田舎を気ままにのんびり旅しよう。佐賀県「小城」のおすすめグルメ＆観光スポット9選

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「佐賀県」は、九州で一番小さな県。だから周りの県に比べて「存在が薄い」なんて言われることもしばしば…。しかし本当は、見どころがたくさん詰まった場所なんです！「有田焼」「虹の松原」「佐賀牛」「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」というフレーズを、耳にしたことはありませんか？これらはすべて、佐賀県で体験できることなんです◎

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見どころが多いのに観光客の少ない佐賀県は、のんびり旅行したいときにもうってつけ。人疲れすることなく、気ままな旅を楽しめます♪なかでも佐賀駅から3駅目の場所にある「小城市(おぎし)」は、一段とのんびりできる穴場エリア。時間に追われることなく、あなたのペースで街巡りを楽しめますよ。

小城市の魅力は何と言っても、美しい自然！ホタルが住みつくほどキレイな水が流れる「祇園川」や、日本の原風景が味わえる「江里山の棚田」、気持ちいいマイナスイオンを浴びられる「清水の滝」は必訪スポットです。しかも駅から遠くないところばかりだから、移動疲れしないのもうれしいポイント。もちろん美味しいグルメや、歴史を満喫できる場所もしっかりあります◎

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今回はそんな佐賀県「小城市」エリアをご紹介。それぞれのスポットは、訪れる時期によって味わえる景色が違うので、どの時期に行こうか考えながらご覧ください♪

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JR唐津線・佐賀駅から3駅目の「小城駅」は、今から100年以上前の明治36（1903）年、唐津線の開通と同時にできた駅です。明治期に建てられた駅舎は国の登録有形文化財。改修こそされていますが、外観も内観も当時の雰囲気をしっかり残し、今のわたしたちにもその頃の風景を見せてくれています。

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小城駅の見どころは駅舎だけではありません。例えば駅名額は、小城市出身で、明治三筆の一人と言われた書道家・中林梧竹(なかばやしごちく)が書いたもの。駅の待合室には、誰でも自由に弾けるピアノだって置いてあります。そのほかにも、与謝野晶子の歌碑が飾ってあるなど、芸術性あふれる魅力が盛りだくさん。小城に降り立ったらはまずは、駅の内外から注目してみてください♪

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小城駅から車で10分ほど、小城市小城町の北部に位置する「江里山(えりやま)の棚田」は、米作やみかんの農作に使用されている場所です。ここには約600枚もの棚田が並んでおり、美しい日本の原風景を味わうことができます。

農作物の緑と合わせて楽しめるのが、色とりどりの動植物たち。春は菜の花や桜、夏はほたる、秋は彼岸花、冬は椿やサザンカというように、四季によって変わりゆく景色を眺められます。特に、彼岸花の咲く時期は、地元の人も見学に訪れるほど美しいんです♪9月中旬～下旬に見頃を迎えるので、ぜひその時期を狙って訪れてみてはいかがでしょうか？

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小城駅から車で5分ほどの場所に流れる「祇園川」は、九州でも有数のホタルの名所。数十万匹とも言われるホタルの光が点滅し、わたしたちを幻想の世界へ誘います。またここは、異なる種類のホタルを同時に見られる珍しいスポットとしても有名で、5月下旬からゲンジボタル、その少しあとからヒメボタルが現れるのだそう。それぞれが放つ求愛の光の違いを、じっくり眺めて感じてみてください♡

小城駅から車で8分ほどの場所にある「友桝(ともます)飲料」は、小城の美味しい天然水を使用した老舗清涼飲料水メーカー。あまり聞き馴染みのない名前かもしれませんが、飲料の新商品開発数は日本一なんですよ。そのアイディアを活かして、観光地でよく見かける「ご当地サイダー」を製造している会社なんです。

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小城に訪れた際は、ぜひ工場の直売所に足を延ばしてみましょ。各地の珍しいサイダーはもちろん、「こどもびいる」や「スワンサイダー」といった、昔からの看板商品も購入できます。レトロで可愛い見た目なので、友達へのお土産にしたら、喜ばれること間違いありません♪

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小城駅から車で15分ほどの場所にある「清水観音」。その中を歩いていき、本堂の横にある階段を下りると「清水(きよみず)の滝」が見えてきます。落差75ｍ、幅13ｍという滝の流れは凄まじい迫力。思わず「おぉ～！」という声が漏れてしまうほどの景観が広がっています。何とも豪快に流れる滝ですから、滝壺の近くは物凄い水しぶき！おかげでマイナスイオンもたっぷりです♪

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「名水百選」にも選ばれている清水川のキレイなマイナスイオンをたくさん吸い込んで、日頃の疲れを癒していきましょ。滝の周りには庭園のようにキレイな自然も広がっていて、夏には風鈴の設置、紅葉の時期にはライトアップも♩幻想的な光景を目と心に焼き付けてください。

正面に立ちはだかる長～い石段が目印の「須賀神社」は、小城駅から車で5分ほどの場所にあります。全153段ある階段はなかなかの急こう配。それでも頑張って上ってほしい理由は、頂上から見える景色にあります。

赤い橋を渡り「神門」をくぐったら、いざスタート。旅先で体を動かすのも、いい思い出になりますね。上り切った先から見えるのは、小城の街並みや祇園川、そして自然豊かな山々です。階段越しに見る景色も、趣があって素敵ですよね♡頂上に吹き抜ける風と、キレイな景色に癒されながら参拝すれば、不思議と心地よさが体いっぱいに広がるでしょう。

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須賀神社参拝の前後で訪れたいのが、大鳥居のすぐ近くにある「村岡総本舗 本店」です。こちらは、地元の人なら知らない人はいないほど有名な和菓子店。シベリアやどら焼き、最中など、種類豊富で美味しい和菓子が購入できます。

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数ある和菓子の中でも購入必須なのは「小城羊羹」。江戸時代から続く伝統製法の羊羹で、人気ナンバーワンの名物商品です。外側はシャリっと、中はやわらかいという独特の食感が珍しく、「羊羹の概念が覆された」なんてクチコミもあるほど。6種類の味から選べるので、店員さんの話を聞きながら、気になる味を購入してみてください。小型サイズは食べ比べにもちょうどいいし、レトロなパッケージも可愛いですよ♩

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ランチやカフェで行く場所に迷ったら、小城駅から徒歩6分ほどの場所にある「小城鍋島家Ten(おぎなべしまけテン)」へどうぞ。小城藩主の一族・西小路鍋島家の趣ある武家屋敷の中で、愛情と栄養のこもったお料理をいただくことができます♪

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使われている食材は、佐賀県産の無農薬野菜や、佐賀の豆腐屋さんのがんもどきなど。またランチの薬膳カレーは小麦粉を使わず、カボチャやレンコンでとろみをつけているそうです。食べる人のことを考えたメニューと、武家屋敷の落ち着いた空間が相まって、心も体もほっこり満たされていくに違いありません。

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小城駅から徒歩3分ほどの場所にある「小城公園」は、小城藩の初代藩主・鍋島元茂(なべしまもとしげ)と、2代藩主・直能(なおよし)が築いた名庭園。城下町・小城のシンボル的存在とも言える場所です。園内には池や神社、祈願成就のご神木などが点在しており、見応え抜群。ふらっと立ち寄ったつもりでも、あっという間に時間が過ぎてしまうスポットです。

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小城公園のおすすめの季節は春。藩主の2人が植え始めたと言われる桜が約3,000本も咲き誇り、公園内を一気に染め上げます。歴史ある公園の中で見る桜は、風情が増してよりキレイ♡夜にはライトアップもされ、池の水面に映る桜が幻想的な雰囲気を演出してくれます。いつもとは一味違ったお花見を楽しめることでしょう。

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佐賀県小城市は、気ままに行動しながら、絶景やグルメを楽しめる素敵なスポットが満載のエリアです。時間に追われる日々に疲れたら、小城の美味しい空気を吸って、のんびりリフレッシュしてきませんか？