長い長～い石段を登ると現れる！香川の金刀比羅宮（こんぴらさん）

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古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている海の神様を奉る金刀比羅宮（ことひらぐう）がある山です。映画のロケ地としても頻繁に利用されている、香川県の人気観光地となっています。県外の観光客はもちろん、長く地元の方々からも愛されている場所です。

出典：翔心さんの投稿

本宮まで785段もの石階段が続きます。そう、金刀比羅宮には、この階段を昇らなければたどり着くことはできません。とはいえ、ここは参道なので、両脇にはたくさんのお店が建ち並びます。

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徐々に標高が高くなり、景色も良くなっていきます。お店や麓の景色を楽しみながら、ゆっくり上がっていけば、そんなに苦しくないかもしれませんね。お茶屋さんなどもあるので、休憩を取りながら本道へ向かう楽しみが、金毘羅山の魅力の一つです。

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こちらが大門です。水戸光国の兄にあたる松平頼重から寄贈されたものと伝わる由緒正しいものです。ここをゴールと思われる方も多いのですが、まだまだ先があります。

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大門をぐくった先には、本堂に向かうための道が続いています。ちなみに、この両脇のお店は一般的な出店ではありません。「五人百姓」といい、特別に許可された5組なのです。

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本堂間近になると階段も一気に急になります。途中途中で休んで振り返ると、最初の頃とはまったく違う、山深い風景が広がっているので、その様子も金毘羅山の見所の一つです。

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急な石の階段をのぼりきったあと、ようやく出会えたるのが御本宮です。きつい思いをしてたどり着いたときの達成感が強いと、リピーターが多いのも頷ける立派な造りです。

出典：OSAMU αさんの投稿

金刀比羅宮は航海安全祈願の信仰を集めている神社。三穂津姫社の南側にある、絵馬が飾られている絵馬殿には船の絵馬が多くみられます。特に貴重なものは日本初の絵馬ギャラリーである「金比羅絵馬館」に展示されています。

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「幸せの黄色いお守り」とは、この金刀比羅宮の御本宮でしか買えないお守りです。到達の記念に、このお守りを購入していく人が多いのです。下山の前に一つ購入してみてはいかがでしょうか。

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こちらの、こんぴら温泉「琴参閣」では宿泊客だけではなく、日帰り温泉としても利用することができます。琴平駅のすぐ近くにあるので、金刀比羅宮を詣でた後、汗を流すのに立ち寄ってみるのも良いでしょう。

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金毘羅山へ行くには、車やバスの他に、高松市内から電車を使うこともできます。時間が読みやすいので、電車でいく場合は2パターン。JR高松駅から琴平駅まで行く方法と、通称“コトデン”と呼ばれる、琴平電鉄です。コトデンの琴平駅は瓦屋根の趣ある造り。駅舎見学もあわせて楽しめます。

出典：うどんが主食さんの投稿

こんぴらの水と瀬戸内の塩を使って、すべて店内で作っているこちらのお店。こんぴらさん参道沿いにあるので、とても行きやすい場所にあります。鰹節がたっぷり乗った醤油うどんが人気です。うどんと醤油がよく絡んでおいしいと評判です。

出典：shica1007さんの投稿

琴平駅の隣である榎井（えない）駅にあるカレーうどんが人気のお店です。野菜が溶けるほどによく煮込まれた甘めのカレーと、コシのあるうどんの相性はバグツンです。モチモチの食感がくせになる味です。

出典：焼肉姉妹さんの投稿

「和三盆」と嫁入り「おいり」を合わせたソフトクリームを売っているお店です。おいりとソフトクリームを一緒に食べると、すべてが一緒に溶けておいしいとネット上で大評判となっています。

出典：立花立夏さんの投稿

こんぴら宮の、かなり奥まったところにこんなパフェを食べられるカフェがあります。なんと資生堂パーラーが運営しているレストランなのです。食事のほかに、スイーツもおいてあります。参拝後に疲れた身体を、甘いもので癒してみてはいかがでしょうか。

出典：羽晴琉さんの投稿

こんぴらさんから見える景色

出典：Photodesiさんの投稿

体力に自信のない人には特に急な365段までの登山かごがあります