2016年07月29日
これは命がけの参拝!鳥取・三徳山三沸寺の投入堂がすごい!
鳥取の名所といえば砂丘だけではありません。山全体が境内になっている三徳山三沸寺へ参拝してみませんか。「投入堂」とよばれる断崖絶壁の岩窟に建てられたお堂は、国宝に指定されており一見の価値あり。片道2キロ、所要時間は2時間ほどですが、命がけの参拝といわれるほど過酷な三徳山をご紹介します。
鳥取県東伯郡三朝町にある、参拝が命がけともいわれる「三徳山三佛寺」。過去に死者がでたほどの険しい山道(参道)を歩きます。1人での入山はできず、2人以上という決まりがあったり、靴のチェックも行われます。しかし、登った後は素晴らしい絶景にであえます。達成感と同時に身も心も浄化される鳥取のパワースポット。世界遺産に認定される前に一度参拝してみませんか。大迫力の「三徳山三佛寺」をご紹介します。
険しい山なので滑落事故も多いです。この10年のうち3人の死者が出ているようですが、それでも参拝者は後を絶ちません。お寺のほうでも過度な安全対策はしていないようなので、すべては自己責任。登山前には、スニーカーを履いていっても靴底チェックがあります。また、1人での入山はできないなど細かいルールがあり、入山許可が下りない場合も。参拝前に公式ホームページでしっかりと確認しておきましょう。
三徳山を登るには入山前に服装と靴のチェックが行われるなど注意点があります。
・参拝受付時間は8時から15時までで、それ以外の時間は閉門しています。
・雨や雪などで悪天候の場合は入山禁止です。
・境内山内は国指定の史跡となっており、動植物の採取は厳禁です。
・喫煙および、火気類の使用も厳禁です。
・登山は必ず2人以上で行ってください。
・食べ物の持ち込みは禁じられています。
・飲料水の販売がないので事前に用意しましょう。ゴミは必ず持ち帰りましょう。
・軍手が必須で、登山には両手が使えて動きやすいナップザックが便利です。
参拝志納金(入山料)・参拝登山 | 三徳山三佛寺 国宝投入堂
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役行者が投げた蓮の花びらの1枚は神仏にゆかりのあるところに舞い落ちました。三徳山がこの一つです。役行者が三徳山を訪れた時、その山のふもとでお堂をつくりました。役行者は法力でお堂を手のひらに乗るほどに小さくし、大きな掛け声と共に断崖絶壁にある岩窟に投入れたと言われています。このことから「投入堂」と呼ばれるようになりました。
役行者とは7~8世紀を中心に活動していたと言い伝えられている修験道の開祖と言われている人物のことです。生没年など詳しいことは不明のままです。
役行者は、数々の伝説を残しており、不思議な力を持っていて空や野山を駆け巡り、鬼神を自由に操ったと言われています。物理的には建てるのが難しいとされていて、本当のところどうやってこの投入堂を建立したのかは謎のままだそう。
三徳山は古くからは美徳山と呼ばれていたそうです。名前の由来は、法身の徳(美しい心)、般若の徳(にごりのない心)、解脱の徳(はたらきのある心)の三徳からきているそう。古くから修行が行われた霊山でもあり、三徳山を登ると“邪念がなくなる”とも言われています。
また、険しい山道を登りきった爽快感は格別で、最終地点の「投入堂」をみにくる人で今人気のパワースポットになっています。
三徳山三佛寺投入堂までの道のりは驚くほどの険しい道で、よじ登る系の登山でした。 pic.twitter.com/cFkcNc7DMF
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2016年6月21日
ハイキングレベルで気軽に考えていると非常に厳しい山道でした。途中の鎖場では、女性が一人、「無理、行けない」と立ち往生して半泣きになっていましたが結局彼女は先まで進めたのかな・・・。そんな場所です。ただきついだけに、要所要所の眺めもよく、達成感を感じました。
立地といい、投入堂までのハードさといい、簡単に行ける場所ではないですが、体力のあるうちに気合いを入れて向かうのがいいと思います。麓には温泉街もあるし是非! RT @fomalhaut_fj いつか行きたい、憧れの場所です。 #投入堂
— クビラあだち (@kubira_taisho) 2013年8月4日
三徳山三仏寺にて素敵な石仏群に出会う。 pic.twitter.com/rUSfvNihBz
— umino (@uminouiwn) 2016年6月19日
投入堂 縁起 | 三徳山三佛寺 国宝投入堂
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三徳山から、車で7分〜8分ぐらいの所に日本遺産第一号に指定された三朝温泉があります。温泉街の街並みを散策するのも風情があっておススメです。三徳山参拝後に汗を流すのもいいですね!
薬師の湯の詳細情報