【2018年】新潟・日本三大夜桜ひとつ「高田公園」の桜の見ごろは4月中旬!

2018年の日本気象協会による【新潟県】桜の開花予想は、4月8日頃になります。

「日本の歴史公園100選」「日本さくら名所100選」「日本三大夜桜」に選定されている「高田公園」。まずは高田公園についてご紹介します。

新潟県上越市にある「高田公園」は、徳川家康の六男である松平忠輝(ただてる)公の居城として慶長19年(1614年)に築城された高田城の跡地につくられた公園です。公園面積は50haと東京ディズニーランドと同じくらいの大きさで、市街地中心部に位置する公園では全国でも有数の規模を誇ります。園内には、復元された高田城三重櫓や総合博物館、小林古径記念美術館、遊歩道やスポーツ施設など充実した施設があり市民の憩いの場となっています。高田公園は、「日本の歴史公園100選」「日本さくら名所100選」に選定されている歴史と文化の公園なのです。

「日本さくら名所100選」に指定されている高田公園。夜桜は「日本三大夜桜」に指定されています。その始まりは、明治42年(1909年)、第13師団の入城を祝い在郷軍人団が城跡に2200本の桜を植樹したことから始まり、現在では4000本！桜で有名な東京都上野公園の桜が1100本と言われていることから比べても、その迫力に圧倒されること間違いなしです！

高田公園に桜を見に行くならば、夜桜は外せません！何といってもその美しさから「日本三大夜桜」に認定されているのですから。毎年桜の開花時期にあわせて4月上旬から4月中旬にかけて開催されている「高田城百万人観桜会」は、大正15年(1926年)より毎年行われています。期間中はライトアップされ、約4000本の桜と3000個以上のボンボリが立ち並ぶ桜を見に、全国各地より131万人ほどの人々が桜に酔いしれるため訪れます。この時期のライトアップは必見です！

高田公園を南北に走る「さくらロード」。満開時期には頭上まで桜でいっぱいになり、桜並木がまるでさくらのトンネルのよう！美しさのあまり足が止まってしまうことでしょう。

「さくらロード」を抜けると、そこには美しくライトアップされた「高田城三重櫓」と美しく咲き乱れる桜がお堀の水面に映し出され、見る者全てを惹きつけます。その美しさに圧巻され言葉を失うことでしょう。

4月と言えども、新潟の4月はまだまだ寒い時期です。夜桜を楽しむためにも温かい服装でお出かけ下さいね。

お祭りのもうひとつの楽しみは、何といっても「食」ですよね！「高田城百万人観桜会」では、露店がなんと約300店も出店するので、何を食べようか目移りしてしまうほど！新潟名物やB級グルメも多数出店しているので旅気分はさらに盛り上がります。

新潟名物「ポッポ焼き」の出店もあります。もちもちとした食感と黒砂糖の素朴な風味を桜を見ながら味わってみましょう。

千葉県船橋市の「ふなっしー」がチョコバナナで参戦！さすが露店約300店だけあり、様々な出店が楽しめます！

桜の季節が終わる頃、極楽橋から高田城三重櫓へかけて「アジサイ」が見ごろの時期がやってきます。アジサイは「満開よりも咲き始めが美しい。晴天よりも雨空が美しい」と言われています。さて、どの時期のアジサイを見に行きましょうか。

「アジサイ」が終わると次は「ハス」です！外堀のほとんどを埋め尽くすほどの高田公園のハスは、規模と美しさ共に東洋一といわれています。見ごろは7月下旬から8月中旬で、毎年「上越はすまつり」が催されています。

秋には色とりどりの紅葉がお堀の周りを埋め尽くし訪れる人々を楽しませてくれます。高田城三重櫓から公園全体を見渡してみてはいかがでしょうか。

雪の季節には、約2000個の灯火が幻想的にゆれる「高田城雪行燈めぐり」が催されます。期間中は、ふるまい甘酒やとん汁、おぼろ汁販売などもあります。ゆらゆら揺れる雪行燈の明かりは幻想的で心温まります。

電車の場合は、JR信越本線「高田駅」より徒歩約20分。ただし、有料ですが「高田城百万人観桜会」開催期間中の金・土・日曜はシャトルバスの運行があります。

車の場合、上信越道「上越高田IC」より市内方面へ約10分、北陸道「上越IC」より市内方面へ約10分。駐車場は公園周辺にありますが、観桜会会期中は会場内にマイカー用の駐車場がないため会場周辺の臨時駐車場を利用してください。臨時駐車場から有料シャトルバスが運行されています。

高田公園を彩る4000本の桜に3000個の灯かり。ライトアップされた高田城三重櫓とサクラロード。約300もの露店！その規模の大きさ通り、大きな感動を残してくれることでしょう。