2024年06月24日
山形「空気神社」で心が浄化。自然を感じる癒し女子旅を
お仕事や婚活等々で心が重くなりがちな時ってありますよね。そんな時は、自然を感じられる場所に行って心を浄化させましょう!山形朝日町には、空気を祀る「空気神社」があります。「Asahi(アサヒ)自然観」という宿泊施設内にある神社ですが、道路沿いなので「自然観」に入らずに行けますよ。空気がご神体の珍しい神社に行って一呼吸。そうすれば気持ちがすーっと軽くなるはずです。11月下旬~4月下旬まで閉鎖されるので、新緑や紅葉狩りの時期に友だちと訪れてみてください。
日々過ごす中でなんとなく空気が重い、お仕事や婚活等々で心が重いときってありますよね。そんな時は、ひとり焦って空回りするよりも一旦日常を離れ、心を浄化させる女子旅に出て身軽になりましょう。
山形県、朝日連峰を一望する朝日山地に鎮座する「空気神社」は、世界で唯一、空気を御神体とする神社。ブナ林の中に5m四方のステンレス板を鏡に見立て、四季折々の風景を映し込むことで空気を表現しています。
庄内空港から車で約2時間、もしくは左沢駅から山形交通の路線バスとタクシーを乗り継いで約40分、リゾート型複合施設「Asahi自然観」を目指します。敷地に入り、テニスコートの駐車場まで向かうと、「空気神社」の入り口があります。
マイナスイオンたっぷりのブナ林はとても気持ちがよく、もやっとしてた心も少しずつ浄化されていきますね。
初夏の新緑も素敵ですが、秋の紅葉も暖色のグラデーションが重なり美しい景色を見せてくれます。
美しい景色の中を歩くこと約10~15分、5m四方のステンレス板がある場所に到着。鳥居も本殿も見当たりませんが、ここが本殿です。
実は、本殿と鳥居はステンレス板の下、深さ3mの地下空間に納められています。本殿は年に1回開催される「空気まつり」のときだけ開帳されます。通常は、参拝の手引きを見本にステンレス板の前に立ち、「二拝四拍手仰ぎ一拝」で神さまにご挨拶します。ちなみに、どの方向から拝んでも正面となるので、自分が気持ちよく感じられる方角で参拝しましょう。
総合施設の「Asahi(アサヒ)自然観」では、宿泊することもできます。こちらの宿泊施設を利用して、朝の参拝を楽しんで心を清めてもいいですね。
アースカラーで統一されたスッキリとした空間が安らげる、ホテルのツインルーム。マウントビューが楽しめます。
公式詳細情報
「空気神社」から少し離れた場所にありますが、山形の自然を感じられる人気スポットを紹介します。
「空気神社」から車で約1時間ちょっと、山寺の通称で知られる「宝珠山立石寺(ほうじゅんりっしゃくじ)」。松尾芭蕉が『奥の細道』で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を詠んだ絶景の地です。登山口からは1015段に及ぶ名物石段が待ち受けていますが、最終地点には頑張ったご褒美が待っています!
階段は大変ですが、山に建つ境内には雨風に削られた岩壁に仏の姿を見つけると幸せになれる「弥陀洞(みだほら)」、雄大な山々を背景に赤い納経堂が巨大な奇岩の上に建つ様が写真映えする「開山堂・納経堂」、能の舞台のようなお堂の建物から田園風景を見渡せる「五大堂」(写真)など、見どころがいっぱいあるのでがんばれます。
宝珠山立石寺の詳細情報
山寺 山門売店の詳細情報
体力を使わずに自然を楽しみたい女子には、「空気神社」から車とロープウェイとリフトを乗り継いで行くだけで、紅葉と神秘的な沼を見ることができる「ドッコ沼」がおすすめ。神社から中央ロープウェイ温泉駅までが車で約1時間13分、ロープウェイ片道約7分、リフト約5分、ドッコ沼まで徒歩約10分程度なので、観光にあまり時間が当てられないスケジュールでも気軽に楽しめるのも魅力です。
途中、標高1,387mの絶景パノラマ「鳥兜山展望台」や開運大黒様「蔵王大黒天」に立ち寄りながら舗装された道を歩くこと約15分、紅葉するブナに囲まれたエメラルドグリーンに輝く「ドッコ沼」に到着。ベンチに座って景色を眺めたり、看板に記されたドッコ沼の由来となった龍の伝説を読んだり、静かなひと時が過ごせます。
ドッコ沼の詳細情報
心が重くなってきたら「空気神社」の美しい景色と環境モニュメントに癒されにお出かけしましょう。ゆっくり参拝することで、既成概念や固定観念にとらわれない、柔軟で前向きな気持ちがいただけますよ。「空気神社」は特別豪雪地帯にあたるため、11月下旬~4月下旬まで閉鎖されるので新緑や紅葉狩りの時期に訪れてみてくださいね。
空気神社の詳細情報