2024年06月24日
【京都】京町家の貸別荘「京の温所」。暮らすように過ごせるお宿7選
全国有数の観光地として知られる京都市は、観光スポットだけじゃなく、その歴史ある町並みも素敵な場所です。宿泊施設もたくさんあるので迷ってしまいますよね。そこで今回ご紹介するのが、「京の温所」という貸別荘型のお宿です。京町家をリノベーションしたこちらのお宿には、ホテルや旅館で提供されるようなサービスはありません。その分、実際に暮らすように過ごせるところが魅力の1つ。歴史を感じる町家にステイしてみたい方や、体験型の滞在を楽しみたい方におすすめですよ。京都の町に溶け込みながら、自由に過ごしてみませんか?
全国有数の観光地として知られている京都市。各所にある観光スポットだけではなく、歴史を感じる町並みも魅力的ですよね。宿泊施設も豊富でどこに泊まるか迷ってしまうかも…。今回ご紹介するのは、京都市にある宿泊施設の1つ「京の温所(きょうのおんどころ)」です。京町家をリノベーションしたお宿には、ホテルや旅館のようなサービスはありません。でも実際に暮らすように過ごせるので、京都をより身近に感じられますよ。日常を離れ、体験型の滞在がしたい方、町家ステイを楽しみたい方には特におすすめです。
「京の温所」は、衣料品メーカーとして有名な「株式会社ワコール」がプロデュースするお宿。京都の中で手付かずとなってしまった町家がリノベーションされていて、外観や内装などは可能な限りそのままの姿が残されているところが魅力的。「住み続けられるまちづくり」の事業の1つで、10~15年間お宿として活用された後は、そのまま元のオーナーさんに返される仕組みです。ワコールの考えに共鳴する方や、京文化の継承を願う方にもぜひ泊まってもらいたい場所なんだとか。どんなお宿があるのか、早速見ていきましょう!
これからご紹介するホテル・宿まとめ
※表示価格はすべて税およびサービス料込み
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「京の温所 御幸町夷川(ごこまちえびすがわ)」は、地下鉄東西線「京都市役所前駅」のゼスト御池口から徒歩約9分の場所にあります。「京都御所」の南に位置し、お宿のすぐ傍にある夷川通には、「家具の街」とも言われ、昔ながらの家具専門店や和菓子屋などが立ち並び京都ならではの風景にも出会えますよ。約90年前、茶道を思う存分気楽に楽しみたいという願いから建てられた町家で、茶道の気配を感じながら過ごしてみませんか?
表門をくぐると、すぐ右手に「オモテノマ」という和室があります。玄関を通らず直接こちらの和室にあがってしまうこともできちゃいますよ。雪見障子や天井、柱は、当時の数寄屋造り(すきやづくり)の美しさがそのまま残っています。そこに揃うのは、「飲む」「呑む」をテーマにした本。この町家を建てたご隠居様も愛したという小さな空間で、やすらぎの時を満喫しましょう。
こちらは、キッチンとダイニングです。キッチンの天井は吹き抜けの状態になっています。これは、光を取り込んだり煮炊きの湯気を逃がすための「火袋(ひぶくろ)」が生かされているから。おしゃれに飾られているお茶道具もフォトジェニックですね。ダイニングは掘りごたつ式。キッチンに立つ人と目線が合うような作りなので、食事の支度をする時間でも会話が弾みそうです。
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「京の温所 麩屋町二条(ふやちょうにじょう)」は、地下鉄東西線「京都市役所前駅」のゼスト御池口から徒歩約8分の場所にあります。建てられた当時の約150年前の雰囲気を残しつつ、現代の暮らしに合わせてリノベーションされています。大きなお家なのでベッドルームも和室も2部屋ずつあり、最大8人までお泊まりできますよ。
伝統的な雰囲気が残る室内に置かれている家具は、老舗家具メーカーとして有名な「カリモク家具」のものです。上質な木製家具が周囲と自然に馴染んでいて、落ち着きの空間が広がります。お部屋の各所では現代アートの姿も見られ、特にインパクトがあるのはダイニングの壁一面に飾られた「野田版画工房」の唐紙。次世代に繋ぐというお宿のコンセプトを表現しているそうですよ。
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「京の温所 西陣別邸(にしじんべってい)」は、地下鉄烏丸線「今出川」駅の4番出口から徒歩約19分の場所にあります。他の「今日の温所」より歩きますが、敷地は広々としていて、専用ガレージには車が2台停められるので、車の旅にもおすすめ。ベッドルームや和室も2部屋ずつあり、8人までの宿泊が可能。広いおうちでゆったりと過ごせますね。
ダイニングやリビングの床は、足裏に心地よさを感じさせる炭モルタルでできています。夏はひんやり感を楽しめるし、冬は床暖房で裸足でも温かく過ごせますよ。北欧ヴィンテージの家具には、「ミナペルホネン」のテキスタイルがあしられていておしゃれ♪また、この居間の窓の向こうには大きなお庭があります。春にはしだれ桜が咲く様子も眺められるため、お花見するのも楽しそうですね。
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「京の温所 御所西(ごしょにし)」は、地下鉄烏丸線「丸太町」駅2番出口から徒歩約7分の場所にあります。徒歩約5分で辿り着ける「京都御所」の西側という、アクセス良好な京都市内の中心部に位置しています。こちらのお宿は、大阪のクリエイティブユニット「graf(グラフ)」がリノベーションを手掛けたもの。築100年以上の建物だとは思えない雰囲気を味わってくださいね。
建物の中央は、大きな吹き抜けとなっています。吹き抜けのちょうど真下がダイニングスペースになっていて、天窓から差し込む光や影の具合が、この空間に様々な表情を作り出してくれますよ。ダイニングの隣にあるリビングからは、坪庭に抜けられます。約40種類の草木が元気に育つ坪庭は、お風呂からも観賞できますよ。
こちらは2階のライブラリースペース。ゴロンと寝転がれるベンチソファもあるので、横になって本を開いてみるというぐうたらスタイルも取れちゃいます。それから、写真の奥にある小さな入口に気付きましたか?ここを潜り抜けると和室スペースになります。隠し部屋のような雰囲気でテンションが上がりますね!天井が低いため、頭上には気を付けて。
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「京の温所 丸太町(まるたまち)」は、地下鉄烏丸線「丸太町」駅の5番出口から徒歩約2分と駅近で便利♪京都市内の中心部ですが、面しているのは静かな通りです。室内には、肌や髪にやさしい炭酸泉風呂や、ソープやシャンプーがキメ細かく泡立つ軟水シャワー、そしてミラーや照明に拘った広いメイクアップコーナーなど、女性向けの仕掛けがたくさん♡女子旅にはこちらがおすすめですよ。
こちらは2階のラウンジスペースです。「トラフ建築設計事務所」によってプロデュースされた空間は、大小様々なまんまるの行灯(あんどん)と、京都の石庭を思い出させるようなソファがインパクト大。寝る前のひと時を、ソファの上で座ったり寝転がったりしながら、友達と語り合って過ごしてみてはいかがでしょうか。
1階に鎮座している大きなアイランドキッチンは、4人で座りながら作業するのにも余裕の広さを誇ります。シンクには「クリンスイ」という浄水器が設置されていて、このお水を使うとお茶やコーヒーの香りが普通のお水よりも強く引き立つのだとか。料理が終わったら、すぐ隣の和室の掘りごたつで、お庭を眺めながらまったりしましょ。
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こちらは、2階にあるダイニングスペース。大きく取られた窓から見える白い壁は隣にある蔵です。その蔵では、「パンとエスプレッソと本日の」で出されるパンが作られています。生地をこねる音や、パンを焼くいい香りが室内まで届いてきますよ。お店で作られた焼き立てパンを朝ご飯としていただける、「本日のmorning(モーニング)プレート」付きプランでの宿泊がおすすめ♡
キッチンは、パンに合う料理を作って楽しめるようにという心配りがされています。その筆頭が、美味しいトーストが焼けるスチームオーブントースター。連泊するなら、「パンとエスプレッソと本日の」で食パンを買って毎朝焼いてみるのもいいですね。グリルにオーブンレンジ、IHコンロも3口揃っています。パン食生活が充実し、まさに暮らすように過ごせそう♪
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パンとエスプレッソと京との詳細情報
パンとエスプレッソと京と
丸太町(京都市営)、二条城前、烏丸御池 / カフェ、パン
- 住所
- 京都府京都市中京区指物屋町371
- 営業時間
- [月] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [火] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [水] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [木] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [金] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [土] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [日] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [祝日] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [祝前日] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) [祝後日] 08:00 - 18:00(L.O. 料理17:00) ■ 定休日 リニューアル工事のため11月より休業 (12月に再開予定)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
「京の温所」のご紹介はいかがでしたか?京町家をリノベーションしたと一口に言っても、その姿は本当に様々です。お宿の雰囲気や立地がそれぞれに違うので、京都でどういう過ごし方をしたいのかを考えて、1番自分にしっくりくる場所に泊まってみてくださいね。そして暮らすように過ごしながら、京都の文化を堪能しましょう♪
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宿泊者数 / 部屋数
大人2名 / 1室