはいかが。

市場ではご当地グルメもいただけます。沖縄は意外とお豆腐が良く食べられていて、とくに「ゆし豆腐」と「島豆腐」はお腹にやさしい一品。「ゆし豆腐」は、にがりを入れて固まりはじめたところをたべるふわふわのお豆腐で、薄い塩味なので、そのまま食べてもおいしいんです。

新鮮な魚介をすぐに調理したお寿司を味わったり、魚介類を購入→宅配しておいて帰宅後もおいしく味わったりと、楽しみ方が多様であるのも「市場巡りの旅」の特徴です。気になる市場があれば、さっそく行ってみましょう♪