コナンも妖怪も砂丘も！一気にまわれる鳥取1泊2日ひとり旅プラン

鳥取県は、名作マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」や「名探偵コナン」の作者の出身地。記念館や所縁の見どころが目白押しで、マンガやアニメ好きの女子なら「一度は行ってみたい！」という願望を秘めているはず。そんな欲求を満たしたいときは、気軽なひとり旅がおすすめ♪誰にも邪魔されることなく、自分の”好き”をとことん追求する旅を楽しめます。

出典：hm777さんの投稿

「羽田空港」から鳥取までは飛行機で約1時間20分程度。新幹線が通っていないので「遠いのかな？」と思いがちですが、案外行きやすい場所なんです。県内を巡るには列車やバスでの移動が欠かせませんが、往路と復路で別々の空港を使用すれば一気に効率アップします！そこで、マンガの世界や鳥取観光を満喫できる1泊2日プランをご紹介します。

出典：hm777さんの投稿

旅のスタートは鳥取県境港市の「米子鬼太郎空港」から。空港へ降り立つと、さっそく「ゲゲゲの鬼太郎」がお出迎えしてくれます。「聖地に来たな〜！」という手応えを実感できる瞬間ですよ。市内を循環する「はまるーぷバス」に乗り込んで、まずは水木しげるの世界へ出発しましょう♪

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「米子鬼太郎空港」から「はまるーぷバス」で約34分。そこから徒歩約2分の場所にある「水木しげる記念館」は「ゲゲゲの鬼太郎」ファンにとっては欠かせない妖怪の聖地です。足を踏み入れるとお馴染みのキャラクターが勢揃い。妖しくも愛嬌を感じる姿にテンションが高まるはず。

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水木作品は、妖怪漫画だけでなく戦争漫画や幻想漫画など多岐に渡ります。いずれも独特の怪しさやシニカルな表現が盛り込まれていて、ファンにとってはここに来ればこその感動が味わえます。館内では、ギャラリーやヒストリーでその足跡を辿ることができます。奥深さに触れてますます虜になるはずですよ。

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漫画家を目指す人はもちろん、ファンにとって興味津々なのが作品を生み出す仕事部屋ですよね。水木しげるは、凄まじい気迫と集中力で描き続けたことで知られています。「水木しげるの仕事部屋」は、当時の様子を細かく再現した臨場感溢れる空間になっており、こちらも鳥取旅でいきたいスポット。想像を膨らませながら眺めていると、今にもパネルが動き出しそう…。

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「水木しげる記念館」を楽しんだ後は、蟹の水揚げ日本一を誇る境港でランチを楽しみましょう。「水木しげる記念館」のすぐ目の前にある蟹専門店「かにじまん」は、大型船で蟹漁をする網元「梅崎水産」の直営店。海鮮丼から鍋料理まで、鮮度と質の高い蟹を堪能できるお店です。

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まるで蟹がご飯を抱っこしているような、インパクト大のビジュアルは写真映えも抜群！「新かにめし」は、お店の人気メニューです。蟹の身をほぐしながらご飯と混せていただくスタイルも新鮮で、ワクワクしながら食べ進めることができますよ。旨味たっぷりの蟹を味わえば、旅先の贅沢をひとつクリアしたみたいで満足感に浸れそう♡

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ランチの後は「水木しげるロード」を散策しながら、徒歩約10分の場所にある「境港駅」を目指しましょう。ストリートのあちこちで「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクターのブロンズ像に遭遇できますよ♪まるで宝探しをしているみたいに、ついつい夢中で探しまわってしまいそう。

「水木しげるロード」には、一反木綿をモチーフにした鳥居や、目玉おやじをイメージした御影石のある「妖怪神社」。お化け屋敷「鬼太郎倉庫」、オリジナルグッズを販売するユニークなお店が並んでいます。気兼ねなく楽しめるひとり旅なら、時間の許す限り立ち寄るのも自由。こんなに楽しい通りなら、妖怪に足止めされても本望ですよね。

出典：夏ミカンさんの投稿

「妖怪食品研究所」は、食べ歩きにぴったりの和菓子やオリジナルグッズの販売店です。目玉のおやじをリアルに再現した「妖菓 目玉おやじ」は、栗入りこしあんを練り切りで包んだ上生菓子。”グロい×可愛い”は妖怪ファンの好みど真ん中！見つけたら買わずにはいられませんね。

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「境港駅」に着いたら「ゲゲゲの鬼太郎」のイラストでラッピングされた「鬼太郎列車」に乗り込んで「米子駅」を目指しましょう。移動中は列車のアナウンスにも注目です。各駅名には、妖怪の愛称が付けられていて「次はこなきじじい駅〜」「次はねずみ男駅〜」なんてアナウンスを聞けるかもしれませんよ！

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鬼太郎列車、ねこ娘列車、ねずみ男列車など、複数の各キャラクター列車があって、どれに乗車できるのかも楽しみのひとつです。そして「鬼太郎列車」は外側だけじゃなく、内装まで妖怪一色！終点「米子駅」まで約40分、妖怪たちがしっかりとお見送りしてくれますよ。降りる頃にはますます妖怪が好きになってる自分に気が付きそう。

出典：hm777さんの投稿

「米子駅」に着いたら、妖怪から「名探偵コナン」へバトンタッチ！「名探偵コナン」のイラスト列車に乗り換えて約50分、通称コナン駅とよばれる「由良駅」へ移動しましょう。妖怪たちとの思い出を胸に秘めつつも、「名探偵コナン」が目の前に颯爽と現れた瞬間、また別のスイッチが入ってテンションがググッとアップしますよ♪

※「名探偵コナン」のイラスト列車は運行時刻が決まっています。事前に運行予定表を確認して乗車しましょう。

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「由良駅」からバスで約6分の場所にある「青山剛昌ふるさと館」は、「名探偵コナン」の世界を堪能できるスポットです。作者である青山剛昌さんの生い立ちや探偵への憧れを辿りながら、作品が世界中で愛されている理由を紐解くような興味津々の時間を過ごせますよ。

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記念館のお楽しみといえばグッズコーナーですよね。ここでは、お土産用のお菓子や文具の他に、鳥取県限定で販売しているオリジナルグッズもあるんです。 まずは自分用のコナングッズをゲット！この後の鳥取旅行は、コナンと一緒に巡っている気分で楽しみましょう♪

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「由良駅」と「青山剛昌ふるさと館」を結ぶ約1.4kmは「コナン通り」とよばれるストリートです。「名探偵コナン」のブロンズ像や、イラストが描かれたマンホールの他に、コミックス表紙の1〜28巻を再現した石製モニュメントなど「全部みつけたい！」とコレクターの心をくすぐる仕掛けがいっぱいですよ。「青山剛昌ふるさと館」の帰り道は、気がすむまで散策を楽しんでみては？

一日目は鳥取県の名湯「三朝温泉」でお泊り。三朝のお湯は、高濃度のラドンを含み肩こりや療養にもいいといわれているそう。日頃働きづめでお疲れの人やもっと自然に健康になりたい人にもおすすめです。「由良駅」から「倉吉駅」までは列車で約10分。そこから日ノ丸バス乗車後三朝温泉にて下車徒歩3分とアクセスも◎。

ひとり旅だと「視線が気になって食事処を利用しにくい」という女性も多いですよね。「橋津屋」では、部屋食ができるので安心ですよ。鳥取はカニの名産地。冬の時期にはカニを求めてくるのもあり。夏には牡蠣をいただけたり、鳥取牛のステーキもあるから、お肉も海鮮もどちらも欲張りに味わえちゃいます。

リニューアルしてきれいになった旅館は快適そのもの。「ラジウム濃度世界一」といわれる”三朝温泉”は、旅の疲れを癒す絶好のお湯です。温泉に入れば、旅の疲れや普段のストレスまでお湯に溶け出していくような心地よさ。ポカポカに温まったら、スッキリとした気分でお布団に入れそう。

2日目は鳥取市で観光を楽しみませんか？「倉吉駅」から「鳥取駅」までは、特急列車で約30分。鳥取駅バスターミナルから路線バスで約20分の場所にある「鳥取砂丘」は、鳥取を代表する一大観光名所です。”砂のさざ波”といわれる風紋は芸術的な美しさ！自然が持つ創造力に圧倒されますよ。

砂丘の雰囲気を盛り上げるのは、やっぱりラクダですよね。のんびりとした癒し顔と個性的なフォルムが「実はツボ♡」という女性も多いんですよ♪ここでは、ラクダに乗って砂丘遊覧を楽しめるので、ぜひ体験してみては？こぶの間に跨がれば、エキゾチックな気分が一層高まりますよ。

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「砂の美術館」は、世界初の砂像彫刻美術館です。「砂で世界旅行」をコンセプトに、毎年違うテーマの展示が行われていて、その精巧な造りは息を呑むような迫力があります。まるで世界遺産や重要文化財のような壮大な作品も、会期が終了すると砂に戻されるそう。その儚くもロマンティックな雰囲気に、きっと胸が熱くなるはずです。

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「鳥取砂丘」の余韻そのままに、ランチは「砂丘会館」でご当地グルメを楽しみましょう。砂丘でも栽培できるほど強い生命力を持つ”らっきょう”は、鳥取名産のひとつです。ちょっと珍しい「らっきょうバーガー」は、シャリシャリ食感が楽しい人気メニューで、ミルフィーユカツやカレーソースとの相性も抜群♪B級グルメ好きの女子には見逃せない一品です！

出典：パドルグラムさんの投稿

「砂丘会館」で一番人気の「砂丘サンデー」は、砂丘をイメージした”ここでしか食べられない”スイーツです。鳥取名産の梨を使ったゼリーやソフトクリームは、口いっぱいに爽やかな甘さを運んでくれますよ。砂に見立てたきな粉やラクダのクッキーは目にも楽しくて◎これは自慢できる食体験になるのでは？

出典：Légumeさんの投稿

バスで「鳥取駅」へ戻ったら、お楽しみのお土産選びをはじめましょう。ひとり旅の道中は、手荷物は少なめが原則！できればお土産は”旅の最後に一箇所で”購入したいですよね。旅のクライマックス「鳥取駅」構内にある「おみやげ楽市」なら、豊富なラインナップで一括調達が可能です。

出典：自称独り者グルメさんの投稿

「縁結び 白兎ジンジャー最中」は、生姜を使った風味豊かな餡を挟んだ最中です。生姜風味の餡は”甘すぎずとても上品”と大好評。なにより紅白のうさぎがペアになって寄り添う袋は「か、かわいい…」と一目惚れする女子続出！彼と一緒に食べれば、ちょっぴり幸せ気分を楽しめそうですね♡

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1日目に満喫した水木しげるワールドにも「おみやげ楽市」で再開できますよ♪「鬼太郎チョコクランチ」は、サクサク食感が楽しい安定感のある美味しさ。小包装されているので職場の配り菓子にもピッタリです。配り終えたあとは、チャーミングな箱をこっそり自分のものにしちゃいましょ♡

出典：てくてくもぐもぐさんの投稿

温泉卵ならぬ「砂たまご」って聞いたことありますか？「砂たまご」は、卵を鳥取県の因州和紙で包み、鳥取砂丘の砂に埋めて約240度の高温で蒸し焼きにした新名物です。通常のゆで卵に比べて、少しかためでほくほくとした食感は「唯一無二！」と大評判。常温で持ち運びできて日持ちも良いので、女子友と感想を語りながら味わってみてくださいね♪

出典：自称独り者グルメさんの投稿

鳥取の名産品”二十世紀梨”を丸ごととじ込めた「鳥取二十世紀梨ゼリー 感動です」は、ぷるんとした食感のゼリーに角切りの果肉が散りばめられた、梨の美味しさをまるごと楽しめるスイーツです。そのジューシーさは、まさに感動モノ！日頃お世話になっている人や家族に感謝の気持ちを込めて、旅の感動をおすそ分けしましょう。

出典：koyama-nishiさんの投稿

お土産を買ったらそろそろ帰路へ。「鳥取駅」から連絡バスに乗って約20分、往路とは別の「鳥取砂丘コナン空港」に向かいましょう。”行きは鬼太郎がお出迎え・帰りはコナンがお見送り”の鳥取旅。まんが王国鳥取を満喫した手応えを十分に感じられそうですね！

出典：海山　虎男さんの投稿

マンガをモチーフにした空港や列車など、移動中も楽しめる鳥取旅。往路と復路で別の空港を使うのは、効率だけでなく「楽しみ」のためにも◎大好きな世界に触れつつ自分の”好き”に夢中になれる時間は、クセになるほどの満足感がありますよ♪旅の終わりには「気が済んだ〜」とスッキリした顔になれすはず♡ぜひ、お出かけしてみてくださいね。