海と心地よい風にリフレッシュ。車で行けちゃう「志賀島」の魅力大公開

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毎日同じことの繰り返し…仕事は好きだけど、ここ最近少し息が詰まってきたなと感じたら、女友達を誘って旅行へ出かけませんか？おすすめは羽田空港から2時間の福岡県。特に福岡県北部は玄界灘を臨む美しい海岸線が広がり、リフレッシュしたい女子旅におすすめのエリアです。日常からちょっと離れて、羽根を伸ばしに行きましょう♪

福岡は、あちこち回れる広さのコンパクトシティ。旅行者でも気軽に行ける距離にある「志賀島（しかのしま）」は、福岡市内から車で約30分の位置にあります。志賀島は1周約10kmの小さな島で、島内には史跡をはじめ海水浴場やサーフスポット、温泉もあり、福岡のリゾートスポットとしても人気があります。周りを玄界灘に囲まれたこの小さな島は、歴史的にも重要な拠点として扱われてきました。島の名前に覚えはなくとも、日本人なら実は皆が知っている“○○”が発見された島としても有名です。この記事では、志賀島の魅力をたっぷりご紹介します♪

美しい海岸線を見ながら観光をするなら車での移動が便利。レンタカーを利用して、わいわい楽しい女子旅をはじめましょう！道路の両側に広がる海と砂浜が、あなたをお出迎えしてくれることでしょう。陸路で訪れる場合には、島に近づくにつれて道路の両側に海が広がる「海の中道(なかみち)」の解放感あふれる景色が楽しめますよ。

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志賀島へは博多港にある「福岡市営渡船ターミナル」を発着する船で訪れる方法も。こちらの船は、海の中道エリアにある「西戸崎旅客待合所」を経由して志賀島に到着します。

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志賀島にはマウンテンバイクなどがレンタルできる「シカシマサイクル」があり、島内を自転車で巡ることができます。JR博多駅から香椎(かしい)線に乗車した場合にも、終点「西戸崎駅(さいとざきえき)」の近くにある「西戸崎旅客待合所 」で自転車のレンタルが可能です。

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志賀島を有名にしたのは、何と言っても「金印」。金印は弥生時代に交流のあった中国の「漢」から卑弥呼に送った印と伝えられ、江戸時代の中頃、志賀島で水田の溝を修理していた農民が土の中から見つけたと伝えられています。現在「金印」は、福岡市内にある「福岡市博物館」で常設展示されています。時間があればこちらもぜひ訪れてみてくださいね。

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「金印公園」は、天明４年(1784)志賀島の農民である甚兵衛が大石の下から「漢委奴國王」の金印を発見したと伝えられる場所にある公園です。園内には志賀島を中心とした古代の地図、福岡に縁のあった中国の古代史家で文学者でもあった郭沫若(かくまつじゃく)の詩碑なども建てられています。ゆるやかな丘陵を上がると、玄界灘を一望できる展望広場が見えてきます。

展望広場からは、海の向こうに能古島の也良岬(やらのさき)が見えます。也良岬は朝鮮半島からの敵の襲来に備えて、防人(さきもり)が置かれていました。金印のモニュメントとレプリカ、「漢委奴國王金印発光之処」記念碑も建てられています。玄界灘の心地良い海風に吹かれながら、しばし古代の様子を想像してみましょう。

金印のレプリカは、宙に浮いたような写真が撮影できるおすすめのスポット！煌めく玄界灘の水面とコラボした、素敵な1枚を撮影しましょう。

「志賀海神社」は、福岡市営渡船志賀島旅客待合所から徒歩約6分。ここには、黄泉の国から帰った伊邪那岐命(イザナギノミコト)のけがれを落とすことにより生まれた綿津見三神(わたつみさんしん)が祀られています。福岡の海の守り神として古くから信仰を集め、「海神の総本社」とも呼ばれています。シーンと静まった境内は、厳かな気持ちになりますね。

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志賀海神社は、参拝前に手水舎で左手、右手、口を清め、さらに「御潮井(清めの砂)」を使って体を清めます。他の神社にない変わった作法ですね。

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境内にある万葉歌碑には、「ちはやぶる鐘の岬を過ぎぬとも われは忘れじ志賀の皇神」と記されています。そのほかにも県指定の重要文化財に指定されている「宝篋印塔(ほうきょいんとう)」など、古代のロマンを感じる足跡が遺されています。時間のゆるす限り、境内の中を散策してみましょう。

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「志賀海神社」まで車で訪れる際は、町中を通ると道が狭いので東側にある542号線金印海道の利用が良いでしょう。神社のすぐ脇には広い駐車場もあります。

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志賀島は、玄界灘の幸を手軽に安く味わえるグルメの島でもあるんです。「中西食堂」は福岡市営渡船志賀島旅客待合所から徒歩約2分、玄界灘の幸を手軽に安く味わえると評判のお店。M-1チャンピオンの博多華丸大吉さんなど多くの芸能人が訪れる人気店で、店内にはたくさんの色紙も貼られています。

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中西食堂の名物と言えば、サザエ丼の2倍のサザエがトッピングされた「曙丼」。こりこりの食感のサザエ、採れたての新鮮ワカメ、海老などを玉子でとじた丼で、一口食べてみると口の中に磯の香りがふわっと広がります。

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サザエ丼と壷焼きのお得なセットや、ちゃんぽんなどのメニューもボリュームたっぷり！お腹をうーんとすかせて訪れましょう。

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志賀島といえば、サーフィン！玄界灘の潮風に吹かれていつも白波が立っている海岸は、平日土日に関わらずたくさんのサーファーが波を求めて集まっています。泳ぎが得意な人もそうでない人も、靴を脱いで砂浜に降りてみては？

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玄界灘を望む志賀島の西側は、夕日の美しさが有名なスポット。「休暇村 志賀島」の前にある志賀島海水浴場や勝馬海岸などがおすすめのポイントです。夕方、漁から帰ってくる漁師たちに「紅洋(こうよう)」とよばれる幻想的な夕景を志賀島観光の最後に楽しみましょう。

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志賀島北部にある「休暇村志賀島」は、島内唯一の天然温泉。志賀島温泉「金印の湯」は日帰り利用もOK！志賀島で遊びすぎて帰りの運転が面倒だな…なんて時には、そのまま宿泊してしまうのもおすすめです。温泉でしっかりリフレッシュしましょう！

大浴場は内湯と外湯があり、外湯からは玄界灘の景色が一望できます。洗い場にはシャンプー、リンス、ボディソープもありますよ。

レストランは昼も夜も利用できます。昼は海鮮丼やサザエ丼、本日の煮魚、刺身盛り合わせなどの定食メニューが味わえます。夜は、博多の素材を活かしたビュッフェや会席など。事前の予約で温泉入浴券付きのプランもありますよ。

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「海の中道海浜公園」は、福岡市内から志賀島へ向かう途中にある広大な公園です。四季折々の花々が咲く花の丘やフラワーミュージアム、動物たちと触れ合えるエリア、水族館もあります。時間があればサイクリングセンターで自転車を借りて、園内を散策してみましょう。清々しくて、とっても気持ちいいですよ。

出典：落合涼さんの投稿

福岡で有名な水族館「マリンワールド海の中道」。「夜の水族館」や「バースデープロジェクト」など楽しい企画を次々打ち出すこの水族館の一番の目玉は、やっぱり「イルカとクジラのショー」！イルカとクジラの違いは「大きさ」ってこと、ご存知でしたか？小さなクジラ「ゆきちゃん」がイルカたちと頑張る大迫力のショーは、観ないと損！季節や曜日で開催時間が変わりますので、ご注意くださいね。

出典：藤野さんの投稿

史跡巡りに、温泉、浜辺の散策、海の幸グルメも楽しめる魅力満点の志賀島！九州にお越しの際にはぜひ足を運んでみてくださいね。