2016年06月23日
子どもが元気いっぱい楽しめる!モエレ沼公園の魅力&グルメ
『モエレ沼公園』は、札幌市郊外にある広々とした園内に巨大な噴水、水遊び場、芸術性の高い遊具などがあり、一日思いっきり身体を動かして遊ぶことができる注目スポットです。世界的な彫刻家イサム・ノグチが公園全体の基本計画から遊具まで設計。遊びながらアートにも親しめる、”これが公園!?”と思うような魅力にあふれています。夏には自転車、冬にはそりやスノーシューのレンタルも低価格で行なわれていて、手ぶらで行くことができるのも嬉しいところです。子供連れに嬉しいそんなモエレ沼公園の魅力と周辺グルメをご紹介します。
「モエレ」とはアイヌ語で静かな/穏やかな川を意味する「モイレペツ」を語源としています。札幌市内を流れている豊平川がはるか昔、今とは別のところを流れていて、その名残がモエレ沼公園をとりまく水辺だと考えられています。
モエレ沼公園の地面を掘ってみると何が出てくると思いますか?土だけ?いえいえ、なんと30年位まえの札幌市民が出したゴミが出てくるんです。ここは1979年から1990年にかけてゴミ処理場として利用され、今でも地面の下に約270万トンのゴミが埋まっているんです。
ゴミ処理場の跡地を公園にすることが決まった1988年、世界的に著名な彫刻家であったイサム・ノグチが札幌にやってきます。「人間が傷つけた土地をアートで再生する。」とモエレ沼公園の設計を札幌市に申し出るのでした。ところが、公園の全体計画ができたところで、イサム・ノグチは急死してしまいます。
しかし、その夢と構想を引き継いで公園は作られ、2005年に完成したのでした。札幌ドーム約34個分もの広大な面積があるモエレ沼公園はこうして誕生したのでした。
イサム・ノグチ | モエレ沼公園−イサム・ノグチ設計
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とても広いモエレ沼公園の中から、子どもたちに大人気な遊び場を紹介していきましょう。
モエレ沼公園への一番大きな門は東口です。そこから橋を渡ってすぐに見えてくるのが、この大きな「ガラスのピラミッド」です。まずはここを目指しましょう。
「ガラスのピラミッド」から見える大きな山が「モエレ山」です。
モエレ山は標高62.4メートル、ふもとからの高さも52メートルあります。山の大きさと頂上にいる人影の小ささに一瞬ひるんでしまいますが、10分くらいで登りきることができます。元気いっぱいの子どもたちはまっすぐ頂上を目指して、そうではない(?)お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃんもモエレ山をぐるっと一周するように緩やかな階段が作られていますので、是非頂上を目指してみてください。
これ遊具なの!?という驚きの声が聞こえてきそうです。「サクラの森」のなかには、7つのエリアにカラフルで形もおもしろいイサム・ノグチがデザインした遊具が126基も置かれているんです。いつまででも遊ぶことができそうですね。
「海の噴水」と呼ばれるこの噴水!噴水以上の何かです。何もかもスケールが違いすぎるんです。
15分のショートプログラムと40分のロングプログラムがあり、運転時間が決まっています。天候により中止する場合もあるようですので、ホームページや現地でご確認ください。
海の噴水 | モエレ沼公園−イサム・ノグチ設計
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モエレ沼公園の魅力の1つはなんといってもこのなにもない広~~い芝生です。おにごっこで全力で走りまわったり、フリスビーやキャッチボールをしたり、思い思いに過ごせます。
ぐるっと一周するのには3.75キロメートルもあるモエレ沼公園、なかなか歩くだけでは回れませんよね。自転車に乗れる子どもにおすすめなのは、レンタサイクルです。
モエレ沼公園は隠れた花見の名所です。広い園内に植えられえたサクラの木の本数はなんと2,300本以上にもなります。札幌市内にこれだけの本数が植えられているところは他にないのでは。
暑い夏は「モエレビーチ」で水遊びで決まりです♪池の中心から湧き出る水が緩やかな波をつくって周囲に広がっていきます。真っ白な底がきれいで穏やかな南の国の海にいるような気分です。
2012年から始まった夏のイベントが「モエレ沼芸術花火」。花火と音楽を組み合わせた、雄大かつ繊細な新しい花火大会です。公園内で鑑賞するには有料のチケットが必要です。
モエレ沼芸術花火2016|選び抜かれた音楽と磨き抜かれた花火
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さえぎるもののない広い芝生が魅力的なモエレ沼公園ですが、真夏にはちょっと困ったこともあります。それは、とっても暑いということです。木陰は涼しい風が吹き抜けるさわやかな札幌の夏ですが、直射日光の下ではやっぱり暑いもの。子どもの熱中症や日焼けを心配して、思いっきり遊べないとちょっと残念ですよね。それに比べて日差しが弱まった秋は、広い芝生を思いっきり楽しむにはとてもいい季節です。
モエレ沼公園は、手ぶらで行ってもウィンタースポーツを楽しむことができるんです。まずは、そり。モエレ山の上からのそり滑りは、距離も長くスリルもあります。小学校高学年くらいからは、歩くスキーやスノーシューで遊ぶこともできます。道具は貸してくれますが、温かい恰好でお出かけください。
ウインタースポーツ用品レンタル | モエレ沼公園−イサム・ノグチ設計
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広い公園を駆け回っているともうお昼!ピクニックもいいですが、手軽に食事が出来るところも知っておきたい!という人へ、周辺グルメ情報の紹介です。
モエレ沼公園内の「ガラスのピラミッド」の1階にあるテイクアウト専門のお店です。「ガラスのピラミッド」の中にはフレンチレストランもありますが…ちょっと子連れには敷居が高いもの。テイクアウトであれば、芝生の上でのピクニックは楽しいものです。
ランチボックスやカレーライスなど軽食メニューもそろっています。ここでお腹いっぱい食べて午後もしっかり遊びましょう!
パニエの詳細情報
パニエ
札幌市東区その他 / ソフトクリーム、弁当、パン
- 住所
- 北海道札幌市東区モエレ沼公園
- 営業時間
- [月] 11:00 - 17:00 [火] 11:00 - 17:00 [水] 11:00 - 17:00 [木] 11:00 - 17:00 [金] 11:00 - 17:00 [土] 11:00 - 17:00 [日] 11:00 - 17:00 ■ 営業時間 11:00~17:00 (4月中旬~11月中旬の夏季期間のみ営業) ■ 定休日 第1月曜
- 平均予算
- ~¥999
こちらのお店はモエレ沼公園から車で約5分と隣接する農業体験施設「サッポロさとらんど」にあるバーベキュー施設です。全て用意がされているので、手ぶらで行って焼き肉を楽しむことができます。
バーベキューハウスの詳細情報
バーベキューハウス
新道東、元町(札幌) / ジンギスカン、焼肉
- 住所
- 北海道札幌市東区丘珠町573-27 サツラク ミルクの郷
- 営業時間
- [月] 11:00 - 17:00 [火] 11:00 - 17:00 [水] 11:00 - 17:00 [木] 11:00 - 17:00 [金] 11:00 - 17:00 [土] 11:00 - 17:00 [日] 11:00 - 17:00 ■ 定休日 不定休(サツラクミルクの郷に準ずる)
地下鉄東豊線・環状通東駅から、中央バス(東69・東79)でモエレ沼公園東口バス停下車すぐ。車では札幌市中心部から30分ほどかかります。
アクセス | モエレ沼公園−イサム・ノグチ設計
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いかがでしたか?広々としたスケールとアートを同時に手軽に楽しめるモエレ沼公園は魅力がいっぱい♪次のお休みの日は家族でモエレ沼公園に是非お出かけしてみてくださいね。
モエレ沼公園の詳細情報
モエレ沼公園
- 住所
- 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
- アクセス
- 1) 地下鉄環状通東駅からバスで25分地下鉄環状通東駅より中央バス東69・79乗車、「モエレ公園東口」から徒歩10分 2) 札幌市街地から車で30分国道12号、国道275号、道道89号線(環状通)を経由し三角点通を中沼方面に進む
- 営業時間
- 7:00〜22:00
- 定休日
- 無休※ガラスのピラッミドは4/29〜11/3の毎月第1月曜日・11/4〜4/28の毎週月曜日及び年末年始
- 料金
- 無料
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