【鳥取】世界屈指のラドン泉！山陰の名湯「三朝温泉」のおすすめ旅館7選

忙しい毎日を送る中で、知らず知らずの内に疲れが溜まってきていませんか？そんな時は、疲れた心と体をじんわりと癒す温泉旅行へ出かけましょう。全国各地に様々な温泉地がありますが、今回は鳥取県にある「三朝温泉（みささおんせん）」をご紹介。昔ながらのレトロで落ち着く雰囲気が好き、という方には特におすすめです。

「三たび朝を迎えると元気になる」と謳われる三朝温泉は、古き良き湯治場の雰囲気が漂う落ち着いた温泉街です。三朝温泉のお湯は、高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉。ラドンには、新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まるという「ホルミシス効果」があると言われています。「浸かってよし、飲んでよし、吸ってよし。」というこの温泉の効果を全身で体感しましょう！

「温泉本通り」は昔懐かしい趣がたっぷり。この辺りには、旅館やお店を小さな博物館として展開する「湯の街ギャラリー」というミニギャラリーも点在しています。宿泊中の散策や小腹満たし、お土産探しなどにもいかがでしょうか？三朝温泉の魅力が分かったところで、おすすめの旅館をご紹介していきます♪

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昭和7年に完成し、国の登録有形文化財にも指定されている「旅館 大橋」。趣があり、館内には重厚で落ち着いた雰囲気が漂っています。 全室川側に面しており、三徳川（みとくがわ）を望むことができる絶好の立地。お料理も朝食からボリューム満点なので、なるべくお腹を空かせておくようにしましょう！

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写真は三朝温泉唯一のトリウム泉もある「巌窟の湯（がんくつのゆ）」です。足元から直に源泉が湧き出しているという天然岩風呂を楽しめますよ。足元がごつごつしているので、入る時には注意してくださいね。三徳川のせせらぎを聞きながら入る露天風呂「せせらぎの湯」や、源泉を注入した「ホルミシスサウナ（ミストサウナ）」もあわせてチェック。

写真は国の登録有形文化財の一つに指定されている「太鼓橋」です。外から見ると湾曲した橋の形をしていますよね？館内から通ってみると、その橋は平坦になっているんです…！ぜひ実際に歩いてみてくださいね。館内には他にも著名な方の掛け軸、波打つガラスなど、伝統を感じられるものが随所にあります。探検して回るのも面白いですよ。

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城郭風の純和風旅館である「三朝館（みささかん）」。玄関から入っていくと、ロビー前面に広がる日本庭園にまず目を惹かれます。お部屋は和室、和洋室、洋室があります。「はなれ琳」には、自家源泉の客室露天風呂付きタイプもあるので、おこもりしたい方にはこちらがおすすめです。

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1,000坪ある日本庭園風呂は、庭園に包まれた「庭の湯」と源泉の滝を囲む「滝の湯」という2つのゾーンに分かれています。女性に特におすすめしたいのが「庭の湯」にある「ばら妃乃湯」というバラのお風呂。毎日15時から20時までの間に、約200輪ものバラが浮かびます。目にも美しく香りも優雅という贅沢な入浴時間を楽しんでくださいね。

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お食事は地元産の旬の素材を活かしたものがズラリ。ブランドタグ付きの松葉ガニもぜひ味わいたいですね。各お部屋でいただくのもいいですが、庭園に面した食事処でいただくのも風流でおすすめです。食事処とはいえ個室もたくさんあるので、他の人と同じ空間で食事するのは遠慮したい…という方でも気軽に利用できます。記念日にはケーキや花束の手配もできますよ。

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「依山楼 岩崎（いざんろう いわさき）」は、大正9年創業という歴史ある旅館です。皇族や文人墨客から愛され続けてきた思い出の品が数多く展示されています。ゆとりある客室は情緒漂う純和風の造り。和室ばかりではなく、ベッド派の方にも嬉しい和洋室もありますよ。

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この旅館では回遊式大庭園露天風呂の「山の湯」を楽しむことができます。野趣あふれる「左の湯」と、レトロな雰囲気を堪能できる「右の湯」というゾーンに分かれています。ちなみに写真は右の湯のもので、令和元年にリニューアルしたばかり。蒸気風呂、寝湯、足湯、サウナなどが揃っているので、ぜひ回遊してみてくださいね♪

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鳥取和牛や松葉ガニなどの贅沢なディナーはもちろんですが、こだわりの朝食にも注目です。地元産の野菜やお米、毎朝届けられる出来立てのお豆腐など、まさにこの地でしか食べられない食材が並びます。ちなみに茶碗蒸しの具はなんと梅だけ…！その優しいお味は常連客に人気なんだそうです。お疲れ気味の胃腸にも優しそうなメニューですね。

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「三朝薬師の湯 万翆楼（みささやくしのゆ まんすいろう）」は、現代湯治にもおすすめされる旅館です。ラジムリエという三朝温泉の入浴アドバイザー資格を持ったスタッフが複数人いるので、入浴方法のアドバイスを気軽に尋ねることができますよ。到着すると抹茶でおもてなしをしてもらえるので、まずはラウンジで一服してくださいね♪

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大浴場「お薬師さま乃湯」では、源泉かけ流しのラジウム泉を満喫できます。名前の由来は、温泉掘削などの時に土から出てきた観音様。この時の観音様が湯上り処でお祀りされており、傍で湧き出ているお湯は飲むこともできますよ。ありがたい名前の温泉なので、より一層効能を感じられるような気分になりますね。大きな檜風呂の貸し切り温泉もおすすめ。

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館内にお食事処は2か所あります。写真の個室料亭「花筏（はないかだ）」では、京の御茶屋の雰囲気を感じながらゆったりとお食事を楽しむことができます。海鮮食材や鳥取牛などを熱々の石で焼いた名物料理「海鮮石焼」がイチオシですよ。もう1か所は炙り房「翡翠桟敷（かわせみさじき）」。和モダンなダイニングで、東伯牛や松葉かになどのご当地グルメを美酒と共に召し上がってください♪

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「木屋旅館（きやりょかん）」は全館が登録有形文化財に指定されている宮沢賢治ゆかりの宿お宿。日本遺産や、温泉遺産にも認定されています。建物が明治・大正・昭和の館に分かれていて、何度も増改築をされた結果、迷路のようになっている部分もあります。館内を探検しながら時代の変遷に思いを馳せてみるのも面白いかもしれませんね。

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一人から利用OKの貸切風呂「楽泉の湯（らくせんのゆ）」では、自家源泉が足元から常にぷくぷく湧き出してきている感覚を楽しむことができます。飲泉コーナーや、湿式サウナ、岩盤浴もあるので体の調子に合わせて体験してみてくださいね。

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滞在中にもっと楽しいことをしたい！もっと癒されたい！という方のために、様々な宿泊限定サービスが用意されています。「三徳山ツアー」では投入堂を参拝するコースやジャングルを探検するコースなどから選択してアクティビティを楽しめます。「オンドルヨガ」や「中国鍼灸」などでプラスアルファの癒しを求めるのもOK。「農業体験」や「藍染体験」もありますよ。ちょっと長居をして、こうしたサービスを満喫するのも楽しそうですね。

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「旬彩の宿 いわゆ」は、全9室で混雑する心配のない、大人のための隠れ和宿です。館内は畳敷きということもあり、冬でも温かい雰囲気に包まれています。本館の和室だけではなく、1日1室の客室がある離れの「竹ノ宿」にも宿泊できます。写真はその離れの外観。庭園露天風呂は家族で入っても余裕があるくらい広々としていますよ。

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自家源泉かけ流しというお風呂は42～44度というちょっと熱めのお湯です。女性風呂は地下にあるので、浴室全体が更に温められた状態になっているんです。また、三朝でも有数の「天然オンドル室」も併設。地下を流れる天然温泉によって温められた小部屋で、ここに入っているとラドンを吸引できるのだそう。服を着たまま入れる手軽さも魅力です。

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女性はお洒落なデザイン浴衣を無料で借りることができます。13種類の中から選べるというのは嬉しい悩みどころ。お気に入りを身に付けて、写真撮影を楽しんでもいいですね♪

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純日本建築の風格がある「後楽（こうらく）」。入口でまず目に入るのは、総欅造りの長屋門。どっしりと構えた門をくぐるだけでワクワクしちゃいます。玄関ロビーも因幡（いなば）の旧家から移築されたもので、柱や梁の圧倒的な存在感があります。和風建築好きな方は、一見の価値ありですよ。

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大浴場「後楽の湯」は非常にシンプルな設計。半露天風呂と繋がっていて、川の眺望を楽しむこともできますよ。特別室には御影石や檜でできたお風呂が付いているので、気軽に何度も温泉に浸かりたい方にはそちらがおすすめです。

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お食事は、鳥取黒毛和牛や三朝コシヒカリなど地元ならではの食材をふんだんに使った会席料理です。鳥取和牛販売指定店の許可を受けているので、提供される牛肉は全てが鳥取和牛だそうです。カニなどの海鮮もいいですが、それを聞くと和牛も食べたくなっちゃいますね♡

出典：すずまるさんの投稿

三朝温泉の近くには断崖に立っていることで有名な三徳山三佛寺の「投入堂（なげいれどう）」があります。国宝なので一度は見てみたいところですが、中々険しい道のりなので事前にしっかり調べてから行ってみることをおすすめします。

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昔ながらの温泉街で温泉に浸かったり散策をしてみたりすれば、三たびと言わず一たび朝を迎えるだけでもきっと癒されるはずですよ。心身の疲れを癒した上に、元気をチャージするような旅に出てみませんか？