坊ちゃんゆかりの地・愛媛の「道後温泉」で日本最古の温泉を堪能

日本三古湯のひとつと言われている四国・愛媛県松山市の「道後温泉」。夏目漱石の小説「坊ちゃん」や、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の舞台となり、愛媛県を代表する観光スポットとして有名です。今回は道後温泉の入り方や楽しみ方、魅力を紹介します。道後温泉本館の前から、連なる商店街「道後ハイカラ通り」にも注目です。

足を傷つけてしまった白鷺がお湯で怪我を治す様子から人の世に広まった…という伝説を持つ「道後温泉」は、3000年もの長い間その湯量を保ち続けています。活気のある温泉街には今日でも多くの人々が訪れ、あたたかなお湯と歴史を堪能しています。

1・空腹状態、満腹状態で温泉に入らない（湯あたりを避けるため）
2・かけ湯をしてから湯船に入る（爪先・指先からゆっくりと）
3・温泉に入った後はあまり身体を流し過ぎない（温泉の薬効成分が流れてしまう）

これらのことを守ることで、身体に優しく温泉を堪能することができるでしょう！ただし、敏感肌の人は入浴後に軽くシャワーで温泉成分を流しておく方が良い場合もあるようです。正しい入り方を守って、最大限に効果を味わいましょう。

「日本書紀」「源氏物語」など多くの書籍、文献に登場してきた道後温泉。長きに渡って愛されてきたことが分かりますね。近代文学の中では、やはり夏目漱石による著作「坊ちゃん」が有名でしょう。

深い歴史が息づくこの街で、漱石は名作を記したのですね。
日本伝統の美しい建物なども眺めながら、書籍の主人公になった気分で旅しましょう！

明治時代から変わらぬ姿を残す「道後温泉本館」では、漱石ゆかりの部屋である「坊ちゃんの間」が見学可能！

また、道後温泉本館ではいわゆる立ち寄り湯を楽しむことができます！休憩場のついた「二階席」「三階席」「三階個室」を利用することで、浴衣やお茶菓子などのサービスを受けることも可能です。温泉であたたまった後は、のんびりと一服して行きましょう♪

大きなアーチをくぐれば、その先には大規模な商店街！美味しいものを売っているお店も多いんですよ。旅行のお土産を買うにも最適です。

ハイカラ通り沿いには、上記でご紹介した道後温泉本館の姉妹館とも言える「椿の湯」もあります。よりリーズナブルに温泉を楽しむならこちらもオススメ。

道後温泉の名物スポットで、道後温泉駅のすぐ近くです。一時間ごとに動くカラクリがとても楽しいですよ！傍らにはあたたかい足湯もあります。このスポット周辺は、道後温泉ならではとも言える情緒を感じさせますので、ぶらっとしてみるのも楽しいでしょう。

道後温泉街はとても大規模ですから、色々と見てまわるだけでも楽しめます。気ままにあちこち歩きましょう！

折角の旅行！やっぱり食べや買い物も楽しみたいですよね。そこで、ちょっと立ち寄って美味しいものを味わえて、かつお土産選びも楽しめるお店をピックアップしてみました♪

愛媛は甘くて美味しいみかんの産地！ということで、まずはこちら「みかんの木」をオススメ。さわやかな風味がいっぱいのみかんやいよかんなどの柑橘系の商品を味わいましょう！

散策のおともには、みかんのさわやかな風味がそのまま活きた「みかんジュース」や「ジェラート」がオススメ！温泉であたたまった身体をほどよくクールダウンさせてくれます。

店内のカフェスペースでほっと一息。香り高いお茶や上品な味の和菓子を楽しめます。
なめらかに練られたあんがたっぷりで甘さ控えめが嬉しい「山田屋まんじゅう」は、お土産としても人気の逸品です。

むっちりとした食感が楽しい「ぬれおかき」や、「おせんべい」を味わえるお店。どれもできたて＆ボリュームがあります。1本・一枚から購入できますよ。食べ歩きはもちろん、店内にあるイートインスペースでくつろいで行くことも可能です。
袋入りのおかき、おせんべいもふんだんに取り揃えられています。

道後温泉での入浴の仕方は他の温泉とはちょっと違いますが、是非1度訪れてみることをおすすめします。美しい街と温泉をたっぷりとエンジョイしましょう♪