竹林に囲まれた風情あふれる温泉街「修善寺温泉」のおすすめホテル＆旅館8選【静岡県】

伊豆で最古の湯治場とも言われ、開湯から1,200年以上もの歴史をもつ、伊豆「修善寺温泉」。修善寺の見どころは多くありますが、特におすすめなのが、祈りながら5つの橋を渡ると恋が実るという「恋の橋めぐり」です。「渡月橋（みそめ橋）」から「滝下橋（安らぎ橋）」まで順番に歩きながら、修善寺にお参りしたり、修善寺温泉のシンボル「独鈷(とっこ)の湯」の鑑賞もできますよ。

3つめの「桂橋（むすばれ橋）」を渡ると、「竹林の小径」が現れます。この遊歩道は桂川に沿って約300ｍほど続いている石畳の道で、すくすく育った竹林に包まれてゆったりお散歩できますよ。夕方以降はライトアップも行われ、ロマンチックな景色の中を歩くことも。

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修善寺温泉は湯ざわりやわらかで、赤ちゃんでも入りやすい「美肌の湯」としても有名なんですよ。歴史あるお宿やおしゃれなお宿を選んで、桂川のせせらぎに癒されながら天然温泉の恵みを満喫できる修善寺温泉へ出かけましょう。

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創業500年以上の歴史ある「あさば」は、修善寺温泉を訪れたら一度は泊まってみたい憧れのお宿として有名です。敷地内には600坪の池があり、優雅に流れ落ちる滝や川、桜や藤棚、紅葉に彩られる庭園など、目に映るものすべてが絵画のような美しさ。敷地内の能舞台で狂言や琵琶楽などの公演も楽しめたりと、日本の伝統美を堪能できます。

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客室は景色を静かに鑑賞できるよう、余計なものが置かれていないシンプルなデザイン。写真の「撫子」のように紅葉の後ろに広がる竹林を眺められるお部屋や、能舞台を望む「松風」、しだれ桜を正面に据えた「藤」など、室内にいながら非日常感ただよう風景を満喫できます。機能的なベッドルーム付きや、露天風呂付き客室など、泊まる客室タイプを変えてリピートしてもいいですね。

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男女入替制の野天風呂は、ほかのお宿では味わえないような圧倒的な設え。美しい竹林と庭園をうっとり眺めながら、源泉かけ流しで天然温泉を堪能できます。さらに檜造りの内湯や、予約不要で空いていればいつでも入れる貸切風呂もあるので、ほかのお風呂も覗いてみましょう。

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夕食では、駿河湾で水揚げされる魚介類のほかに、狩野川で育った鮎の炭火焼きなど川魚の美味しさも味わえます。高級旅館の食事にふさわしく、鱧と松茸のお鍋や天城産のシャモ鍋、黒米と煮穴子の握りなど、素材から上質なものばかり。贅を尽くしたお料理を堪能したら、池に面した瀟洒なサロンでシャンパンやワインも楽しめますよ。

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緑に囲まれた山の中の隠れ宿「ねの湯 対山荘」は桂川沿いにあり、全室天然温泉風呂付き客室です。客室は和モダンや純和室など全4タイプあり、二間続きやメゾネットのほかに、繊細な組子(くみこ)細工をあしらった創作特別室もありますよ。客室数は全11室と少なめで、落ち着いてプライベートな温泉タイムを満喫できます。

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お部屋の半露天風呂や内風呂では、3本の自家源泉から成る上質な天然温泉を楽しめます。全室にマイクロナノバブルのシャワーヘッドが完備され、毛穴の汚れを落としつつ、湯上りのお肌の保湿にも期待できそうですね。さらに大浴場では、富士山の溶岩石の内湯や、伊豆石の露天風呂などお部屋のお風呂とは異なる風情も楽しめます。

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夕食の会席料理は、伊豆名物のオレンジでスープを仕立てた和牛しゃぶしゃぶや、黒米の麵で味わう和風冷やし中華など、工夫を凝らした一品が織り込まれています。お食事処はうれしい完全個室で、プライベート空間でゆっくりいただけますよ。掘りごたつやテーブル席で温泉旅館の情緒を楽しみつつ、絶品会席を食べ尽くしましょう。

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昭和34（1954）年に、京懐石をベースにした本格割烹としてスタートした「柳生の庄」。写真は離れの「松の生」で、離れの2室はどちらに泊まっても素晴らしい庭園を独り占めできます。清々しい竹林に囲まれた見事な景観と数寄屋造りの建築の美しさにプラスして、純和風の本格的な懐石料理まで堪能できるお宿です。

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客室は離れの2室を含めて全15室で、全室で数寄屋造りを楽しめますよ。なかでも「初雁の間」「上弦の間」「若竹の間」は本数寄なので、より建築美を堪能したいならこの3室がおすすめ。うれしい心遣いとして、桧原水100％の無添加樹木水が完備されているので、ふんわりただよう檜の香りでもリラックスできそうです。

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大露天風呂では、美しい緑の中でメタケイ酸たっぷりの美肌の湯を満喫できます。竹林に囲まれた「武蔵の湯」と、ツツジや百日紅など四季のお花を眺められる「つうの湯」の2つの大浴場があり、男女入替制なので朝晩と別のお風呂を楽しめます。冷たい修善寺温泉水が用意された東屋で休憩しながら、ゆるゆると自分のペースで湯浴みできますよ。

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夕食の懐石コースでは、隅々まで計算された盛り付けや美しい器も見どころのひとつ。なめらかで濃厚な「胡麻豆富」や、お肉を石の上でじゅうじゅう焼く「温石焼」など、割烹時代から受け継がれている伝統的なメニューを味わえます。朝も夕もお部屋食なので、数寄屋造りのお部屋で優雅に食事できますよ。

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ピクニックスタイルの朝食プランなど、女子旅にもうれしい多彩なプランが用意されている「伊豆マリオットホテル修善寺」。客室タイプも豊富で、温泉露天風呂付プレミアルームのツインやキング、「エグゼクティブスイート」に泊まれば、お部屋から雄大な富士山をうっとりと眺めながら過ごせます。

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水着で温泉を楽しめる「温泉スパ」があるのも、このホテルのうれしい特徴です。水着着用ゾーンと大浴場ゾーンに分かれていて、お肌にやさしい天然温泉で遊んだり、じっくり温浴したりと気分に合わせてチョイスできまよ。また岩盤浴もあるので、温泉だけでなく岩盤浴でも体をしっかり整えられます。

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夕食はメインを静岡そだち・ふじのくに いきいきどり・富士山サーモンなどから選んで、そのほかは自由に取り放題のセミブッフェスタイルです。ブッフェは静岡産の旬菜をふんだんに使ったサイドメニューが並び、朝食では贅沢なシャインマスカットのスムージーを味わえることも。

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ディナー時には、マリオットホテルならではのカクテルを注文してみるのもおすすめ。カラフルなエディブルフラワーを使ったものや、キウイやイチゴなど旬のフルーツをたっぷり使ったフレッシュなカクテルを楽しめます。ディナータイムを華やかに彩ってくれるお酒とセットで、伊豆の恵みを堪能しましょう。

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桂川沿いの竹林の小径を歩いていくと、ちょうど終着点の辺りに「○久(まるきゅう)旅館」があります。大浴場や貸切風呂が充実したお宿で、居心地のいい和室やモダンな和洋室でゆったり過ごせますよ。寝返りの打ちやすいこだわりの寝具・ブレスエアーが採用されているので、睡眠環境も申し分なしです。

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4つの貸切風呂のうち「月下」「美人」の2つは無料の貸切露天風呂で、予約不要で空いていればいつでも自由に利用OK。さらに大浴場にはジャグジーや打たせ湯、寝湯に露天風呂、サウナも付いているので、体の疲れをしっかり癒せます。やわらかな湯ざわりの自家源泉「弘法の湯」にのんびり浸かって、美しい山と空をゆっくり眺めましょう。

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夕食では、甘みが濃くとろけるようなお造りや、贅沢な和牛のしゃぶしゃぶなど、見た目も美しい山海料理をいただけます。〆は、伊豆の本ワサビと香り高いカツオ節をご飯に載せて、醤油を回しかける「伊豆わさび飯」。体の内側から元気になるようなバランスのいいメニューなので、安心しておなかいっぱいいただきましょう。

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約15,000坪もの大きな庭園を擁する「宙 SORA 渡月荘金龍」。新垣結衣さん主演のTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のロケ地になったことでも人気の旅館です。ロビーやお庭、個室のお食事処が撮影スポットなので、ファンなら要チェック○

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お宿は3つのパワーストーンが祀られていることでも有名で、木々が続く道にドイツ製のチェアが置かれた「森の庭」というおしゃれな休憩スポットがあるんですよ。大きな庭園の中には「桂谷(けいこく)八十八ヶ所めぐり」の5つの石碑が建っているので、キレイな緑の庭園を楽しみつつ、パワースポット巡りもできます。

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「露天風呂温泉付 特別客室」の露天風呂では、美しい庭園に浮かんでいるような絶景の中で天然温泉を満喫できます。館内には大浴場もあり、浴槽がライトアップされる「光の露天風呂」や、達磨山を望む「夕焼けの露天風呂」でも天然温泉を楽しめますよ。チェックイン時に予約できる石造りや岩造りの2つの有料の貸切露天風呂もあり、館内の温泉施設も大充実です。

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客室からも景色を堪能。こちらは2022年にリニューアルされた6・7階にある半露天風呂温泉＆テラス付きの客室です。ライトアップされた夜の庭園は幻想的で、特別な時間になりそう♡

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夕食は月替わりの会席料理で、透き通る魚介類と新鮮な伊豆の野菜をたっぷり味わえます。朝食では鮎の干物や、自分で押し出す自家製ところてんが出ることも。プランによってお部屋食や個室ダイニングなど場所が異なるので、聖地巡礼で泊まるなら、予約時に撮影スポットのお食事処が押さえられるか確認しておくと安心です。

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創業400年以上の歴史ある老舗旅館「修善寺温泉 湯回廊 菊屋」。美しい庭園や池を眺められる館内は、川の上を長い廊下が通っていたり、池の周りをぐるりと廊下が囲んでいたりと印象的な造りです。情緒あるレトロな建築や、ノスタルジックなデザインをいたるところで楽しめるので、雰囲気のある旅館に泊まりたいならイチオシです。

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客室は本館・新館・別邸・離れと大きく4つに分けられ、新館と別邸は2021年オープン。また離れ「草庵」には源泉かけ流し露天風呂付き客室や、1棟の洋館を独占できる「メゾネット蔵」もあり、記念日などの特別な旅行や女子旅にもおすすめです。館内で古き良き風情をめいっぱい楽しみながら、キレイな内装のお部屋でゆったり過ごせますよ。

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館内には大浴場のほかに、予約不要で空いていればいつでも入れる無料の貸切風呂もあります。貸切風呂は露天風呂2つと内湯2つの合計4つあり、露天の「月」「星」では檜造りの浴槽で開放的な湯浴みを楽しめますよ。2つの内湯「古代の湯」「岩戸の湯」もタイルや細工が美しいお風呂なので、いろんなお風呂で天然温泉を満喫しましょう。

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夕食は、台の物や煮物、洋皿、ご飯まで好きなものを選べる「趣肴(しゅこう)会席」です。それぞれ2,3種類から選べるようになっていて、自分でメニューを組み立てて楽しめますよ。伊豆のスタンダードな魚介類の美味しさに加えて、特製ビーフシチューや静岡産のもち豚トマト煮なども味わえる大満足のディナーになりますね。

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卓球に漫画ライブラリー、カラオケにゲームコーナー、囲碁将棋に無料のマッサージチェアと館内で湯巡りしながら遊び尽くせる「桂川」。客室は落ち着いた和室が中心で、機能的な洋室も選べますよ。露天風呂付き和室もありますが、館内のお風呂が充実しているので通常客室に泊まっても十分楽しめそうです。朝も夕もバイキングスタイルで、夜食に夜鳴きそばのサービスもありますよ。

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露天風呂付き和室にはよりお風呂を楽しめるようにと、専用の檜のブロック、レモン、追加のタオルが用意されています。こういうちょっとした心遣いがうれしいですよね。ちなみに、アメニティはSDGsへの取り組みの一環としてバイキングスタイルになっていて、チェックインのあとにお茶菓子や珈琲なども含めて好きなものを自由に取れるようになっています。

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大浴場では内湯も露天風呂も楽しめて、どちらも申し分のない大きさ。特に女湯の大浴場には、素敵なデザインの露天風呂が2つ完備されています。7つの貸切風呂で湯巡りできるお宿なので大浴場は意外に穴場で、こんなに大きなお風呂が逆に貸切状態になっていることもあるんだとか。やわらかくクセのない修善寺温泉を、緑を眺めながら悠々と楽しめますね。

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7つの貸切風呂は無料で、空いていればいつでも利用できます。「七湯めぐり」と名付けられた入口にはパネルが設置され、どのお風呂が使用中かすぐにわかるので便利ですよ。インパクトのある真っ赤な「朱壺の湯」や、石造りの「八角の湯」、寝湯スタイルの「瞑想の湯」など、いろんなお風呂を巡りながら天然温泉を心ゆくまで満喫しましょう。

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美しい風情をそのままの形で残している修善寺温泉。「恋の橋めぐり」で恋愛成就を祈ったあとは、伊豆最古の木造建築「指月殿」まで足を延ばして、「お伺い石」に願いが叶うかどうか占ってもらうのもおすすめです。緑たっぷりの澄んだ空気に包まれて、温泉三昧で元気をチャージしましょう。