2022年03月28日
道後温泉のおすすめ観光スポット15選|外湯やパワースポット、スイーツも♪【愛媛県】
松山空港からリムジンバスで約43分。愛媛県屈指の人気観光地である「道後温泉」は、日本三古湯のひとつに数えられ、その歴史はなんと3000年以上も。日本書紀にも記述があるほどの名湯で、老若男女問わず多くの人に愛されています。そんな道後温泉には、街のシンボルの「道後温泉本館」をはじめ、浴衣でのそぞろ歩きが楽しい「道後商店街(道後ハイカラ通り)」、恋のパワースポット「圓満寺」など見どころがたくさん。そこでこの記事では、道後温泉のおすすめ観光スポットをご紹介します。
目次
愛媛県松山市にある「道後温泉」は日本最古の温泉として知られています。その歴史は3000年以上と言われ、一羽の白鷺が温泉を見つけ傷を癒した白鷺伝説や、飛鳥時代には聖徳太子も訪れたのだとか。日本書紀にも記述があるほど歴史ある温泉は、今も昔も人々の癒しの場であり、多くの人に親しまれています。
道後温泉のシンボル「道後温泉本館」や、「道後温泉別館 飛鳥乃湯」など趣の異なる温泉を満喫できる道後温泉。そんな道後温泉には浴衣姿でそぞろ歩きしたい「道後商店街(道後ハイカラ通り)」や、フォトジェニックなパワースポット「圓満寺」での恋愛祈願など温泉以外の楽しみもたくさんあります◎
街を走るレトロな「坊っちゃん列車」や、無料の足湯など道後温泉のゆったりとした雰囲気は、実際に訪れてみればきっと心地よさを感じられるはず。温泉後にもぴったりなおなかと心を満たしてくれる可愛いカフェもありますよ。魅力的なスポットが豊富な道後温泉で癒し旅してみませんか。
商店街の向かいに位置する圧倒的な佇まいの「道後温泉本館」。威風堂々とした屋根には翼を広げた白鷺がのっており、わたしたちを歓迎してくれているよう。国の重要文化財に指定された貴重な建物で、道後温泉のシンボルでもあり、現在も趣ある館内で温泉を楽しむことができます。
明治27(1894)年に改築された建物は、その後も増改築を重ねつつ、当時の面影を今も残しています。浴室のほか、休憩スペースや日本唯一の皇室専用浴室「又信殿(ゆうしんでん)」などがありますよ。
本館1階では、源泉かけ流しの温泉をたっぷり満喫できます。「霊の湯(たまのゆ)」では、大理石を使った壁や最高級と言われる庵治石(あじいし)、大島石の浴槽があります。そのほか、広くてゆったりした「神の湯」も。
出典:www.instagram.com(@mayumi0978)
2023年までを予定されている「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」により、可愛いラッピングアートで包まれているのは工事期間限定です。完成に期待しつつ、カラフルなアートも思いっきり楽しみましょ。
道後温泉本館の詳細情報
道後温泉本館
- 住所
- 愛媛県松山市道後湯之町5-6
- アクセス
- 松山駅 路面電車 20分 道後温泉駅 徒歩 5分
- 料金
- 【料金】 大人: 420円 神の湯 子供: 160円 神の湯
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飛鳥時代には聖徳太子も訪れたという道後温泉。そんな飛鳥時代の建築様式を用いた「道後温泉別館 飛鳥乃湯」は、道後温泉本館から道後商店街を通って徒歩約2分の場所にあります。レトロな外観は、はるか昔「太古の道後」をテーマとしながらも、愛媛の伝統工芸が散りばめられた最先端アートに触れることができますよ。
出典:www.instagram.com(@kiku3rinrin)
湯上りには、お部屋でお茶とお菓子をいただくこともできますよ。料金によって異なり、ギルディング和紙や天吊りシェードが優雅な印象の約60畳の大広間休憩室か、プライベートでくつろげる個室休憩室のどちらかです。個室休憩室は5つあり、それぞれ道後温泉に伝わる伝説や物語がモチーフ。なかには、特産である今治タオルを用いた可愛らしい「椿の間」というお部屋も♩
出典:www.instagram.com(@tomoki_uem)
「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」のひとつとして、ここ飛鳥乃湯では「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉中庭インスタレーション」が2024年2月末まで開催されています。写真家・映画監督の蜷川実花さんによる花の写真約230点が中庭を彩り、さらに2種類のオリジナル提灯でフォトジェニックなスポットに様変わり。ここは道後でも人気のフォトスポットなので、要チェックです◎
飛鳥乃湯泉の詳細情報
飛鳥乃湯と中庭を挟んで隣にあるのが「道後温泉 椿の湯」です。昭和28(1953)年、第8回国民体育大会が開催されたときに新設、その後に改築・改修を経たのち現在の形となりました。白壁の蔵屋敷を思わせる外観で、市民にも親しまれています。
聖徳太子が道後温泉に訪れた際、椿の生い茂る当時の様子を「天寿国(=極楽)」と例えたことから「椿の湯」という名になったのだそう。花崗岩を使った広々とした浴室には、本館と同じ形の湯釜があります。地元の方に混ざって、加水・加温なしの源泉かけ流しの湯に肩までしっかり浸かり、心身ともに癒されましょ。
道後温泉椿の湯の詳細情報
道後温泉駅から徒歩約5分。道後温泉本館南側に位置する「冠山(かんむりやま)」に、見晴らしのいい遊歩道があります。「道後温泉 空の散歩道」と名付けられたこの遊歩道は、道後の風景を楽しめるのはもちろん、源泉かけ流しの足湯や、季節の花々に癒されるお庭もありますよ。
道後温泉 空の散歩道の詳細情報
出典:www.instagram.com(@ahayanabe)
道後温泉を支える源泉は18本あり、そのすべてが分湯場と呼ばれる施設へと送られます。分湯場に集まった源泉は温度の異なる湯を混ぜることにより温度調節がなされ、やがて道後温泉本館をはじめとする浴場施設へ。道後温泉が加水・加温なしの源泉かけ流しで楽しめるのは、この場所があるおかげなんです。道後温泉駅北西にある「第4分湯場」では湯が集まる様子を見学できますよ。汲み上げ直後の源泉を使った手湯もあり、手を温めれば心の充電もばっちりです。
温泉に浸かったあとは、明治ロマンあふれる「道後商店街」へ。みかんジュースやジェラートなど、グルメやスイーツを求めて浴衣姿でそぞろ歩きが似合います。「道後ハイカラ通り」とも呼ばれていて、両サイドには約60軒ものお店が。道後温泉ならではのお店がたくさんあるから、お土産さがしにもぴったりです。楽しくって何度も往復してしまうかも♪
道後ハイカラ通り (道後商店街)の詳細情報
道後温泉本館からほど近い場所に、弘仁3(812)年建立、ご本尊を阿弥陀如来とする「圓満寺」があります。本堂前にある地蔵堂では3.67mの地蔵尊にごあいさつを。大きな白塗りのお顔に、なんだか和みます。奈良時代の高名な僧・行基の作と言われていて、大地震の影響で道後温泉の湯が止まった際、この地蔵尊に祈願したことで、再び湯が湧き出したとされています。「湯の大地蔵」と呼ばれ、今でも地元で親しまれているんですよ。
そんな圓満寺ですが、恋愛祈願に訪れる人が多数。奉納された「お結び玉」が連なる様子は、とってもカラフルでキュートです♡このお結び玉は道後温泉の湯玉をモチーフに、地元の方によって一つひとつ心を込めて手作りされたもの。眺めているだけで幸せな気持ちになります。
円満寺の詳細情報
道後温泉の最寄駅である「道後温泉駅」。明治44(1911)年竣工の旧駅舎を復元したという洋風建築は、明治時代の雰囲気たっぷりでただシャッターを切るだけで絵になります。市内を走る人気の「坊っちゃん列車」も、こちらが発着駅となり方向転換されるんですよ。目の前には「坊っちゃんカラクリ時計」のある「放生園」や、にぎやかな道後商店街も。夜の暗闇にライトアップされた駅舎にもうっとりするはず。
伊予鉄道 市内線(路面電車)の詳細情報
道後温泉駅から徒歩で約5分、日本三大八幡造の神社のひとつ「伊佐爾波(いさにわ)神社」があります。創建は不明というものの、1000年以上の歴史があるのだとか。3代松山藩主・松平定長(まつだいらさだなが)が建築した現在の社殿は、国の重要文化財にも指定されています。
華やかな社殿は見ごたえが抜群。元は別の場所にありましたが湯月城築城時、現在の場所に移されました。参拝には、135段の石段を上って社殿まで向かいます。夕暮れ時にこの階段上から眺める道後温泉の街並みも風情があるので、時間が合えばぜひ見てみてくださいね。
伊佐爾波神社の詳細情報
道後温泉駅前にある「放生園」。建立当時の伊佐爾波神社にあった御手洗川の水を湛えた池・放生池を埋め立てて造られた広場で、商店街を散策する観光客や駅の利用者など多くの人が集まります。広場にある足湯の湯釜は、かつて道後温泉本館で使用されていたもの。ここでもかけ流しの道後温泉を楽しめますよ。
道後温泉本館の振鷺閣がモチーフの「坊っちゃんカラクリ時計」は、決まった時間になると音楽とともに小説「坊っちゃん」のキャラクターたちが現れます。道後温泉本館竣工100周年を記念して造られました。時を告げる音楽が流れると、行き交う人も足を止め、おだやかな時間が流れます。
放生園の詳細情報
日頃忙しい人ほど、旅先ではのんびり過ごしたいですよね。道後温泉で体の疲れをたっぷり癒したあとは、放生園から徒歩約5分、自然あふれる「道後公園」でのんびりお散歩はいかが。約8.5haもの敷地があり、中央が丘陵地になっています。園内の展望台からは市街地のほか、よく晴れた日であれば瀬戸内海の島々までも眺めることができますよ。
道後公園展望台の詳細情報
出典:www.instagram.com(@zagigo_1472)
火災後、再建のためのチャリティーグッズとして作られた起き上がりこぼし「もういっぺん」。縁起物として、宝厳寺や道後観光案内所などで取り扱われています。金色の起き上がりこぼしは宝厳寺限定♪旅の記念にいかが。
宝巌寺の詳細情報
松山には、明治21(1888)年から67年間、蒸気機関車が走っていました。夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場したことで、その後「坊っちゃん列車」と呼ばれるようになりました。そんな坊っちゃん列車は、地元の声もあり2001年に復元され、今でも市民や観光客を乗せて市内を走り親しまれています。
坊っちゃん列車 (伊予鉄道)の詳細情報
一六茶寮
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
白鷺珈琲の詳細情報
白鷺珈琲
道後温泉、道後公園、南町 / カフェ、喫茶店
- 住所
- 愛媛県松山市道後湯乃町12-1 2F
- 営業時間
- [月] 09:00 - 18:00(L.O. 17:30) [火] 09:00 - 18:00(L.O. 17:30) [水] 09:00 - 18:00(L.O. 17:30) [木] 09:00 - 18:00(L.O. 17:30) [金] 09:00 - 18:00(L.O. 17:30) [土] 09:00 - 18:00(L.O. 17:30) [日] 09:00 - 18:00(L.O. 17:30) ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
3000年以上前から多くの人々に愛されてきた道後温泉。日々の疲れはもちろん、心機一転したいときにもおすすめです。歴史ある温泉と、魅力たっぷりのスポットは最高の癒し旅を叶えてくれます。旅の終わりには、すっきりとした気持ちになって新しい一歩を踏み出せるはずです。