旅の目的はこの宿に泊まること。全国の雰囲気のある特別なホテル11選

忙しい日常から離れて、ゆっくりとした時間を過ごす旅に出たいなと感じたら、雰囲気のあるホテルに泊まるのがおすすめです。ホテルでの滞在時間が長いスローペースに過ごす旅では、居心地のよさはもちろんこだわりがつまった雰囲気のあるホテルを選んで、心ゆくまで特別な空間を楽しみましょう。

画像提供：星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル様（https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/）

全国には建築にこだわったホテルや、海や森など豊かな自然に囲まれたホテル、特別なおもてなしを体験できるホテルなど、さまざまな特別感のあるホテルがあります。次の旅では、そんな雰囲気のある特別なホテルに泊まってみるのはいかがでしょうか？

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北海道富良野にある「Auberge erba stella（オーベルジュ エルバステラ）」は、本格イタリアンが楽しめる全3部屋のみの小さなオーベルジュです。オーベルジュとは、地方にある宿泊施設を兼ね備えたレストランのこと。富良野の自然豊かな場所で、野菜ソムリエのご夫婦が営んでいるアットホームな空間です。

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こちらのホテルでぜひ味わってほしいのが、野菜をたっぷり使用した本格イタリアン。野菜ソムリエのシェフが自家菜園で作った無農薬・無肥料の野菜を中心に、厳選した北海道産の食材がふんだんに使用された料理は格別の美味しさなんです。自然な方法で丁寧に作られた野菜は、甘くて身体にも優しいんですよ。

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ホテルの周りには十勝岳連峰をはじめとした大自然が広がっています。夜には満天の星を眺められるので、非日常な空間でロマンチックな時間を過ごすことができますよ。

森の緑や川のせせらぎなど豊かな自然に囲まれてゆったりと過ごしたい人には、奥入瀬渓流のすぐそばに唯一佇むリゾートホテル「星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル」がおすすめです。ホテルには「奥入瀬ガイドウォーク」など渓流をより楽しむためのアクティビティが多く用意されているので、気になるものに参加してみてもいいですね。渓流を眺められる露天風呂があり、温泉に浸かりながら大自然を満喫することもできますよ。

画像提供：星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル様（https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/）

ラウンジには岡本太郎の遺作になった巨大なアートオブジェ「河神」、ロビーには「森の神話」が飾られています。ちょっとひと息つきたいときは、こちらの開放的なロビーでアート鑑賞をしながらコーヒーをいただいてみてはいかがでしょうか？

画像提供：星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル様（https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/）

青森といえば名産のりんごを思い浮かべる人も多いでしょう。こちらのビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」では、りんごを使ったスイーツや料理などがたくさん用意されているので、思う存分味わっては?

画像提供：星野リゾート　青森屋様（https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/）

青森の文化が満喫できる温泉旅館「星野リゾート　青森屋」。お宿内に足を踏み入れれば、そこはまさに青森のテーマパーク！館内には大迫力のねぶたが飾られ熱気にあふれています。365日「青森ねぶた祭」を感じられるお祭り好きにはたまらないお宿です。青森ならではのアクティビティも充実！帰るころには青森に魅入られてまた訪れたくなるかも♡

画像提供：星野リゾート　青森屋様（https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/）

客室は、青森の伝統工芸品で整えられた和室のほか、ねぶた一色の「青森ねぶたの間」、展望風呂がある「うんかん」などさまざまなタイプがあります。おすすめは「青森ねぶたの間」。天井や壁には迫力ある立体ねぶたが飾られているんです。こんなにも間近でねぶたを鑑賞できるのは青森屋ならでは！

画像提供：星野リゾート　青森屋様（https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/）

夕食は、割烹着姿のかっちゃ（お母さん）がお出迎えしてくれるビュッフェレストラン「のれそれ食堂」で郷土料理はいかが？他にも、青森で親しまれている魚介類「七子八珍（ななこはっちん）」が味わえる古民家レストラン「南部曲屋」があります。夕食後に地酒が楽しめる「ヨッテマレ酒場」もありますよ。お腹が少し落ち着いたらライトアップされた露天風呂「浮湯」へ。幻想的な雰囲気を心ゆくまで楽しんで。

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磐梯朝日国立公園内にある築約40年の山荘をリノベーションしてつくられた「HOTELLI aalto（ホテリ・アアルト）」。観光地である裏磐梯の五色沼のほど近くに佇んでおり、周辺には美しい森やエメラルドグリーンの沼がたくさんあるのでのんびり散策を楽しむにもぴったりのホテルです。

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客室は地元会津産の杉をふんだんに使い、木の温もりが感じられる北欧テイストで統一されています。北欧のお部屋へのこだわりを真似て、お部屋の家具は名品ばかり。さらにベッドには世界的に有名なシーリー社のマットレスが採用されているため、寝心地がとてもいいんですよ。

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敷地内から湧き出る源泉かけ流しの温泉は、さまざまな嬉しい効能があるとのこと。美しい自然を眺めながらゆったりと心身ともに癒される時間を過ごせそうですね。湯上りにはラウンジでドリンクを飲みながら、ほっと一息を。

関東のリゾート地として人気の那須高原にあるオールインクルーシブホテル「THE KEY HIGHLAND NASU（ザ キー ハイランド ナス）」。すぐそばには森があり、客室の窓を開ければ鳥のさえずりが聞こえてくるので、まるで森に包まれているかのような雰囲気のあるホテルです。

オールインクルーシブホテルなので、宿泊料金には宿泊代のほかに、食事やドリンク代も含まれています。ソフトドリンクをはじめ、ビールやワインなどアルコール類もすべて無料でいただくことができるので、ホテルに到着したらまずは乾杯して、旅情気分に浸るのもいいですね。

また、温泉や室内プールはもちろん、サイクリングやカラオケ、マシュマロ焼き体験や天体観測まですべてのアクティビティも無料で利用できます。ホテルに滞在中は、気ままにのんびりと使ってみましょう。

これまで数多くの著名人を迎えてきた、昭和初期から続くクラシックホテル「ホテルニューグランド」。横浜の山下公園前にあるこのホテルの客室からは、横浜港やマリンタワー、美しい夜景を見ることができます。

ホテルは重厚感ただようヨーロッパスタイルの雰囲気が特徴的。これまでに多数のCMやドラマ、映画などの舞台となってきました。クラシカルな雰囲気が好きな女性なら、ぜひ泊まって優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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シーフードドリアやナポリタン、プリン・ア・ラ・モードは実は、こちらのホテルが発祥なんだそう。すべて本館1階にあるコーヒーハウス「THE CAFE」でいただくことができるので、旅の思い出に味わってみましょう。

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伊豆半島の東海岸、北川温泉にある「望水（ぼうすい）」は、相模湾を一望できる眺めが魅力の老舗旅館です。客室は全室オーシャンビュー、ラウンジも海に面していて、圧巻の眺望を前に心洗われるひとときを過ごせます。

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こちらの旅館には大浴場以外にも「プレミアムガゼボ」という貸切露天風呂（有料）があります。約90分間も利用することができるので、圧倒的な海の開放感をひとり占め気分で堪能してみては？4か所ある「プライベートガゼボ」は無料で利用が可能です。

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また満月の日を中心とした3日間には、海面に月光の道ができる「ムーンロード」を見ることができます。満月に合わせて訪れたら、普段よりももっとロマンチックな時間を過ごせますよ。

滋賀県大津の中心部にある「講 大津百町（こう おおつひゃくちょう）」は、築100年前後の町家をリノベーションして作られた宿。最寄り駅のJR大津駅まではJR京都駅から電車で約10分とアクセスもとても便利ながら、京都にはなくなってしまった「本当の暮らし」を感じることができます。

客室は、商店街と旧東海道沿いにある町家7棟のみ。一棟貸しの町家もあるので、本当にこのまちに暮らしているかのように過ごせます。町家と聞くとお部屋の中は和で統一されているイメージですが、こちらは北欧家具が多く使われていて、2018年にはグッドデザイン賞を受賞したんですよ。和と北欧が調和したお洒落で落ち着く空間で、のんびりと寛ぎましょう。

京都に近いからこそ大津の素晴らしい魅力に気付いてもらえず、シャッター化も進んでしまった商店街。それをもう一度活気づけるため、この宿は誕生しました。ここに泊まり、まちで食事や買い物を楽しむことで、大津を盛り上げていく…。こんな素敵なコンセプトに惹かれた人は、ぜひ泊まってみてはいかがでしょうか。人の温もりを感じる、ほっこりするような時間を過ごせるはずです。

南紀白浜の海辺に佇む、湖畔のお城のような「ホテル川久」。外観だけでなく内装もヨーロッパ調の豪華絢爛な造りになっており、客室は全室スイートルーム。空間の広さはもちろんのこと、格調高いインテリアが配され、優雅な気分に浸ることができます。

「王様のブュッフェ」と呼ばれる夕食は、まるで晩餐会のように華やか。地元・紀伊や北海道産の高級食材を用いた豪華な料理や、まるでアート作品かのごとく美しく繊細なスイーツなど、目でも舌でも楽しめる逸品ばかりが並びます。

大浴場に使われるのは、日本三古湯のひとつに数えられる白浜温泉。四角く切り取られた海の絶景を、重厚な空間から望むことができます。ほかにも寝湯やシルキーバスなどの機能浴や、湯上りを過ごせるリビングなど、癒しの湯処が豊富。ゆっくりとお湯に浸かり、身も心も解き放ってみては？

愛媛県松山市にある「瀬戸内リトリート青凪 by（バイ） 温故知新」は、世界的建築家・安藤忠雄氏が建築したホテル。瀬戸内海を望む小高い丘に建つこのホテルは、余計なものを削ぎ落としたミニマルな美しさを放ちます。美術館だった建物をリノベーションして作られており、施設内ではアートを楽しむことも。

客室は全7室のみ。そのすべてがスイートルームで、お部屋の窓からは瀬戸内海や森の木々を眺めることができます。それはまるで絵画のように美しく、うっとりするような光景。備え付けのスピーカーで音楽を流して外を眺め、何もせずにただ寛ぐだけの、贅を極めたひとときを過ごしましょう。

施設内にある2つのプール。外にあるデッキプール「THE BLUE」はインフィニティプールで、水面の先に瀬戸内海を望むことができます。こちらもとても綺麗ですが、おすすめは室内のプライベートプール「THE CAVE」。無駄なものが排除されたクールな空間で、余計な力を抜き、リラックスして過ごしたい場所です。

長崎県長崎市、夜景で有名な稲佐山の中腹にある「ガーデンテラス長崎ホテル＆リゾート」。世界的建築家である隈研吾氏が手掛け、木材など自然素材をふんだんに用いたモダンでハイセンスなホテルです。ホテルからは100万ドルの夜景と称される長崎市内の夜景を一望することができます。

客室は全室オーシャンビューで、目先には長崎港が広がります。大小さまざまの窓から見える夜景は、一枚の絵ハガキのように楽しむことができ、時間帯によって変わる光景は何度見ても飽きません。

夏季限定営業の屋外プールは、オープンエアのインフィニティプール。長崎港と一続きになったかのような、素晴らしい光景の中で泳ぐことができます。ナイトプールなら煌びやかな夜景の中に入り込んだように感じられる、幻想的でうっとりするような時間を過ごせますよ。

雰囲気のあるホテルで過ごすこと。それは非日常を感じ癒されるのはもちろん、感性も磨かれる素敵なひとときとなるでしょう。いつもよりスローペースで、素晴らしい空間を心の底から堪能してみませんか？