【全国】空港から近いってすばらしい！アクセス抜群な観光スポット12選

短時間で長距離を移動できる飛行機は、時間が限られている旅の強い味方です。でも、「空港にはサクッと到着できたけど、そこから行きたい観光地が遠すぎて…」というのは良くあること。

そこで今回は、「空港から近い観光スポット」を全国各地の空港ごとに集めました。せっかく遠出するのなら、移動時間ではなくできるだけ“観光”に時間を割きたいですよね。好アクセスな旅先を選べば、移動疲れを回避することもできますよ。南国の絶景ビーチに、人気の温泉街、歴史スポットなど多彩な旅先がそろっているので、行ってみたい場所がきっと見つかるはず♪

まずは、沖縄県の「那覇空港」からアクセスのいい観光地を3か所ピックアップ。空港から市街地までは、リムジンバスやモノレールを利用できるので便利ですよ。

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那覇空港からシャトルバスで30分ほど。沖縄本島と海中道路でつながっている瀬長島（せながじま）は、サクッと行ける身近な離島です。島内にある「瀬長島ウミカジテラス」は、沖縄らしいグルメがそろうカフェ＆レストランやお土産店が充実しているスポット。青い空と海、白い壁のコントラストが旅心をくすぐります。夜には、プロジェクションマッピングが楽しめることも。

出典：らんらん06020さんの投稿

「Gallirallus（ガルリラルルス）」は南国感たっぷりなドリンクやかき氷を味わえる人気店。“食べられるお花”やフルーツなどカラフルな食材を使った「ドロップソーダ」は特におすすめです。海をバックに写真を撮りたくなりますね。

出典：LEさんの投稿

お疲れ気味な方は「HAMMOCK CAFE LA ISLA（ハンモックカフェ ラ・イスラ）」でゆっくりしませんか？メキシコ風のグルメや、キュートなパフェなどを味わえますよ。

那覇空港から「ゆいレール」に揺られること約16分。牧志（まきし）駅からすぐの「国際通り」周辺は、那覇最大の繁華街。おしゃれなホテルやレストラン、カフェ、アミューズメント施設などが立ち並ぶスポットです。ヤシの木やド派手な看板に、テンションが上がりますね♪ソーキそば、もずく、ゴーヤチャンプルー、ラフテー（豚の角煮）などのご当地グルメを食べ尽くしませんか？

「国際通り」のそばには、那覇の台所と呼ばれる「牧志公設市場」が。カラフルなお魚を見てワクワクしたり、沖縄名物“豚料理”の材料にギョッとなったり…沖縄の食文化を目でも楽しむことができますよ。

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「国際通り」から少し歩いた場所には、焼き物店が軒を連ねる「壺屋やちむん通り」が。とっておきのお土産を探したい方は、キュートなグッズがそろう「ヤッチとムーン」に立ち寄りませんか？手作りで仕上げた器はセンス抜群で、手にしっくりなじみます。かわいらしいお店のインテリアも◎。アクセスは牧志駅から徒歩8分ほどです。

「波の上うみそら公園」には、那覇市の中心街から好アクセスな「波の上ビーチ」があります。ここは地元の人たちも良く利用する人気スポットなんですよ。更衣室やロッカーなどの設備も整っているので、泳いだ後にそのまま街へお出かけすることもできます。海を眺めながらゆったりお散歩するだけでも楽しめそう♪最寄り駅は、那覇空港から約13分の県庁駅前。そこから徒歩20分ほどで到着できます。

サンセットや夜景もきれいなスポットです。ダイビング・シュノーケル専用のビーチ（ガイドダイバーの同行必須）もあり、熱帯魚にも会えますよ。沖縄の海と別れがたい人は、ギリギリまでここで過ごしてみては？

博多区にある福岡空港は、市街地から約5キロメートルという至近距離にあります。地下鉄がターミナル直下に乗り入れていて、アクセスの良い空港として有名。グルメスポットはもちろん、おしゃれなショップやパワースポットも充実しているので、時間をフル活用して旅を楽しみましょう。

福岡の海の玄関口であるベイエリアにある「ベイサイドプレイス博多」は、海好きにおすすめのスポット。寿司バイキングを楽しめる「博多豊一」や、佐賀牛A5ランクをお手頃価格で味わえる「海王」などのグルメスポットに加え、アクアリウム、温泉までそろっています。美しい「博多ポートタワー」も見逃せませんよ♪最寄り駅は、福岡空港から地下鉄で約5分の博多駅。そこから西鉄バスに乗って「博多ふ頭」で下車しましょう。

直径9メートル、高さ8メートルのタワー型水槽のアクアリウムは必見。約30種類、3千匹を超えるお魚に交じって、ウミガメも悠々と泳いでいるのを見ることができます。ベンチもあるので、のんびり休憩するのにもぴったり♪

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歩き疲れたら、地下800メートルから湧き出す天然温泉につかれる「みなと温泉 波葉の湯（なみのはゆ）」でリラックス。露天風呂、個室付きの貸切風呂、岩盤浴、サウナなど、いろんな温浴施設がそろい、じっくり疲れを癒せますよ。

福岡空港から地下鉄で約15分の「大濠（おおほり）公園駅」。そこから7分ほど歩くと、福岡市民のオアシス的な存在「大濠公園」が見えてきます。大きな池を囲む2キロの周遊道に加え、美術館や日本庭園、カフェなどもそろい、ゆったり旅を楽しめますよ。池には複数の橋が架けられていて、中でも「浮見堂（うきみどう）」は人気のフォトスポットなんですよ。廻遊式日本庭園も見どころ。枯山水や茶室の落ち着いた雰囲気に癒されて♡

春はチューリップ、夏はヒマワリ、秋はコスモスなど、四季折々に咲き誇るお花も旅気分を盛り上げてくれます。カメラを片手にゆっくりお散歩しませんか？

出典：うさぎ☆★さんの投稿

歩き疲れたら、カフェやレストランなどが入った園内の複合施設「ボートハウス大濠パーク」でまったりひと休みしましょう。おしゃれな「ロイヤルガーデンカフェ」では公園を眺めながら食事やドリンクが楽しめます。写真は、大濠公園店限定の「BOATHOUSE ホットケーキ」。フワフワ食感で食べる手が止まらないですよ。ついつい長居してしまいそう。

博多の総鎮守である「櫛田（くしだ）神社」は、博多駅から徒歩15分ほどでアクセスできます。地元の人たちには「お櫛田さん」と呼ばれて親しまれるパワースポットです。全国的に有名なお祭り「博多祇園山笠（はかたぎおんやまかさ）」は、こちらの神様に対する奉納神事なんですよ。

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境内には、樹齢千年とも言われる銀杏「櫛田のぎなん」、その年の恵方（縁起が良い方角）を示す「干支恵方盤」、不老長寿の冷水とされる「霊泉鶴の井戸」など見所がたくさん。ゆったり散策したいですね。

国の重要無形民俗文化財に指定されている「博多祇園祭り」。美しい山笠は常設展示されているので、お祭りのシーズンでなくても見ることができますよ。

松山空港は、四国・中国地方では最も大きい空港で、市街地までの距離は5キロメートルほど。リムジンバスに乗れば、空港からJR松山駅に15分ほどで到着できちゃいます。

松山市の中心部に位置する「松山城」の本丸・二之丸・三之丸を含めた敷地が、まるっと整備されたのが「城山公園」です。小高い丘の上にあるお城にはロープウェイでサクッと行けますよ。“ロープウェイ乗り場”の最寄りの停留所は、松山空港からリムジンバスで約30分の「大街道」です。そこから徒歩5分でアクセスできます。

美しい庭園などを含む「松山城」は、文化財としても貴重な建物なんだそう。公園の敷地もお城の建物も、その多くが国の重要文化財に指定されています。パンフレットを読みながらじっくりと見学したいですね。

お城から松山市内を見下ろせば気分爽快！まさに天下を取った気分になれそうですね。「城山公園」は桜の名所としても有名。ちょっと飛行機でお花見♪なんていう旅もいいかも。

お城を見た後は、ロープウェイ乗り場の近くにある「大街道商店街」へ。ここは、カフェ、レストラン、雑貨屋さんなどいろんなお店が並ぶ四国最大級の商店街です。松山のソウルフード「鍋焼きうどん」や「松山鯛めし」などのご当地グルメは味わっておきたいところ。食後は、愛媛名物の「みかん」を使ったスイーツはいかが？アーケード街なので、お天気に煩わされないですむのも魅力ですね。

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食べ歩きの途中で目につくのが、通路に描かれた絵。松山市の歴史や文化などをテーマにしているそうです。お店だけでなく足元にも注意しながら散策を楽しみたいですね。

日本でも最も古い温泉の一つ「道後温泉」は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場した歴史あるスポット。宮崎駿監督のジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルの一つではないか？と噂されています。日本最古の公衆浴場「道後温泉本館」は特に有名♪戦前に建てられた近代和風建築の建物は、国の文化財に指定されているんですよ。松山空港からリムジンバスに乗って約40分で行けるのも魅力的。

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行列ができて入場規制がかかることもある人気スポットです。好みの「入浴コース」を選択してからチケットを購入するスタイル。レトロな湯船で疲れを癒してくださいね。時間に余裕があるようなら、見学付きのコースに申し込むのもアリ。ちなみに、こちらは日帰り施設なので宿泊はできません。周辺のお宿を予約してください。

出典：ohtatomoさんの投稿

函館空港も周辺の観光地にアクセス抜群。空港から市街地にはバスで約20分で到着できちゃいます。ここでは、特に立地のいい観光スポットを3か所ご紹介しましょう。

函館空港からシャトルバスで約10分。「トラピスチヌ修道院」は、明治31（1898）年に設立された日本初の女子修道院です。修道女らの修養の場なので基本的に内部は非公開ですが、聖テレジア、ジャンヌダルク、天使ミカエルなどの聖像が立ち並ぶ園庭や資料館は見学できますよ。写真は「慈しみの聖母マリア」。両腕を広げ、訪れる人々を暖かく迎え入れてくれます。優しい表情にも注目です。

フランスにある巡礼地を表現した「ルルドの洞窟」も。聖母マリアの前に少女がひざまずく様子は、絵画のような美しさ。ここは祈りの場所。心静かに散策しましょう。時には、自分と向き合う旅もいいかもしれませんね。

出典：yukie711101さんの投稿

散策後は、トラビスチヌ修道院のシスターたちが作ったスイーツをいただきませんか？写真は、明治時代から愛され続けている「マダレナ」。お土産にも喜ばれそうですね。

函館空港からシャトルバスで8分ほど。函館の奥座敷「湯の川温泉」はお疲れ女子の強い味方。土方歳三ら函館戦争の戦士たちの傷を癒したお湯でもあり、北海道の三大温泉郷の一つに数えられています。日帰り温泉施設が充実しているので、気軽な湯巡りを楽しみませんか？写真は「湯元 啄木亭」にある海を望む露天風呂。

動物好きな方は「函館市熱帯植物園」にも足を延ばしてみましょう。おサルさんたちが、気持ち良さそうに温泉につかっている姿を見られますよ♡極楽気分の赤い顔を見ているだけで、こちらも癒されそうですね。

函館空港からシャトルバスで30分ほど。そこから少し歩いたところにある「五稜郭」は、鎖国政策を続けてきた江戸幕府が、北方警備の要として建造したものです。戊辰戦争の末期は、旧幕府軍と新政府軍との最後の戦いが繰り広げられました。周辺をお散歩した後は、敷地内の「五稜郭タワー」からきれいな星型を眺めて♪

五稜郭タワーには、ジオラマやパネルが展示されていて、五稜郭の歴史を学ぶことができます。「鬼の副長」とも呼ばれた新選組副長・土方歳三の像もありますよ。激動の時代を生きた土方の人生に思いをはせながら、館内を散策しませんか？

そもそもは要塞なので、戦に備えたさまざまな仕掛けが残されています。そうした貴重な遺構と、豊かな植栽とがバランス良く整備されていて旅心がくすぐられます。春から夏にかけては桜や藤などの花、秋は紅葉と季節ごとのお楽しみがあるスポットです。

いかがでしたか？空港から近い旅先を選べば、観光により時間を使えますし、「移動で疲れてしまった…」という事態を防げるかも？時間はとっても貴重です。ご紹介した情報を参考にしながら、快適な旅を楽しんでくださいね。