2020年11月17日
【全国】湯けむりとライトアップで幻想的な温泉旅を♪おすすめ温泉街8選
美味しいご飯を食べて、温泉でゆったり寛いで、さぁ後はゴロゴロ寝るだけ。そんな温泉旅も素敵ですが、せっかくならロマンティックな“夜の温泉街”も楽しんでみませんか?日が暮れて暗闇に沈んだ温泉街、たゆたう湯けむりに色とりどりの光が交わると…幻想的な世界に様変わり!浴衣と下駄に着替えてそぞろ歩けば、非日常の世界を味わえますよ。今回は彼とロマンティックな夜散歩を楽しめる、湯けむりとライトアップが幻想的な温泉街をご紹介します。
目次
がんばる2人の次のデートは、“癒し”を求めて温泉旅行へ。大好きな彼との温泉旅行は心身の疲れも取れ、充実した旅になりますね。でも、欲を言うなら心を満たすロマンチックな要素もほしいところ。せっかくならどっちも欲張りたいですよね?
それならライトアップが素敵な温泉街への旅がおすすめです。昼間の賑やかさとは打って変わって、夜の温泉街はノスタルジックな町並みがライトアップされ、幻想的なムードに包まれます。都会のイルミネーションとは違った、どこか夢うつつの世界は彼と肩を寄せながら歩くのにぴったり♡湯けむりとライトアップが幻想的なおすすめの温泉街を見ていきましょう。
「熊本空港」からバスで約2時間、「黒川温泉」に到着です。例年12月中旬~翌年4月頃、ひっそりとした冬の黒川温泉街一帯を暖かく彩るのが「黒川温泉 湯あかり」です。毬灯篭の優しいオレンジの光は、見ているだけで心まで温かくなりそうですね。
地域300mに渡るライトアップでは、鞠灯篭のほかに、竹筒の灯篭も見ることができます。竹の中から光が漏れる様子は、まるで竹取物語の世界のよう♡ロマンチックな湯あかりで心を満たし温泉でゆったりくつろげば、冬の寒さだって忘れるほど心身ともに温まります。
黒川温泉の詳細情報
「東京駅」から高速バス「上州ゆめぐり号」で約4時間、日本三名泉の「草津温泉」に到着です。温泉街のシンボル「湯畑(ゆばたけ)」のイルミネーションは日没から24時まで。もくもくと上がる湯気に光が反射し街全体を覆う光景は圧巻です。周囲には旅館や飲食店、無料の足湯もあるので、のんびりとライトアップを楽しむことができますよ。
「湯畑」を見守るように建つ「光泉寺」では毎月不定期で「湯畑キャンドル 夢の灯り」を開催。本殿に続く石段に、1,500個以上ものクリアカップキャンドルがずらりと並びます。光の階段と仏閣。神聖な雰囲気に包まれれて心が浄化されます。
「西の河原公園」をさらに10分ほど進むと「鬼の相撲場」と呼ばれる一帯に到着。その奥の「丸山」では、秋になると一面が紅に染まります。ライトアップと相まって、夜空に燃えるような景色は見ごたえ満点。例年見ごろは10月下旬~11月中旬となっています。温泉もライトアップも紅葉も、全部欲張っちゃうのもおすすめ♪
草津温泉 湯畑イルミネーションの詳細情報
「東京駅」から北陸新幹線で「長野駅」まで約1時間30分、電車に乗り換え約45分で「湯田中駅」へ。さらにそこから車で約10分、「渋温泉」に到着です。ノスタルジックな街並みが広がる渋温泉に来たら「歴史の宿金具屋」のライトアップは必見!あの『千と千尋の神隠し』の油屋(湯屋)のモデルになったとも言われているんですよ♪ライトアップは19:30~22:00まで。
映画の中に迷い込んだような景色が広がる「渋温泉」。夏だけでなく、雪化粧した街並みも情緒があって人気です。粉雪が舞う中、柔らかな灯りを纏った金具屋は息を吞む美しさ。寒くてもちょっと頑張って外に出てみる価値がありますよ!彼と感動を共有したあとは温泉へ。温泉の温かさが冷えた体の芯まで染み入りますよ。
渋温泉の詳細情報
「品川駅」から新幹線で約4時間30分で「城崎温泉」へ。中央を流れる「大谿川(おおたにがわ)」の回りにはしだれ柳が茂り、薄明りに照らされた情緒ある街並みの雰囲気を引き立てます。登録有形文化財に指定された5つの趣が異なる太鼓橋も見どころ。浴衣と下駄に履き替えて、風情たっぷりの夜景散策へ出掛けましょう。ただ歩くだけなのに、特別な2人の時間が待っていますよ。
4月上旬~中旬、川沿いの桜が満開を迎える頃には、夜桜のライトアップも行われます。散った花びらが儚くも、水面を流れゆく花筏(はないかだ)の美しさにため息が…。自然が生み出す幽玄な世界は、作り込んだイルミネーションとは違った魅力を教えてくれます。
例年7月下旬~8月下旬までの1か月間は、夏祭りを開催。祭りのクライマックス「城崎灯篭流し」では、「大谿川」にたくさんの色とりどりの灯篭が浮かびます。21時スタートの「夢花火」が儚い夏の終わりを、より一層華やかに盛り上げてくれますよ。
城崎温泉の町並みの詳細情報
「山形空港」からバスで約1時間10分、「銀山温泉」に到着。決して交通の便がいいとは言えない場所ですが、それ故、行った人しか体験することのできない夜が待っています。和モダンな木造多層建築の旅館に、温かみのあるガス灯。まるで大正時代にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。雪化粧をした街並みも趣深さが増し魅力的。寒い冬に彼と寄り添いながら過ごせば、2人の距離もより縮まりますよ。
「銀山温泉」のライトアップの魅力と言えるのが、夕暮れから灯り始めるガス灯。淡い琥珀色の光は、白熱灯にはない風情と温かみがあります。青い火花を散らして明りがともる点灯の瞬間も必見。近くには足湯や温泉饅頭屋さんもあり、ガス灯の点る瞬間を見届けてから夜の街歩きをスタートするのがおすすめです。
銀山温泉 和楽足湯の詳細情報
JR「東京駅」から「修善寺駅」まで約1時20分、そこからバスで約10分、緑豊かな「修善寺温泉」に到着です。807年に弘法大師が開いたと言われる伊豆温泉で最も古い温泉地で、豊かな自然と桂川のせせらぎが心地よく響きます。夜の散策も心が洗われるような心地よさを味わえますよ。
街のシンボル「独鈷の湯」から歩くこと約1分のところにある「竹林の小径」へ。日没~23時まで背の高い竹林がライトアップされ、夜空までそびえ立つ光の柱となって辺りを照らします。
さらに奥の円形ベンチでは、恋の願いをかけながら5つの橋を巡ると成就するという「恋の橋巡り」をモチーフにした切り絵アートが浮かびあがります。夜の光と闇が作る芸術は、恋人と巡る夜の散歩にぴったり♡アートは20時頃見ごろを迎えます。
さらに秋には温泉街や「虹の郷」周辺の紅葉が色づき、情緒溢れる景色が広がります。11月下旬~12月上旬はライトアップも行われ、一年で最も修善寺温泉街が華やぐ夜を楽しめますよ。
修善寺温泉の詳細情報
「東京駅」から高速バス「上州ゆめぐり号」で約3時間10分で「伊香保温泉」へ。「伊香保神社」まで連なる全365段の石段を囲むように、ノスタルジックな温泉街を形成しています。毎日18:00~24:00まで石階段に1,200個の明りが点灯。山頂まで続く「光の階段」が浮かび上がります。
伊香保温泉の石段街の詳細情報
兵庫県から1時間ほどで行ける「有馬温泉」は、関西の奥座敷としても人気。例年7月下旬~8月下旬には「有馬涼風川座敷」を開催します。河川敷で縁日や有馬芸妓の舞、ビアガーデンなど、夜の温泉街が昼間以上に明るく華やぎますよ!ライトアップした唐笠や歌に踊りと、夏の夜の宴を2人で楽しんでみてはいかが?
有馬温泉の名所「ねね橋」や「太閤橋」も夜には淡い光に包まれ、昼間の賑やかさとは違った穏やかな景色に。同じ名所でも昼と夜で違った表情を楽しめるので、街歩きも2倍楽しめますね。しっとりとした静けさは大人の温泉旅にぴったりです。
温泉街中心部は明かりが灯ると歓楽的な雰囲気に。賑やかな夜の温泉街は、見て歩くだけでも非日常的で楽しいですね。ちょっと小腹が空いたら温泉グルメの食べ歩きもおすすめ。たくさん歩いた分、お饅頭もお煎餅もいつもより美味しくいただけますよ。2人の顔にも自然と笑みが♡
有馬温泉 太閤の湯の詳細情報
有馬温泉 太閤の湯
- 住所
- 兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292番の2
- アクセス
- 有馬温泉駅から徒歩10分
- 営業時間
- 10:00〜23:00
- 定休日
- 年1〜3回程度の不定休
- 料金
- 平日 大人 2400円、休日 2600円 平日 小人 1200円、休日 1300円
温泉で癒されるだけでなく、夜だけ現れる素敵な街並みを眺めれば、非日常の時間を楽しむことができますよ。温泉で疲れを癒して、ライトアップで心を満たす。最近ちょっと疲れぎみの2人は、こんな温泉街に訪れてみてはいかがでしょうか?