30歳からの京都ひとり旅。京情緒を感じられるスポット10選

出典：kiyotti3さんの投稿

「修学旅行先が京都だった」という方も多いのではないでしょうか。清水寺や金閣寺、銀閣寺などの定番スポットをはじめ、見どころがたくさんある京都は、実は30歳からのひとり旅にもオススメの観光地。大人になってからの京都は、学生時代とはまた違った趣を感じられますよ♪

10代20代の頃は、歴史を感じられる場所よりもテーマパークなどのにぎやかな場所が楽しいと思えた人も多いはず。でも30歳を過ぎてくると目が肥えて経験値も高くなり、古いものの良さに気づいたりしますよね。だからこそ歴史的文化財の多い京都は、大人女子のひとり旅にぴったりなんです。

ただ、「京都は見どころが多すぎてどこが良いのか分からない」、「大人になった今こそ、ちょっとリッチな京都を感じてみたい」って方におすすめしたいスポットをご紹介します。

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東福寺は紅葉の名所としても有名ですが、最近は苔が美しいお寺としても注目を集めています。その苔のお庭が拝観できるのが東福寺の本坊にある庭園の北庭です。
市松模様に整備された苔の庭は、一目見たら思わず「かわいい！」と声に出してしまいそうになるほどの愛らしさ！まるで現代アートのような美しさも感じられます。

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苔の庭が配置された北庭も素敵ですが、東福寺は他のお庭も素晴らしいのでぜひすべて見学してみてください。白砂に渦巻きが描かれた南庭や桂石を北斗七星の形に配置して、生け垣を天の川に見立てた東庭など、アーティスティックでありながら、“禅”を感じられますよ。

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東福寺の美しさは自然美だけではありません。禅寺では最古で最大を誇る「三門」や荘厳な「法堂」など、東福寺には歴史的建造物がたくさん残されています。せっかくの京都ひとり旅、歴史が残る東福寺の境内をじっくりと散策してみてはいかがでしょうか。

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築城400年以上もの歴史を持つ「二条城」は、京都に来たら立寄りたい観光名所のひとつ。寺社以外では京都で唯一の世界遺産でもあります。
将軍の住みかとして用いられていた二の丸御殿のなかには、狩野派絵師たちが描いた3,000面以上の障壁画が残されており、そのうち1,016面が国の重要文化財に指定されています。金色や極彩色で彩られた障壁画や装飾はどれも絢爛豪華！思わず感嘆の息が出るほどの美しさです。

城内には二の丸御殿のほかにも四季折々の草木が美しい庭園など、みどころが盛りだくさん！ぜひゆっくりと散策して、遠い歴史に想いを馳せてみてください。

出典：bigiさんの投稿

二条城をたっぷりと満喫したら、城内でゆっくりティータイムはいかが？城内にある「和楽庵」は、眼前に「清流園」という美しい庭園を望みながら、抹茶や和菓子がいただける茶室です。300年以上の歴史があるという建物は、風情があって素敵です。次の目的地へ向かう前に、美味しいお茶とスイーツで疲れた体を癒やしましょう。

以前は事前申し込みをしなければ入れなかった「京都御所」。遷都から明治時代になるまでの1,000年以上ものあいだ、歴代天皇が居住・公務を執り行っていた場所です。2016年からは通年無料で参観できるようになったので、この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？

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敷地内には参内する際に玄関となる「御車寄（おくるまよせ）」や御所の正門となる「建礼門」、朱色が美しい正殿の「紫宸殿（ししんでん）」など、見どころがたくさんあって楽しめます。今でも国賓が来日した際は、蹴鞠が催される「蹴鞠の庭」や石𣘺や土橋が掛けられた「御内庭（ごないてい）」など。それぞれ違った趣があって美しいんです。

出典：ロングロウさんの投稿

下鴨神社（賀茂御祖神社）は紀元前に祀られたとも伝わる、京都でも指折りの歴史ある神社です。出町柳駅やバス停から緑豊かな糺の森を抜けた先にある朱色の楼門は、思わず息を飲むほどの美しさ。境内には神聖な空気が流れており、清らかな空気に癒されます。

出典：izzuo119さんの投稿

青々しい木々で囲まれた糺の森は、お散歩にもぴったり！道すがらベンチも配置されているので、疲れたらちょっと座ってゆっくりと緑を満喫しても良いですね。古くは重要な神事も行われていたという神聖な森に癒されましょう♪

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糺の森を抜けた先にある楼門の手前左側には、下鴨神社の末社である相生社（あいおいのやしろ）が鎮座しています。こちらは2本の木の幹が途中から1本になっている「連理の賢木」をご神木とする、縁結びや夫婦和合のご利益があると伝わる神社。最近は若い女性を中心に縁結びのパワースポットとして注目を集めているんですよ。ハートに見える「葵守り」は見た目もかわいらしくてお土産にもピッタリ♪自分用や恋に奮闘する友人へのプレゼントにいかがでしょうか？

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ぶらぶらと散策を楽しむなら「寺町通り商店街」へ。寺町通りは京都の南北を繋ぐ長い通りで、平安時代には都の最も東に位置する道幅32mの大路だったと言われています。それが今の寺町通の名前で親しまれるようになったのが天正18年（1590）～。豊臣秀吉が京都大改造の一環として寺院をこの地に集結させたことで「寺町」と呼ばれるようになったとか。現在はおしゃれな雑貨屋さんや老舗のお店が立ち並ぶ人気の観光スポットとなっています。

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賑やかな一角もあれば、どこか落ち着く雰囲気が感じられる静かなところもある寺町通。長屋風のレトロな建物があると思ったら現代風のビルが立ち並んでいたりと、過去と今をタイムスリップしているような不思議な感覚が楽しめますよ。通りには骨董品を扱うお店や風呂敷屋さん、数珠屋さんなど京都らしい店だけでなく、現代風のおしゃれな雑貨店も多く点在しているので、ぜひぶらりと散策してみてくださいね。

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京都で食べ歩きを楽しむなら400年以上京都の台所として食を支えてきた「錦市場」へ。390m続くアーケードには100軒以上にも及ぶお店が立ち並んでいます。漬物や卵焼き、お餅、お豆腐などいろいろな食材のお店が集結しているので、食べ歩きはもちろんのこと、お土産選びにもピッタリですよ。

出典：ginkosanさんの投稿

早歩きしていると見落としてしまいそうなほどたくさんのお店で溢れる錦市場。京風うどんの名店として有名な「冨美屋」や親子丼が人気の「まるき」など、腰を落ち着かせて食事できるお店もありますが、せっかくなら食べ歩きを楽しんでみるのもいいですね。

出典：Shiroooさんの投稿

にささった卵焼きや鰻などの魚介類や揚げたてコロッケは小腹を満たすにはピッタリ！ソフトクリームやフレッシュジュースのお店もあるので、甘いもの好きの方にもオススメです。

2006年に国内初の漫画の総合博物館としてオープンした「京都国際マンガミュージアム」。地下鉄の烏丸御池駅から徒歩2分位の距離にあるこちらでは、なんと入場料８００円で約５万冊もの漫画が読み放題！天気の良い日は敷地内の芝生やベンチに座ってゆっくりと漫画を楽しむことができる、まさに漫画好きにとっては夢のような場所です。

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漫画が壁にずらりと並んでいる光景は圧巻の一言。子供の頃ハマっていた漫画を再読するも良し、今気になっている漫画を読むも良し！自分の好きなように漫画を楽しみましょう♪
廃校となった小学校の校舎を改装したという建物もどこか懐かしく、まるで小学生の時に戻ったような感覚も味わえます。寺社仏閣めぐりも素敵ですが、京都の新しい名所で懐かしさを楽しむ漫画三昧もなかなか良いかもしれませんね。

京阪本線七条駅から徒歩10分ほどの「フォーシーズンズホテル京都」。京都屈指の高級ホテルですが、アフタヌーンティーは頑張れば手の届くお値段♪ホテルの3階にある「ザ・ラウンジ＆バー」へ向かいましょう。ホテルなら一人でいても様になるし、何より1段落ステータスがあがった気分になれますよね。優雅なひと時を過ごせるラウンジで、大人のティータイムしてみませんか。

出典：ゆいちん @x.yui.yui.xさんの投稿

アフタヌーンティーといえば3段のプレートが用いられるのが一般的ですが、フォーシーズンズ京都ではそれぞれ違うお皿で提供されます。食事やケーキには見た目も味も和を取り入れられていて、京都らしさが楽しめますよ。紅茶が飲み放題なのも魅力的！美味しいお茶とともに、甘いものでエナジーチャージして旅を思い切り楽しみましょう。

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「東山 ゆう豆（ゆうず）」は、京阪本線の祇園四条駅から徒歩約7分ほどの和食店。京都産の厳選した大豆と三山の美しい水で作る「美山ゆば」を使った会席料理がいただけます。カウンター席も完備なので、おひとり様でも気兼ねなく食事が楽しめますよ♪

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くみ上げ湯葉と卵黄の醤油漬けのハーモニーが絶妙の「ゆばめし」や、濃厚な豆乳に旬の味覚を合わせた「豆乳鍋仕立て」など。湯葉をふんだんに使った料理はどれも絶品！「せっかく京都に行くなら美味しい湯葉を食べてみたい！」という方に特にオススメです。

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「居様（IZAMA）」は烏丸エリアに位置する「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」の1階にあるお店です。真鍮の大きなテーブルが印象的な店内は、和モダンな雰囲気が広がっていてとてもオシャレ。カウンター席も多いので、ひとり旅を楽しむ女性にピッタリです。

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料理は和食の巨匠として有名な神田川俊郎さんの監修。お出汁の効いた京おばんざいや旬の味覚が堪能できます。ランチ・ディナーともに御膳はいろいろな種類の小鉢がつくので、「色々な料理を少しづつ食べたい」という方におすすめですよ。

出典：Falfaさんの投稿

いかがでしたか？友人や恋人など誰といっても楽しめるのが京都ですが、一人でも様になるのが京都です。時にはゆっくりと情緒を感じる旅へ出かけてみませんか？ぜひいろいろ巡って、自分だけのお気に入りの京都を見つけてみてはいかがでしょうか。