心安らぐ景色を見に行こう。一人旅で巡りたい岐阜の「観光スポット」7選

東京から岐阜へのアクセスは、新幹線や高速バスで3時間から6時間ほど。遠すぎず近すぎず、気ままな一人旅にぴったりです。誰にも気兼ねなく旅を楽しみたい女子の皆さん！岐阜の“心安らぐ景色”を見に行きませんか？

一人旅のスケジュールは気分次第。すてきな場所を見つけたら一日中そこで過ごしたっていいんです。岐阜には、江戸時代みたいな風情あふれる場所に加え、自然×アートが融合したスポットもあります。ずっと眺めていたい景色にきっと出会えますよ。

ご当地グルメも旅の楽しみです。岐阜ならではの郷土料理や和菓子などをぜひ味わってくださいね。

電車やバスなどの公共交通機関を利用してもいいですが、自動車で巡るのもおすすめ。自家用車でもレンタカーでも、大好きな音楽をBGMに一人だけの空間を楽しんじゃいましょう。

中山道は、東京・日本橋と京都・三条大橋を結ぶ“五街道”の一つ。中でも、山越えに備える旅人が集まった岐阜・馬籠周辺では、いくつもの宿場が発展しました。山深い場所に、昔ながらの旅籠や水車、石畳などがあり、周辺はフォトスポットだらけ。江戸時代のような景色に囲まれて、お散歩を楽しんでくださいね。

毎年11月に開催される「馬籠宿場まつり」や、1月後半～2月中旬まで開催される「木曽路氷雪の灯祭り」では、石畳の道が行灯（あんどん）で照らされて幻想的な雰囲気に。

歩き疲れたら、名物の“栗きんとん”を食べて一休みしませんか？「澤田屋」の栗きんとんは、最高級の栗の実を使った逸品です。ほっくりした食感や上品な甘さを楽しんでくださいね。

岐阜の郷土料理である“五平餅”も食べておきたいところ。お店によって味や形が違うので、何軒かハシゴして食べ比べてみるのもいいですね♪

高山市の上一之町、上二之町、上三之町は「さんまち通り」と呼ばれ、江戸末期から明治中期に建てられたお屋敷や蔵などが建ち並んでいるエリア。かつて城下町として栄えた歴史あふれる場所をふらりと散策してましょう。

時間ごと季節ごとに景色がガラリと変わるので、何度も足を運びたくなります。お気に入りのフォトスポットを探してくださいね。

肉好きな女子にぜひ味わってほしいのが、テイクアウトできる“飛騨牛にぎり”です。口の中で脂がとろけて最高！「ほっぺたが落ちる」、「おいしすぎる」と虜になる人が続出しているんです。写真は、異なる味付けが施された“にぎり”2貫と、軍艦がセットになった「三種盛り」です。お皿の部分はお煎餅なので、最後までおいしくいただけますよ。

電車やバスなど公共交通機関で観光している女子は、高山で200年ほど続く「舩坂酒造店」に立ち寄りませんか？こちらは「深山菊」や「甚五郎」が有名な造り酒屋です。敷地内にはレストランがあるのでお食事も楽しめます。お酒を買うと、隣のバーカウンターで飲むこともできますよ。

※飲酒運転（酒気帯び運転・酒酔い運転）は「道路交通法」で厳しく禁じられています。ご注意ください。

岐阜県・大野郡白川村は、大小100棟ほどの“合掌造りの住宅”が立ち並ぶ絶景スポット。白川郷は1995年、富山の五箇山とともにユネスコの世界文化遺産に登録されています。「荻町城跡（おぎまちしろあと）展望台」に上ると集落を一望できますよ。

※交通規制があるので、車で訪れる際は事前にアクセス方法を調べてくださいね。

荻町合掌集落で最大規模を誇る「和田家住宅」は、現在も住居として活用されている国指定の重要文化財です。1階と2階部分を一般公開中。館内では、ガイドさんが建物の歴史や構造などについて教えてくれます。建物内部の貴重な写真を撮影できるほか、炭の灯る囲炉裏でほっこり休憩できますよ。

岐阜県・養老街にある「養老天命反転地」は、アート好きな女子におすすめ。世界的に有名な美術家、荒川修作氏と詩人のマドリン・ギンズ氏が30数年におよぶ構想をもとに完成した作品です。周辺は緑にあふれ、歩いているだけで癒やされます。アートの中に入り込んだような不思議な体験をしてくださいね。

丘や窪地などの斜面に作られているため、ゴム底のスニーカーや両手を使えるリュックで行くと思いっきり楽しめますよ！身体を使ってバランスをとりながら作品たちに触れてください。

こんな不思議なスポットもあります！好奇心がくすぐられますね。

関市の根道（ねみち）神社には、地元で「名もなき池」、「モネの池」と呼ばれる池があります。印象派を代表する画家クロード・モネが描いた“睡蓮の池”のように美しい絶景スポットです。

この池では頭部にハート柄がある鯉が泳いでいて、この鯉を見ると恋愛成就するという噂も…。じっくり時間をかけて探したいですね。

6月ごろになると、境内の草木が茂り、睡蓮の花が咲き誇り、華やかな景色が広がります。秋の紅葉や、葉が落ち木漏れ日が差す冬の風景も風情があります。季節ごとに訪れたいですね。

付知川は“岐阜県の名水50選”に選ばれた清流です。川沿いには渓谷が形成されおり、美しい滝がたくさん♪青く澄んだ滝つぼや、渓谷にかかる吊り橋も一見の価値があります。“森林浴の森 日本100選”にも選ばれた景色を眺めながら、好きなだけマイナスイオンを浴びてくださいね。

整備された「不動滝遊歩道」ではトレッキングができますよ。「観音滝（写真）」を始めとした代表的な三つの滝を巡っちゃいましょう。ただし、滑りやすい場所もあるのでトレッキングの装備で出かけるのが吉！勢いよく流れ落ちる滝は迫力満点です。

岐阜県・中津川市の蛭川（ひるかわ）では、大正時代に立派な「大井ダム」が完成。それに伴い、周辺に豊かな水をたたえる「恵那峡」が誕生しました。右岸にある「さざなみ公園」をゆっくり歩きながら、四季折々の花々×湖の絶景を楽しみましょう。

遊覧船や屋形船で渓谷を巡って、ダイナミックな奇岩や絶壁、季節の花々を堪能しませんか？ジェット船だと20kmのコースを30分で巡れますよ。

岐阜には、江戸時代のような日本の原風景や、自然×アートが融合した景色など、都内からわざわざ見に行きたい絶景がたくさん。心安らぐ景色にきっと出会えます。次の旅先の候補に加えてくださいね。