2016年10月28日
1月の京都観光なら、見逃せないイベントはコレ!ひとり旅にもおすすめ4選
年明けの京都は観光客も少なく、桜の開花までは静まり返っていて情緒いっぱいの雰囲気がまた素敵な、京都の1月。初詣は勿論ですが、一年の幸福を祈るイベントもたくさんあるので、一人旅にもおすすめのシーズンです。特にこれは見逃せないものを今回はチョイスして詳しく紹介していきます。冬の京都旅プランの参考になりますように。
江戸時代から続いている新年行事「大的大会」。三十三間堂の西軒下は南北約120m、ここを射るにはかなりの腕が必要です。平安時代末期(保元年間)に蕪坂源太が始めたとも伝わりますが、織田信長時代から盛んに行われてきたようです。
三代将軍家光は武芸好きだったため、この頃から矢の本数を競うようになったのではないかとも。全国の弓道大会の総称で、新成人男性、新成人女性、称号者が順に自慢の腕を披露していきます。
以前は1月15日成人の日の行われていましたが、今は15日に一番近い日曜日(第2か第3日曜日)に開催されています。
蓮華王院 三十三間堂
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貴族の遊びでもある「蹴鞠」は京都最古の神社、下鴨神社で見ることができます。開運や厄除け、安産や子宝の神様として古来から多くの人々に崇敬されてきました。真田丸では、豊臣秀吉に再三上洛を求められた時に北条氏政が暢気に蹴鞠をしていたシーンがありましたね。
この「蹴鞠」は鹿の革を使って作られたもので、地面に落とさないように優雅に楽しむもの。華やかな衣装を身に付けた若武者が優雅に蹴鞠を楽しむ様子を見ることができます。この衣装は袖がひらひらするので、上手く蹴るのは難しいそう。武芸に秀でた人間は華麗に鞠を蹴っていたといわれています。
新春行事なので1月4日に行われます。明治天皇の勅命により、明治に蹴鞠保存会が設立されました。いまも伝統を守り続けています。
下鴨神社公式サイト
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癒しの杜・京都の世界遺産「下鴨神社(賀茂御祖神社)」で神秘的なパワーを!
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1月の京都は人も少ないので、冬の旅を楽しむにはベストな時期。今まで非公開だった寺院を、この機会にじっくりと楽しみ歴史の重みを感じてみましょう。
2017年の『京の冬の旅』は、大政奉還150年記念をテーマとして、初公開の寺院を含む幕末ゆかりの寺院の公開がされます。最後の将軍「徳川慶喜」により、鎌倉幕府から長く続いた武家政権が終わりを告げました。多くの志をもった武士の命が奪われた幕末は、まさに激動の時代でもあり今も多くの関心があつまります。
そして、下記が2017年の「特別公開」になっています。
・金戒光明寺
・金戒光明寺 西翁院
・聖護院
・知恩院 大方丈・小方丈・方丈庭園
・建仁寺 久昌院
・西福寺
・高台寺
・妙法院
・壬生寺 本堂・狂言堂
・島原 角屋
・妙心寺大庫裏・経蔵
・妙心寺大雄院
・妙心寺養徳院
・東寺 五重塔
特に「妙心寺 大雄院・養徳院」は今回初めての公開になります。京都の旅が好きな人も幕末の香りを堪能したい人も、観光客の少ないこの時期にゆったりと楽しんでください。
2017(平成29)年1月1日~3月20日まで。寺院によって公開期間が異なります。
公益社団法人 京都市観光協会 | KYOTO CITY TOURISM ASSOCIATION
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新年の七福神巡りは、1年の中でも一番徳を得られることから京都の人だけでなく全国から大勢の人がやってきます。広範囲に広がる寺社を巡らなくてはならないので、バスを乗り継いでいくと1日がかりでなんとか回れるかと言う感じ。通常は何日かかけて回るので、定期観光バスを利用してみましょう。
どの神社から回るかは自由なので、好きなところから回って構いません。最初の神社で大護符(色紙)をいただいたら、各神社でお宝印を受ければ完了です。いただいた大護符は、自宅に飾っておくと1年の加護を受けることができるので職場やお店に飾っておく人もいるそう。
京都駅からなら、東寺『毘沙門天』、萬福寺『布袋尊』、六波羅蜜寺『弁財天』、ゑびす神社(恵美須神社)『ゑびす神』、行願寺 革堂『寿老神』、赤山禅院『福禄寿神』、松ヶ崎大黒天『大黒天』の順に回るとスムーズに回れます。
松ヶ崎大黒天『大黒天』へは、修学院駅近くの修学院道バス停から、市バス北8系統「北大路バスターミナル行」に乗車、松ヶ崎大黒天バス停下車、徒歩5分。
都七福神めぐりの定期観光バスが京都駅から出発しています。昼食に「七福神弁当」がついて、バスガイドの案内を楽しみながら1日ですべてを回れます。個人で回るより確実なので、初めての時はとくに観光バスを利用すると便利です。
京都定期観光バス
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冬の京都は『都七福神めぐり』で新春の福を呼び寄せよう!
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春の桜や紅葉シーズンも捨てがたいのですが、新春の京都は白い雪が薄っすらとしてまた風情があり、キーンとした寒さも気持ちが良いものです。このシーズンは、観光客も少なく定期観光バスもでているので、これをフルに活用して静かな京都を堪能してください。冬の京都は、きっと素敵な思い出の1ページに刻まれるのではないでしょうか。