【山形】心が安らぐリフレッシュひとり旅へ。山形で泊まりたい旅館12選

鶴岡市湯田川温泉にある、源泉かけ流しの湯と手づくりの料理が自慢の宿が「九兵衛旅館」です。全13室の小さな宿でプライベート感を楽しみつつの滞在なら、日々の心配事も忘れて寛げますよ。スタンダードの和室から温泉付き客室、メゾネットタイプまで幅広い部屋タイプがあり、和洋室やメゾネットなどの一部の客室を除いてひとりで贅沢に宿泊できます。こちらは10畳和室の「紅葉の間」。畳の香りに癒やされ羽を伸ばしましょう。

庄内の旬の食材が並ぶ彩り豊かな料理は宿の自慢。朝夕とも専用の個室で、ひとりゆっくりと味わいます。上質な食事をひとりでじっくりと堪能できるなんて、これぞひとり旅の醍醐味ですよね。冬の「庄内浜黒ガレイ塩焼き」や夏の「庄内豚の角煮～じゃがあんかけ」など、季節ごとの庄内の恵みを味わいましょう。夕食後には館内の図書コーナーで本を読んで過ごしませんか。ひとり静かに読書を楽しむ旅の夜は、心に潤いを与えてくれるはず。

湯田川温泉は、蔵王温泉、五色温泉に次いで山形県内で3番目に古い歴史ある温泉。こちらは「山の湯」で、四隅のかわいいうさぎの像に癒やされつつリラックス。もう1つの大浴場「川の湯」と男女入れ替え制で、「川の湯」ではなんと水槽の金魚を鑑賞しながら入浴できます。無料の貸切風呂もあるので、温泉三昧でのんびり寛いでみませんか。

「萬国屋」は、鶴岡市の海沿いから少し山あいの温海温泉の宿。ロビーから見える日本庭園に心を静めながらチェックイン。館内の多くの場所に花が飾られているのも特徴で、優雅なひとり旅をエスコートしてくれますよ。ひとりでも予約しやすく、檜の内湯付き和室や源泉かけ流し露天風呂付き客室など各タイプからお部屋を選べます。こちらは2021年にリニューアルした、露天風呂付きの12畳和室。畳の上で羽を伸ばしつつ、広縁の奥にあるお風呂に好きな時に入浴できて、至福の空間ですね。

温海温泉は1,000年を超える歴史があり、松尾芭蕉や与謝野晶子などの文人も訪れた名湯です。こちらの大浴場「楽山」にあるのは、なんとシルクバス。ミクロの泡の気泡が肌をやわらかい刺激するお風呂で、デトックス効果や美肌効果が期待できるそう。温泉で寛ぎつつ肌のメンテナンスもできるなんて嬉しいですね。館内にはリフレッシュサロンもあるので、風呂上がりにマッサージしてもらえば、さらに元気を取り戻せちゃいますよ。

夕食は、山形牛のしゃぶしゃぶなど地の物に舌鼓。季節を感じる盛り付けも心が華やぎますね。朝食は、地元で水揚げされた真鯛を使った「鯛めし朝食」で、元気に1日をスタート。萬国屋こだわりの出汁の効いた「鯛茶漬け」をぜひ召し上がってくださいね。

日本海の波音と夕日に心癒される湯野浜温泉の宿が、「湯野浜温泉 海辺のお宿 一久」です。目の前にはすぐに日本海が広がり、全室オーシャンビュー。波音を聞きながらひとりの時間を楽しみたい人におすすめですよ。10畳、12畳の各和室やリビング付きの和洋室（写真）などに、ひとりで滞在OK。割高になりがちな旅館のひとりステイですが、割引があってお得に泊まれる「一人旅プラン」も注目です。

温泉も海を眺めながら満喫。「天の原」と「海の原」（写真）の2つの大浴場があり、源泉100％かけ流しの温泉で、体の芯からポカポカに。露天風呂では海を渡る風を感じながら、心のデトックスをして過ごせます。ぜひ、夕焼けに染まる空を見ながらの入浴を楽しんでください。

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庄内地方は食べ物に恵まれたエリア。夕食は、新鮮な魚介を筆頭に、庄内産にこだわった素材が満載の和風懐石風料理をいただきます。春の桜鱒（さくらます）や夏の天然岩牡蠣など、季節の旬な食材も豊富に並び、贅沢な”口福タイム”に。食事をいただく「ダイニング波のたり」は2021年にリニューアルされました。どの席からも日本海の美しい風景を見られる自慢のスペースで、ご飯を食べながらゆっくりと寛ぎましょう。

大蔵村にある「肘折温泉」は、開湯1200年を超える歴史があり、ノスタルジックな雰囲気が人気の温泉地。「大友屋旅館」は江戸時代から続く宿で、肘折温泉らしい素朴なおもてなしを大切にしています。館内に囲炉裏コーナーがあり、フリードリンクのコーヒーやお茶でひと休み。さっそくノスタルジーに浸りましょう。お部屋は純和室やこちらのリニューアルした和洋室などがあり、ファミリー向けのプランなどを除いてすべて1名から利用できますよ。

温泉は薄く緑色を帯びたお湯で、リラックス効果があるとされるメタケイ酸が豊富に含まれています。女性用大浴場はその名も「美肌の湯」。ゆっくり浸かって癒やされましょう。こちらの無料貸切風呂は空いていれば何度でも利用OK。ほのかな檜の香りに包まれるひとり温泉タイムで、日々の疲れも吹き飛びます。宿の縁側から出られる足湯「かえもんの湯」も利用して気軽にまったり。また、肘折温泉には共同浴場もあるので湯巡りも楽しんで。

食事はリニューアルされたお食事処でいただきます。肘折温泉は周囲を山々に囲まれており、そこで採れた山菜やきのこが並ぶ田舎料理を堪能しましょう。地元もがみ産山形牛はジューシーで旨味たっぷり。山形を感じる美味しい料理に、箸がどんどん進みますよ。ひとり旅用の宿泊プランがあり、そちらを利用すれば夕食の時にドリンク1杯サービスの特典付き。ほろ酔い気分で美食と旅情に浸るのもいいですね。

「義経記」にも登場する歴史ある瀬見温泉の宿が、「ゆめみの宿 観松館」です。到着したら、ロビーラウンジで季節のお菓子や飲み物をいただきひと休み。客室は純和室の一般客室をはじめ、マッサージチェア付きや半露天風呂付きなど客室タイプが豊富で、すべて1名での宿泊OK。窓の向こうには清流小国川が流れ、のどかな風景に心が安らぎます。こちらは桧のお風呂が付いた「和室 温泉付」で36.4平米。ゆとりのある広さも魅力で、どのお部屋でも日常を忘れて寛げますよ。

食事は、山形産の食材にこだわった四季替わり会席。春の「山形地鶏を使った温泉ローストチキン」、夏の「山形地鶏と庄内豚の創作トマト風味鍋」など、シェフこだわりのメニューに舌鼓を打てば、非日常的な贅沢ひとり旅の完成。山形が誇る銘酒「十四代」をはじめ、地酒も各種あるので、最高のマリアージュを楽しむのもおすすめ。朝食は種類豊富なバイキングで、山形名物の玉こんにゃくや山形産の桃太郎トマトなど、山形ならではの味を目一杯味わえます。

広い大浴場、日本庭園を眺める開放的な露天風呂で、瀬見温泉を満喫。宿の前には小国川が流れており、耳をすませば聞こえるせせらぎに癒やされるバスタイムになりますね。湯上がりには館内散策もどうぞ。シミュレーションゴルフやカラオケなどのアミューズメント、ミニギャラリー、整体などがあり、充実したひとり旅の夜になること間違いなしです。

蔵王温泉随一の老舗旅館、「蔵王温泉 おおみや旅館」。玄関を入ればレトロモダンな装飾品や竹久夢二の版画など大正ロマンの香りがお出迎え。全館畳敷きで、裸足で過ごせるリラックス宿です。こちらは10畳の和モダン和室で、格子柄のライトや障子がかわいい♡家族向けのプランなどをのぞき、どのプランも1名から利用できます。山形駅からの無料送迎バスが便利ですよ（3日前まで要予約）。女性限定で浴衣の無料貸出サービスで、旅館ステイもより華やかに◎

温泉は、湯の花が舞う100％源泉かけ流しのお風呂。石垣から湧き出る源泉が特徴で、目の前が石垣というダイナミックな景観を楽しめる浴場です。こちらの2つ並ぶ温泉「源泉風呂」と「泡風呂」で、違う肌触りを楽しんで。ほかに卵型の湯船の「玉子風呂」があり男女入れ替え制。清掃時間を除いて24時間入浴可能です。大きな温泉にいつでも入れるのは嬉しい！石垣から湧き出た乳白色の源泉を直接浴槽に引いた露天風呂や、宿前の足湯など、ほっとできる温泉がいっぱい♪

山形の食材をふんだんに使った創作会席料理をディナーに。山形牛や米の娘ぶたなどの山形ブランド肉をはじめ、彩り豊かな食事に幸福感もアップ。食後には2階の「おくつろぎラウンジ」でリラックス。全自動マッサージチェアや文庫本、懐かしいマンガなどがあり、フリードリンクをいただきながらのんびり寛いでひとりの時間を有意義に過ごせます。

山形駅から一駅の蔵王駅から車で約5分と、山形市内や蔵王観光にも便利な黒沢温泉の宿が「悠湯の郷ゆさ」です。窓から見える雄大な蔵王連峰を眺めてリラックス。ひとり旅では8～12畳の和室や洋室ツインが利用できます。こちらは10畳の和室。広縁に座り絶景を望めてぼーっとする時間は、日々の生活の中ではなかなかできない安らぎの時間になります。

温泉からも蔵王連邦の堂々たる山並みを眺め、リラックスしましょう。大きな窓は天井部まで続き、差し込む日差しも楽しみながら入浴。季節や時間で異なる風景に心が洗われていきますよ。風を感じて入浴する半露天風呂のほか、遠赤外線低温サウナも。化粧水や乳液などのアメニティも揃っていて、荷物もコンパクトにできちゃいます。

夕食は館内のレストラン「ゆさダイニング」で。山形牛のすき焼きをメインとした料理や米の娘ぶたしゃぶを味わう和会席、季節にあわせ趣向を凝らした季節限定料理などをゆっくりといただきます。朝食は9品の小鉢の和食膳のほかに、サラダやパンなどが並ぶハーフバイキング。朝もしっかりと食べてひとり旅の観光へと出かけましょう。

将棋駒生産量が日本一の天童市にある「天童温泉ほほえみの宿滝の湯」は、日本一ほほえみが往き交う宿を目指す、人と自然に優しい旅館です。本館と別館に16タイプのさまざまな客室があり、自分好みのお部屋をチョイス。別館の和モダンツインのお部屋をはじめ、本館と別館の和室やツインタイプなどで、ひとり時間を満喫できます。宿には茶室付きの中庭やギャラリーがあるので、優雅な気分を高められそう。

山形牛と米沢牛の食べ比べや山形牛ステーキをメインとした和洋フルコースなど、食事プランもデラックス。さらに、広大な自家農園で収穫した季節の無農薬野菜をふんだんに使っています。こだわりの野菜をたくさん食べて、体の内側から元気が湧いてきそう。自家農園のほかにぶどう園もあり、自家製有機ワイン「陽だまり」も誕生。ワインや地酒も一緒にいただいて旅の夜を贅沢に過ごしましょ。

温泉は、女性用の「紅の湯」（写真）と男性用の「藍の湯」とあわせて、広さが約1,000平米。大きなお風呂での寛ぎのバスタイムは、毎日がんばる自分へのご褒美になりますね。湯上がりには、庭園を眺める湯上がり処でリラックス。なんと宿泊者限定のグラスビールや健康茶のサービスがあり、お風呂上がりの体が喜びますよ。さらに、宿泊者限定でひとり1個の温泉たまご作りサービスも。できたての味を楽しんで。

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尾花沢市の人気温泉地、銀山温泉の最奥にあるのが「別邸 瀧見舘」です。本館の「滝と蕎麦の宿 瀧見舘」が徒歩約5分の場所にあり、本館でチェックイン後に専用バスで「別邸 滝見舘」へ。窓から見える「白銀の滝」や、一歩外に出れば広がる「銀山温泉」のノスタルジックな風景に、胸の高鳴りを抑えられません。1階が自慢のそば屋（昼のみ営業）で、客室は2階に4室のみ。こちらの明るい和モダンツイン「花明」など全室が1名宿泊可能です。

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「別邸 瀧見舘」は1泊朝食付きプランのみなので、夕食は銀山温泉の食事処で楽しんで。宿で夕食も楽しむなら本館の「滝と蕎麦の宿 瀧見舘」も1名宿泊OKで、夜には銀山温泉へのバスツアーを行っているのでおすすめ。こちらは「別邸 瀧見舘」のくつろぎ処「観庭」。ソフトドリンクやホットコーヒーのほか、日本酒やビールなどのドリンクが24時間無料でいただける嬉しいサービス付きです。好きなドリンク片手に窓の向こうの滝を眺め、至福の時間を過ごしましょ♡

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「別邸 瀧見舘」には清掃時間を除いて24時間利用できる貸切風呂があり、ひとりで銀山温泉のお湯を満喫。4室のみの宿だからほかの宿泊客と利用時間が重なりにくく、気兼ねせずに入浴できますよ。また、本館の温泉も利用できるので自然の中を散策しつつぜひ訪問を。本館は高台にあり、こちらの展望露天風呂は眼下に「白銀の滝」が見えます。大自然に抱かれての温泉は、心も体も芯からとろけちゃいますね。

こちらは、旧米沢藩主の上杉家の別荘「赤湯御殿」だった宿。別荘の用心職である「御殿守」が、明治時代に上杉家から「赤湯御殿」を譲り受けて今があります。甲冑や古文書が展示された資料室「時の倉」は見応えたっぷり！客室は、ゆったりと自分時間を過ごせるゆとりのある純和風和室や和モダンな洋室で、特別室や和洋室（写真）もあります。全室に大型テレビやを備え、安らぎのおひとり様時間を叶えてくれますよ。

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米沢に伝わる「かてもの」にもとづいた料理を朝食でいただけるのが特色。「かてもの」とは、旧藩主の上杉鷹山公が飢饉を乗り切るため生み出した救荒食物の指南書。ほかに秘伝豆の納豆や焼き魚などボリューム満点で、朝から心とお腹が満たされます♪

温泉は、6種のお風呂からなる「西湯」、5種のお風呂からなる「東湯」、貸切風呂1つの12種類があります。「日本一の大石風呂」「厳選枡風呂」「青森ひば丸太風呂」など趣向を凝らしたさまざまなお風呂の湯巡りを楽しめますよ。プラネタリウムのような岩盤浴「ぬくもり」もあり、じっくりと汗をかきたい人におすすめ。湯上がりにはマッサージ機が並ぶリラクゼーションルームでリラックス。アロマの香りに包まれ、心身が整うのを感じましょう。

「別邸　山の季」は、磐梯朝日国立公園内にある白布（しらぶ）温泉の秘湯宿。全11室のオールインクルーシブの宿で、滞在中のドリンクや貸切風呂利用料などが、あらかじめ宿泊プランに含まれています。追加料金を気にせずストレスフリーに過ごせるのは嬉しいですね。ひとり旅での宿泊は、こちらの和室ベッドの「トラディショナル ツインルーム」や洋室「スーペリア ツインルーム」に滞在。落ち着いた色調のお部屋で優雅に過ごしてみませんか？

温泉は、こちらの檜風呂の「山の木」と石風呂の「山石」の、2つの展望大浴場。無料の貸切風呂もあり、温泉を独り占めして日々の疲れを癒やしましょう。さらに、周辺にある老舗旅館「中屋」「東屋」「西屋」の湯巡りが無料で利用できるので、お散歩がてら湯巡りへでかけるのもおすすめ。

夕食は半個室ダイニング「山里」で。米沢牛やいいで田中牛、米沢豚一番育ちなど、地元の食材を厳選して使い、「白布しゃぶしゃぶ」や「白布すきやき」で美味しくいただきます。”和のオーベルジュ”と表現する美食に、非日常感が高まりますね。オールインクルーシブなので、ラ・フランスなどの山形県産フルーツジュースや地酒、地ワインなど夕食時のドリンクもフリー♪心ゆくまでグルメを堪能しましょう。

米沢の奥座敷、小野川温泉は、小野小町が発見したという伝説のある温泉。「美湯美食の離れ宿 小野川温泉 河鹿荘」は、昔ながらの温泉文化を守る宿が認定される「温泉遺産」の宿です。全客室から池や庭を眺められ情緒たっぷり。純和室から、こちらのリバービューデラックス和洋室などがあります。女性限定で色浴衣のサービスがあり、お気に入りの浴衣に身を包めば気分も上がりますよ。

夕食は、米沢牛や天元豚など地元米沢の旬の食材を使った会席料理。宿の南側の自家農園ではお米や野菜を育てており、とれたての食材を使用しているのも魅力です。朝食は、1階のグリルダイニング「藍」で全23品の贅沢な松花堂弁当風朝食（写真）を。オーダー制の牛丼もあり、パワーみなぎるモーニングに。自家製の肉みそや山形名物のお漬物など、滞在を通して米沢の味を心ゆくまで堪能してくださいね。

小野小町にゆかりがあり「美人の湯」として知られる小野川温泉は、伊達政宗が愛した名湯でもあります。大浴場の「せせらぎ」と「あさみどり」（写真）は男女入れ替え制なのでどちらも楽しんで。無料の貸切風呂もあり、ひとりでの温泉タイムもできてとことんリラックス。湯上がりには館内のギャラリーでアート鑑賞を。地元写真家の黒川清美さんが撮った米沢の風景写真が並び、感性を刺激する時間になりますよ。宿隣接の足湯小屋には飲泉処を併設。体の内側から温泉パワーを感じちゃいましょう！