呑兵衛の聖地「立石」で絶品グルメ&はしご酒！人気店6選

ルールや、しきたりのないもつ焼き屋さん。気がねなく入ることができ、店員に怒られることもありません。メニューもわかりやすいので、立石初心者にオススメです。こちらのお店は、もつ焼きがメインですが、お刺身もあるので、あれこれ食べたい、という欲ばりさんにはうれしい。

定番のもつ焼きはシロ、レバ、ハツ、軟骨、タン、ガツ、アカミ肉、アブラと充実のラインナップ。いずれも大串で一串100円程度なのが、人気の理由。独特なのが「ほぐし」。これは、もつ焼きの串を外してネギをたっぷりかけたメニュー。お酢と醤油をかけてどうぞ。ひと口ずつ食べたいおつまみにぴったりです。常連になると、注文時に好みの焼き加減や薬味のトッピングがお願いできますよ。

外観は、練り物屋さんのイートインスペースかと思いきや、独創性を感じさせてくれるおでん居酒屋。人気の筆頭は「トマトおでん」。トマトをまるごとおでんつゆのなかで煮た逸品。そのほか「おじん(おでん＋おじや)」、「うでん(おでん＋うどん)」といったユニークなメニューも。そして特筆したいのがそのおでんつゆ。透明感のあるつゆを維持するには、沸騰させてはいけないので至難のワザ。その味わいは、和風ポトフといえるかもしれません。

全国には鳥料理で有名なお店がたくさんありますが、全国的に見ても、こちらはそうしたお店よりも断然リーズナブルで絶品の鳥料理が味わえます。シンプルでありながら、鳥の旨味がじゅわっとあふれ出る、でっかい丸鶏の唐揚げが人気。

ちなみにこちらのお店は、長らく取材拒否のお店として有名でした。鳥のから揚げは、衣のない素揚げタイプ。シンプルな味付けでこれだけおいしく鳥が食べられるのはうれしい。初来店でドリンク以外にあれこれ注文するのはあまりおすすめしません。なにしろ、鶏の半身のから揚げです。ボリュームがありますのですぐお腹いっぱいになってしまいます。お店をハシゴしよう、と思っている人はこの一品で終わらせるのがいいかも。とはいうものの、おいしそうなメニューがいろいろあるので試してみたくなります。

回転寿司のお値段で、本格握りずしが食べられる人気のお店です。ただし、立ち食いです。さらにお箸もありません。お寿司は、手でいただきます。ネタは厚切り、ご飯もちょっと大きめ。一貫90円からという激安ですが、お腹がすぐにいっぱいなります。さっと入って、さくっと食べて店を出る、というかつての江戸前寿司スタイルで立ち寄りたいお店です。

店舗の半分が惣菜店、半分が飲食スペースとなっているユニークなお店です。もともとはお肉屋さんだったそうで、肉メニューがおいしいと評判。お惣菜のほか、お弁当を販売していますが、飲食スペースでお惣菜をいただきます。

壁にずらり貼られたメニューの数々。ふつうの定食屋さん顔負けです。
それにしても驚くほどの激安価格、このおいしさ。まさに“無言の誠意”にあふれたお店といえるかもしれませんね。

立石はしご酒を楽しんだ後、シメの店で利用する人が多いお店です(もちろん、シメでなくてもいいんですよ)。こちらは、餃子が自慢のお店。焼餃子、水餃子などが提供されています。好きな人は、焼き・水餃子の両方を注文しているほど。おすすめは水餃子です。注文を受けてから餃子を包むというスタイルなので、皮が厚めでありながら、もちもちぷりぷり。水餃子はスープに浮かべたタイプではなく、茹でたてが提供されます。裏メニューとして水餃子のパクチーのせがあるようです。パクチー好きの人は頼んでみては。

水餃子も焼餃子も人気ですが、もう一つの人気餃子が「焼きニラ餃子」。ニラの風味、食感が豊かで、胃袋がもう一つ欲しくなるうまさです。